【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)は24日、中国の医療機器市場に関する調査を開始したと発表した。中国が公共調達の際、自国企業を優遇する措置を取っている疑いがあるという。EUは、公平な市場を目指す目的で中国企業を標的にした調査を相次いで実施しており、両者の対立が深まる恐れがある。
 対象となるのは医療器具や装置、人工呼吸機器などで、EU欧州委員会は中国政府からの情報を踏まえ、9カ月以内に結論を出す。中国によってEU企業が不利な状況に置かれていると判断した場合、EU域内の公共事業で中国企業の入札を制限する可能性がある。
 EUは、中国政府の政策や商習慣がEU企業の市場参入を「繰り返し妨げている」と懸念を示した。 (C)時事通信社