ハンセン病隔離政策で差別を受けた元患者家族に最大180万円を支給する補償法について、補償金の請求期限を5年間延長する改正案が12日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。これにより、請求期限は2029年11月21日までとなる。
 厚生労働省は当初、支給対象を約2万4000人と試算していたが、今年5月10日までの申請者は8438人、認定されたのは8184人にとどまっている。 (C)時事通信社