日本生命保険と保育事業大手のライクは14日、資本業務提携したと発表した。日本生命がライク株式の約3%を約8億円で取得し、両社で保育所の業務改善システムを開発・販売する。保育業界では人手不足やIT化の遅れが深刻で、両社はシステムの外販などを通じて負担軽減や業務効率化につなげる。
 ライクは、園児や職員の情報管理などができる保育所経営支援システムを手掛ける。まずは年度内にこのシステムを日本生命傘下のニチイ学館が運営する保育所に導入。実証実験を行った上でシステムを改修し、来年度中にも全国の保育所へ販売を始める。 (C)時事通信社