キヤノンは3日、アイルランドの医療機器メーカー、メドトロニックの日本法人などと共に、現実の映像にCG(コンピューターグラフィックス)を重ねて表示する複合現実(MR)で肺の構造を観察できるシステムを開発したと発表した。今月上旬から、医療従事者向けに提供する。実寸大の3D画像で組織構造への理解を深め、医療現場のトレーニングの質向上につなげる。 (C)時事通信社