胃アニサキス症〔いあにさきすしょう〕
イカやサバを生食することにより、寄生しているアニサキスという寄生虫の幼虫が胃の中に入り、胃の粘膜に侵入して急性炎症をひき起こし、強烈な上腹部痛を生じます。食べ物に思いあたる場合は、内視鏡検査をおこなって内視鏡下に鉗子(かんし)で虫体を摘出します。
虫体の摘出によって痛みは急速によくなります。衛生状況のよくない環境でのイカやサバの生食には注意しなければなりません。
【参照】寄生虫病:アニサキス症
虫体の摘出によって痛みは急速によくなります。衛生状況のよくない環境でのイカやサバの生食には注意しなければなりません。
【参照】寄生虫病:アニサキス症
(執筆・監修:順天堂大学大学院医学研究科 教授〔食道胃外科〕 梶山 美明)
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