島田宏之 医師 (しまだひろゆき)

日本大学病院

東京都千代田区神田駿河台1-6

  • アイセンター(眼科)
  • センター長・教授

眼科

専門

網膜硝子体手術、黄斑手術

島田宏之

島田宏之医師は、網膜硝子体の基礎的、臨床的研究を主に行っている。2004年、日本大学医学部に低侵襲硝子体手術を導入し、その研究業績に対し第65回同窓会学術奨励賞「25G器具を用いた低侵襲・硝子体手術」を受賞。また、長年、硝子体手術によって得られた新生血管を臨床病理組織学的に検討し続け、2006年には「新生血管黄斑症における脈絡膜新生血管の臨床病理」により、日本大学学術研究助成金の交付を受けた。日本でいち早く、2005年から「25G器具を用いた低侵襲・日帰り硝子体手術」を開始している。最近では、「27G器具を用いた低侵襲・日帰り硝子体手術」にも取り組み、これまで約1,000件の日帰り硝子体手術の実績がある。現在は、眼科手術の最も重篤な合併症である「術後眼内炎の予防と治療」について積極的に取り組んでいる。特に「術後眼内炎の予防」の研究は、世界的に高く評価されている。

診療内容

日本人の失明原因第4位が加齢黄斑変性である。加齢黄斑変性とは、加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、黄斑が萎縮する『萎縮型』と網膜の下に新生血管ができる『滲出型』に分類される。萎縮型は今のところ治療法がないが、滲出型はレーザーや手術、注射など各種の治療法が開発されており、視力の保持が可能となっていている。原因には、動物性たんぱく質が中心となった食生活の欧米化、喫煙、紫外線、ブルーライトの光線の影響などが主な要因として報告されている。
検査は、視力検査・アムスラー検査・眼底検査・造影検査・光干渉断層計検査などの詳しい検査を行い診断する。

日本大学病院眼科アイセンターは、2014年にリニューアルし、眼科領域の中でも特に網膜・硝子体疾患の診断と治療に力を入れている。2015年の抗VEGF療法実施数(抗新生血管薬・硝子体内注射数)は6791件と国内トップを誇る。網膜剥離、黄斑円孔、網膜上膜、糖尿病網膜症などの網膜硝子体手術を得意とし、最新の医療設備を使用して低侵襲の手術を行っている。一般外来担当医は、全員が網膜・硝子体疾患の専門知識を持っており、網膜・硝子体疾患の専門外来は毎日行っている。

医師プロフィール

1978年 日本大学医学部卒業
1982年 日本大学大学院修了
1982年 日本大学医学部助手
1988-89年 アメリカ合衆国Bascom Palmer眼研究所留学
1991年 日本大学講師
2005年 日本大学助教授
2007年 日本大学診療教授
2012年 日本大学医学部視覚科学系眼科学分野 教授
2014年 Club Jules Gonin会員