LIBERTY試験の新たな事後解析結果を発表=韓国セルトリオン〔BW〕
【ビジネスワイヤ】韓国のバイオ製薬会社セルトリオンは、第20回欧州クローン病・大腸炎学会(ECCO)において、LIBERTY試験の事後解析結果を発表した。皮下投与インフリキシマブを使用した同解析では、潰瘍性大腸炎(UC)について54週時点で内視鏡的・組織学的寛解が有意に改善し、クローン病(CD)について全病変部位で臨床的寛解率・内視鏡的反応率が向上した。反応喪失後は用量増量でUC、CDともに迅速な再寛解が得られ、早期回復患者では血清薬物濃度が上昇した。CD患者は抗薬物抗体が発生したにもかかわらず、102週時点まで薬剤持続性が維持され、その有効性が確認された。(C)時事通信社
(2025/03/04 10:56)