平岡久忠 医師 (ひらおかひさただ)

東京逓信病院

東京都千代田区富士見2-14-23

  • 整形外科
  • 院長補佐
  • 部長

整形外科

専門

膝関節外科、関節鏡手術、スポーツ障害

平岡久忠

平岡久忠医師は、30年以上にわたり、スポーツ医学、膝関節外科の研究、診療に携わり、前十字靭帯(ACL)損傷など膝を傷めたアスリートからの信頼も厚い。スポーツ障害のみならず、膝疾患、外傷に対して、筋力強化を中心とした保存療法と手術的治療を、患者一人ひとりの状態や希望に寄り添いながら行うように心がけている。手術療法としては関節鏡視下ACL再建術や半月板縫合術、膝蓋骨脱臼に対する靭帯再建術、変形性膝関節症に対する骨切り術、人工関節置換術などを数多く手がけている。ACL再建術においては移植腱の血流早期再開と関節位置覚の温存を目的としたレムナント温存手術を、膝蓋骨脱臼については解剖学的靭帯再建を目指した膝蓋大腿靭帯と四頭筋腱大腿靭帯の同時再建など、新たな手法を用いて術後の早期機能回復を図っている。

医師プロフィール

1987年 愛媛大学医学部医学科卒業、東京大学整形外科入局
1992年 関東労災病院スポーツ整形外科
1994年 東京大学整形外科 助手
1995年 カナダアルバータ州立カルガリー大学
       McCaig Musculoskeletal Research Center留学(2年間)
2000年 東京大学整形外科 助手、膝関節診チーフ
2004年9月 埼玉医科大学総合医療センター整形外科 講師
2009年4月 同准教授
2016年4月 東京逓信病院整形外科 主任医長
2019年4月 同部長
2021年4月 同院長補佐

所属学会

日本整形外科学会整形外科専門医、日本膝関節学会関節鏡技術認定医・評議員、日本スポーツ整形外科学会代議員、日本臨床スポーツ医学会

主な著書

『膝関節鏡技術認定・公式トレーニングテキスト』関節鏡と手術器械,2020年,南江堂
『運動器リハビリテーションクルズス』膝靱帯損傷,2008年,南江堂
『最新整形外科学大系 17 膝関節・大腿』偽痛風とピロリン酸カルシウム結晶沈着症,2006年,中山書店
『整形外科手術クルズス 改訂第2版』高位脛骨骨きり術/モザイクプラスティー,2006年,南江堂
『変形性膝関節症の保存的治療ガイドブック』膝OAの診断(問診,理学所見),2005年,メディカルレビュー社
『整形外科クルズス 改訂第4版』関節のバイオメカニクス/靭帯,2003年,南江堂

医師発信欄

東京逓信病院ホームページ
関節鏡・スポーツセンター 膝前十字靭帯の損傷と治療
:https://www.hospital.japanpost.jp/tokyo/shinryo/seikei/acl2016.html
変形性膝関節症に対する治療
:https://www.hospital.japanpost.jp/tokyo/shinryo/seikei/oa.html
膝離断性骨軟骨炎、関節軟骨損傷に対する治療
:https://www.hospital.japanpost.jp/tokyo/shinryo/seikei/ocd.html
膝人工関節・骨切り外来 膝骨切り術について
:https://www.hospital.japanpost.jp/tokyo/shinryo/seikei/owhto.html
(更新日:2024年4月23日)

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