オスグッド・シュラッター病〔おすぐっど・しゅらったーびょう〕
成長期特有のスポーツ障害で、筋収縮によるくり返しの牽引(けんいん)ストレスが成長軟骨にかかってひき起こされる、いわゆる“使いすぎ症候群”です。“成長痛”といわれるもので、ピークは13歳ごろです。
症状は、スポーツ後の脛骨粗面(けいこつそめん:膝下前面の突出部)の痛み、はれ、骨性の隆起などで、診断は容易ですが、骨腫瘍の好発部位と一致するためスポーツ専門医の受診が必要です。
[治療]
運動の質と量の軽減または休止、十分なストレッチ、スポーツ終了後の入念なアイシング(患部を冷やす)が必要です。さらに、ひざバンド(オスグッドバンド:ひざ専用のサポーター)も痛みの軽減に有効です。遊離骨片の形成や骨性隆起のために疼痛が遺残する場合には、手術的に切除する場合があります。
症状は、スポーツ後の脛骨粗面(けいこつそめん:膝下前面の突出部)の痛み、はれ、骨性の隆起などで、診断は容易ですが、骨腫瘍の好発部位と一致するためスポーツ専門医の受診が必要です。
[治療]
運動の質と量の軽減または休止、十分なストレッチ、スポーツ終了後の入念なアイシング(患部を冷やす)が必要です。さらに、ひざバンド(オスグッドバンド:ひざ専用のサポーター)も痛みの軽減に有効です。遊離骨片の形成や骨性隆起のために疼痛が遺残する場合には、手術的に切除する場合があります。
(執筆・監修:東京逓信病院整形外科 部長 平岡 久忠)
他の病気について調べる
関連トピックス
-
治療・予防 2020/12/12 05:00
成長期に多いスポーツ選手の膝痛 オスグッド病の予防と治療(東京大学医学部付属病院整形外科・脊椎外科 武冨修治講師)
-
病名から医師を探す
「ドクターズガイド」はこちら » - 外科に所属する医師はこちら »
- 整形外科に所属する医師はこちら »
- 総合診療科に所属する医師はこちら »
- 感染症科に所属する医師はこちら »
- リウマチ科に所属する医師はこちら »
- 形成外科に所属する医師はこちら »
- 脳神経外科に所属する医師はこちら »
- 神経内科に所属する医師はこちら »