関節リウマチ性肘関節炎〔かんせつりうまちせいひじ(ちゅう)かんせつえん〕
リウマチのタイプのうち、多関節破壊型(more erosive subset:MES)やムチランス型(mutilating disease:MUD)でみられ、多くは左右両側に生じます。関節の疼痛(とうつう)、熱感、腫脹などの関節炎の症状がみられ、進行するとひじの可動域が制限されたり、逆に骨吸収(骨からカルシウムが溶け出すこと)により関節が弛緩し、ぐらぐらする状態となることもあります。
リウマチの症状としてひじの障害が生じているため、リウマチの全身的な治療をおこなうことが重要です。ひじの関節炎症状が軽ければ、サポーターや装具などによる治療をおこないます。
手術治療は、リウマチによる滑膜の増殖があっても関節破壊が少なければ滑膜を切除する手術、進行していれば人工関節置換の手術となります。
【参照】リウマチと膠原病:関節リウマチ
リウマチの症状としてひじの障害が生じているため、リウマチの全身的な治療をおこなうことが重要です。ひじの関節炎症状が軽ければ、サポーターや装具などによる治療をおこないます。
手術治療は、リウマチによる滑膜の増殖があっても関節破壊が少なければ滑膜を切除する手術、進行していれば人工関節置換の手術となります。
【参照】リウマチと膠原病:関節リウマチ
(執筆・監修:東京都立広尾病院 院長 田尻 康人)
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