免疫療法の有害事象の指標としたAnti-Integrin αvβ6自己抗体検出に関わるライセンス契約締結のお知らせ
(株)医学生物学研究所
JSR株式会社のライフサイエンス事業のグループ企業である株式会社医学生物学研究所(取締役社長 伊藤 浩毅)は、京都大学ならびに近畿大学と、免疫関連有害事象 (以下、irAE) 腸炎の指標としたAnti-Integrin αvβ6自己抗体の検出に関する特許ライセンス契約(独占型)を締結したことをお知らせいたします。
これまでに当社は、京都大学と、潰瘍性大腸炎および原発性硬化性胆管炎の指標としたAnti-Integrin αvβ6自己抗体の検出に関わる特許ライセンス契約(独占型)を、2022年4月に締結していますが、この度、オンコロジー領域における免疫療法の臨床普及等を鑑み、irAE腸炎の指標としたAnti-Integrin αvβ6自己抗体の検出に関しても、独占的特許ライセンス契約を締結することになりました。
この契約に基づき今回当社が受ける権利は、京都大学と近畿大学が現在出願中の、以下の対象出願に関するものになります。
【対象の特許出願】
国際出願番号:PCT/JP2023/037734
発明の名称 :免疫関連有害事象腸炎の検査方法
出願人 :国立大学法人京都大学、学校法人近畿大学
当社は、この特許(現在出願中)の実施許諾を受けて、製品の製造・販売を、単独または再実施の許諾により行います。
なお、Anti-Integrin αvβ6自己抗体を測定する研究用試薬を2022年4月に販売開始しております。詳しくは下記URLをご参照ください。
製品詳細情報 :https://ivd.mbl.co.jp/diagnostics/search/detail/?cd=5288&utm_medium=prtimes&utm_source=&utm_campaign=20240513
ご注文・お問い合わせ:https://ivd.mbl.co.jp/diagnostics/inq/?utm_medium=prtimes&utm_source=&utm_campaign=20240513
Anti-Integrin αvβ6自己抗体について
Anti-Integrin αvβ6自己抗体はIntegrin αvβ6に対する自己抗体です。Integrinは細胞外マトリックスへ結合することで細胞接着を担う細胞表面受容体であり、このうち腸管上皮に発現するIntegrin αvβ6は炎症抑制および病原体と寄生虫の感染予防に関わっています。
irAE腸炎について
irAE腸炎とは免疫チェックポイント阻害剤の投与に関連して引き起こされる一般的な有害事象であり、炎症性腸疾患との類似が指摘されています。
免疫チェックポイント阻害剤は免疫ががん細胞を攻撃する力を保つ薬です。しかし、がんに対する免疫だけでなく免疫全般を過剰に活性化するため、自分自身を攻撃してしまう自己免疫疾患を引き起こす可能性があります。
<製品情報>
【研究用試薬】
製品名:Anti-Integrin αvβ6 ELISA Kit
Code No.:5288
希望納入価格 (税別) :90,000円
包装単位:96 ウェル
貯蔵方法: 2~8℃
有効期間: 24カ月
※本品は研究用試薬です。診断その他の医療上の目的で使用しないでください。
本リリースに関するお問い合わせ
株式会社医学生物学研究所
本社所在地 〒105-0012 東京都港区芝大門2丁目11番8号 住友不動産芝大門二丁目ビル
電話 03-6684-6860(代表)
お問い合わせフォーム:https://ivd.mbl.co.jp/diagnostics/inq/?utm_medium=prtimes&utm_source=&utm_campaign=20240513
【株式会社医学生物学研究所について】
1969 年に日本で最初の抗体メーカーとして設立され、現在では、免疫学的領域のみならず、遺伝子診断の領域にも事業を拡大して、臨床検査薬及び基礎研究用試薬の研究・開発・製造・販売を行っています。
臨床検査薬事業では、自己免疫疾患、がん、感染症等の検査薬の開発・販売を行っています。自己抗体診断分野では日本国内トップメーカーとして製品ラインナップの充実を図り、難治性疾患の多い当該分野の医療に貢献しています。がん診断分野では医薬品の効果を予測するコンパニオン診断薬を開発し、個別化医療に貢献しています。
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JSR株式会社のライフサイエンス事業のグループ企業である株式会社医学生物学研究所(取締役社長 伊藤 浩毅)は、京都大学ならびに近畿大学と、免疫関連有害事象 (以下、irAE) 腸炎の指標としたAnti-Integrin αvβ6自己抗体の検出に関する特許ライセンス契約(独占型)を締結したことをお知らせいたします。
これまでに当社は、京都大学と、潰瘍性大腸炎および原発性硬化性胆管炎の指標としたAnti-Integrin αvβ6自己抗体の検出に関わる特許ライセンス契約(独占型)を、2022年4月に締結していますが、この度、オンコロジー領域における免疫療法の臨床普及等を鑑み、irAE腸炎の指標としたAnti-Integrin αvβ6自己抗体の検出に関しても、独占的特許ライセンス契約を締結することになりました。
この契約に基づき今回当社が受ける権利は、京都大学と近畿大学が現在出願中の、以下の対象出願に関するものになります。
【対象の特許出願】
国際出願番号:PCT/JP2023/037734
発明の名称 :免疫関連有害事象腸炎の検査方法
出願人 :国立大学法人京都大学、学校法人近畿大学
当社は、この特許(現在出願中)の実施許諾を受けて、製品の製造・販売を、単独または再実施の許諾により行います。
なお、Anti-Integrin αvβ6自己抗体を測定する研究用試薬を2022年4月に販売開始しております。詳しくは下記URLをご参照ください。
製品詳細情報 :https://ivd.mbl.co.jp/diagnostics/search/detail/?cd=5288&utm_medium=prtimes&utm_source=&utm_campaign=20240513
ご注文・お問い合わせ:https://ivd.mbl.co.jp/diagnostics/inq/?utm_medium=prtimes&utm_source=&utm_campaign=20240513
Anti-Integrin αvβ6自己抗体について
Anti-Integrin αvβ6自己抗体はIntegrin αvβ6に対する自己抗体です。Integrinは細胞外マトリックスへ結合することで細胞接着を担う細胞表面受容体であり、このうち腸管上皮に発現するIntegrin αvβ6は炎症抑制および病原体と寄生虫の感染予防に関わっています。
irAE腸炎について
irAE腸炎とは免疫チェックポイント阻害剤の投与に関連して引き起こされる一般的な有害事象であり、炎症性腸疾患との類似が指摘されています。
免疫チェックポイント阻害剤は免疫ががん細胞を攻撃する力を保つ薬です。しかし、がんに対する免疫だけでなく免疫全般を過剰に活性化するため、自分自身を攻撃してしまう自己免疫疾患を引き起こす可能性があります。
<製品情報>
【研究用試薬】
製品名:Anti-Integrin αvβ6 ELISA Kit
Code No.:5288
希望納入価格 (税別) :90,000円
包装単位:96 ウェル
貯蔵方法: 2~8℃
有効期間: 24カ月
※本品は研究用試薬です。診断その他の医療上の目的で使用しないでください。
本リリースに関するお問い合わせ
株式会社医学生物学研究所
本社所在地 〒105-0012 東京都港区芝大門2丁目11番8号 住友不動産芝大門二丁目ビル
電話 03-6684-6860(代表)
お問い合わせフォーム:https://ivd.mbl.co.jp/diagnostics/inq/?utm_medium=prtimes&utm_source=&utm_campaign=20240513
【株式会社医学生物学研究所について】
1969 年に日本で最初の抗体メーカーとして設立され、現在では、免疫学的領域のみならず、遺伝子診断の領域にも事業を拡大して、臨床検査薬及び基礎研究用試薬の研究・開発・製造・販売を行っています。
臨床検査薬事業では、自己免疫疾患、がん、感染症等の検査薬の開発・販売を行っています。自己抗体診断分野では日本国内トップメーカーとして製品ラインナップの充実を図り、難治性疾患の多い当該分野の医療に貢献しています。がん診断分野では医薬品の効果を予測するコンパニオン診断薬を開発し、個別化医療に貢献しています。
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(2024/05/13 10:00)
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