ケトジェニック食で双極性障害の症状改善の可能性=米バズーキ・グループ〔BW〕
【ビジネスワイヤ】米バズーキ・グループ(Baszucki・Group)は、同社が支援する欧州初の研究により、ケトジェニック食が双極性障害の症状改善に寄与する可能性を示したことを発表した。この研究では、磁気共鳴分光法(MRS)を用いた脳代謝の分析を通じ、興奮性神経伝達物質の減少や気分・やる気・不安の改善が確認された。参加者の91%が血中ケトン体の増加を示し、体重減少、BMIや血圧の改善も報告された。この成果は、ケトジェニック食が双極性障害やその薬物療法に伴う代謝健康リスクを軽減し、寿命短縮のリスクを緩和する可能性を示唆している。(C)時事通信社
(2025/03/12 09:36)