【株式会社 京鐘】京都の歴史・伝統をふまえた儀式「算賀の祝」発売開始
株式会社 京鐘
平安時代を起源とする長寿の儀式を再構築し、本年5月1日より受付を開始しました
皇室の菩提所・御寺 泉涌寺における人生儀式「算賀の祝」
「人生百年時代」といわれる現代、幸せな人生を送るために人は何よりも健康でなければなりません。そのために、体の健康だけではなく心の健康の大切さがあらためて再認識されています。
日本では人生の節目の儀式を通して神仏に感謝し、健康・長寿を願ってきました。初宮詣、成年(人)式、還暦や米寿などの算賀の祝(歳の祝)などです。これらはまさに心の面から健康をサポートしてきたといえましょう。
百十余年の歴史を有する京都の老舗呉服商発祥「京鐘」は、初宮詣から算賀の祝までの人生儀式を、歴史・伝統をふまえてお手伝いさせて頂いてきました。健康長寿を目指す現在にあっては、特に「算賀の祝」を通して伝統的人生儀式の素晴らしさ実感して頂きたいと思っております。
京鐘の「算賀の祝」
その歳に達したことを祝い、さらなる長寿を願う「算賀の祝」は、すでに奈良時代から行われていたことが『東大寺要録』などから知ることができます。また『源氏物語』の若菜上巻にも、光源氏の四十歳の算賀が盛大に執り行われたことが描かれています。古来の「算賀」を、専門の研究者による歴史考証を経て現代に再現したのが、京鐘の「京鐘算賀の祝」(商標登録第5041700号)の企画です。 由緒ある神社・仏閣で儀式を重んじ厳粛に執り行われる日本の伝統的結婚式・「和婚式」の先駆者として知られ、高い信頼を頂いている京鐘の経験を活かしてこそ可能となった儀式であります。
和婚式の先駆者・京鐘
人の一日、一年、一生
100歳の人生も、一日一日、そして一年一年の積み重ねからです。
古来、日本人は、一日の初めにあたって神仏に一日の平安を祈り、夕べには感謝を捧げて過ごしてきました。
また一年の初めには神仏を祀り初詣を行い、節分、桃の節供、春の彼岸、端午の節供、夏越の祓、お盆、秋の彼岸、秋祭り、年越の祓など、春夏秋冬の季節ごとに年中行事をとり行って、節目、節目に区切りをつけながら暮らしてきました。特に新年の行事は人生のリセットという意味合いが大きく、毎年の年の初めに原点回帰を行い、神仏から新たなお力を頂いて心も新たにスタートしたのでした。
『四季風俗図巻』部分(伝菱川師宣筆/江戸時代/東京国立博物館蔵/出典:ColBase〈https://colbase.nich.go.jp〉)
『四季風俗図巻』部分(伝菱川師宣筆/江戸時代/東京国立博物館蔵/出典:ColBase〈https://colbase.nich.go.jp〉)門松が飾られ万歳が舞う新年の光景が描かれています。
さらに一生の初めには産湯を使い、命名、初宮詣、お食い初め、成年式、婚礼など節目ごとに人生の儀式が行われ、幾度かの算賀(還暦、古希、米寿などの歳の祝)を重ね、最期には天寿を全うしての葬礼(実はその後の儀式もあるのですが)というように、人生の節目にも大切な儀式が行われたのでした。
こうして一日一日を大切にし、一年の節目ごとに年中行事を、一生の節目ごとに人生儀式(通過儀礼)を行うことによって、心身共に新たなスタートを図ってきたのが、日本の伝統的なあり方でした。
「丸に三引両と桔梗紋散蒔絵鉄漿箱」(京都国立博物館蔵/出典:ColBase〈https://colbase.nich.go.jp〉)
「丸に三引両と桔梗紋散蒔絵鉄漿箱」(京都国立博物館蔵/出典:ColBase〈https://colbase.nich.go.jp〉)
鉄漿は御歯黒のことで、御歯黒の道具とそれを収めた箱。御歯黒は成年式(成女式)を機に行われ、中世には女性だけではなく武士の間でも行われていました。
健康寿命
健康寿命が個人にとっても家族や社会にとっても、ますます重要になってきている現代です。このような毎年の儀式、人生の儀式も端的に言えば、神仏に祈り感謝し、健康で平安無事に暮らせることを願ってのものであると言っても過言ではありません。
現在と比べて医療の進んでいなかった時代では、健康長寿も神仏に祈ることが中心になっていたことは事実です。しかし家族や仲間と共に祈り共に祝うという神仏への信仰や伝統的儀式による充足感が、健康な心を作ってきたことも事実です。
正しい食事や運動が健康な身体をつくり、ありがたいという感謝の気持ちや祈り、儀式を通じた精神的な充足感などが、健康な心を作ってきたのです。健康には心・身の両面がありますが、心のあり方が身体の健康に与える影響が大きいことを現代の科学が明らかにしており(厚生労働省・e‐ヘルスネット「休養・こころの健康」等ご参照)、心の健康の大切さが、ますます認識されています。また高齢になるほど心の健康が大切になりますが(公益財団法人長寿科学振興財団「健康長寿ネット」・健康長寿とこころ等)、算賀の儀式はその意味でも有意義だと思われます。
古来、厄年、算賀(歳の祝)は段階的に設定され(数え年で40歳・42歳〈厄年〉・61歳〈還暦〉・70歳〈古希〉・77歳〈喜寿〉・80歳〈傘寿〉・88歳〈米寿〉・90歳〈卒寿〉・99歳〈白寿〉・100歳〈上寿〉)、精神性の高い儀式を通して心の健康を図ってきたのです。
アメリカ合衆国のプリンストン大学で行われてきた「地球意識プロジェクト」(人の意識が物体に与える影響の研究)なども、広義には心と身体の関係を示唆しているとも言えます。また心の在りようが身体に影響を及ぼすことを昔から「病は気から」と言われてきましたが、その仕組み(分子メカニズム)の具体的解明も北海道大学で行われています。
心を満たす人生儀式
人生儀式には、神仏への祈りや感謝による心の安心・平安だけではなく、他にも健康長寿に必要な心の充足があります。人生の日常という時間が流れるなかで、人生儀式は儀式という非日常の時空を通して精神的に新たな出発を感じることができます。
また人生儀式を通して多くの人々の祝福を受けることは、何にもまして心の糧となり、今後の励みにもなります。さらに算賀が年齢を決めて設定されていることから、人生を有意義に過ごすための目標設定ともなるという効果があります。
京鐘がお手伝いする人生儀式
このような人生儀式を、京鐘ならではの企画内容でご提供しております。
(1)神社仏閣での精神性の高い儀式
京鐘が提携させて頂いている各地の由緒ある社寺での儀式は、歴史と伝統に裏打ちされた高い精神性を感じて頂けます。
また歴史考証によって復元した、さまざまな儀式用品もご用意しております。
平安時代の算賀においては、鳩杖が贈られるようになりました。鳩は霊鳥で咽ない鳥とされ、高齢者が食事に際して喉を詰めないという安泰の象徴です。
(2)老舗呉服商ならではの衣裳
制服や特別な衣裳が心に大きな影響を与えることは、誰もが経験していることでしょう。京鐘生儀式用和服は、歴史的考証に基づいて仕立てられた逸品。大きな感動に包まれていただけます。
衣冠束帯装束・五衣唐衣裳装束
文官朝服・女官朝服
盛儀の装いとして、各種装束をご用意しております。
《京鐘 WEBサイト》
https://www.kyokane.co.jp
《提供写真》
この他にもご要望に応じて写真データをご用意いたします(印刷用の高解像度の写真もご用意させていただきます)。
《人生儀式の現場取材など》
実際の人生儀式(結婚式、算賀の祝など)の取材や、京鐘への取材のご要望は、下記にお申込み下さい。
■本件に関するお問合せ、取材のお申し込みは
株式会社 京鐘(本社/京都市左京区北白川西瀬ノ内町2)
E-mail : info@kyokane.co.jp
京鐘 京都本店
〒602-0898 京都府京都市上京区相国寺門前町647-1
TEL:075-411-1151/FAX:075-411-1153
京鐘 東京銀座
〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目10-16シグマ銀座ファースト9階
TEL:03-3248-2880/FAX:03-3248-2883
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平安時代を起源とする長寿の儀式を再構築し、本年5月1日より受付を開始しました
皇室の菩提所・御寺 泉涌寺における人生儀式「算賀の祝」
「人生百年時代」といわれる現代、幸せな人生を送るために人は何よりも健康でなければなりません。そのために、体の健康だけではなく心の健康の大切さがあらためて再認識されています。
日本では人生の節目の儀式を通して神仏に感謝し、健康・長寿を願ってきました。初宮詣、成年(人)式、還暦や米寿などの算賀の祝(歳の祝)などです。これらはまさに心の面から健康をサポートしてきたといえましょう。
百十余年の歴史を有する京都の老舗呉服商発祥「京鐘」は、初宮詣から算賀の祝までの人生儀式を、歴史・伝統をふまえてお手伝いさせて頂いてきました。健康長寿を目指す現在にあっては、特に「算賀の祝」を通して伝統的人生儀式の素晴らしさ実感して頂きたいと思っております。
京鐘の「算賀の祝」
その歳に達したことを祝い、さらなる長寿を願う「算賀の祝」は、すでに奈良時代から行われていたことが『東大寺要録』などから知ることができます。また『源氏物語』の若菜上巻にも、光源氏の四十歳の算賀が盛大に執り行われたことが描かれています。古来の「算賀」を、専門の研究者による歴史考証を経て現代に再現したのが、京鐘の「京鐘算賀の祝」(商標登録第5041700号)の企画です。 由緒ある神社・仏閣で儀式を重んじ厳粛に執り行われる日本の伝統的結婚式・「和婚式」の先駆者として知られ、高い信頼を頂いている京鐘の経験を活かしてこそ可能となった儀式であります。
和婚式の先駆者・京鐘
人の一日、一年、一生
100歳の人生も、一日一日、そして一年一年の積み重ねからです。
古来、日本人は、一日の初めにあたって神仏に一日の平安を祈り、夕べには感謝を捧げて過ごしてきました。
また一年の初めには神仏を祀り初詣を行い、節分、桃の節供、春の彼岸、端午の節供、夏越の祓、お盆、秋の彼岸、秋祭り、年越の祓など、春夏秋冬の季節ごとに年中行事をとり行って、節目、節目に区切りをつけながら暮らしてきました。特に新年の行事は人生のリセットという意味合いが大きく、毎年の年の初めに原点回帰を行い、神仏から新たなお力を頂いて心も新たにスタートしたのでした。
『四季風俗図巻』部分(伝菱川師宣筆/江戸時代/東京国立博物館蔵/出典:ColBase〈https://colbase.nich.go.jp〉)
『四季風俗図巻』部分(伝菱川師宣筆/江戸時代/東京国立博物館蔵/出典:ColBase〈https://colbase.nich.go.jp〉)門松が飾られ万歳が舞う新年の光景が描かれています。
さらに一生の初めには産湯を使い、命名、初宮詣、お食い初め、成年式、婚礼など節目ごとに人生の儀式が行われ、幾度かの算賀(還暦、古希、米寿などの歳の祝)を重ね、最期には天寿を全うしての葬礼(実はその後の儀式もあるのですが)というように、人生の節目にも大切な儀式が行われたのでした。
こうして一日一日を大切にし、一年の節目ごとに年中行事を、一生の節目ごとに人生儀式(通過儀礼)を行うことによって、心身共に新たなスタートを図ってきたのが、日本の伝統的なあり方でした。
「丸に三引両と桔梗紋散蒔絵鉄漿箱」(京都国立博物館蔵/出典:ColBase〈https://colbase.nich.go.jp〉)
「丸に三引両と桔梗紋散蒔絵鉄漿箱」(京都国立博物館蔵/出典:ColBase〈https://colbase.nich.go.jp〉)
鉄漿は御歯黒のことで、御歯黒の道具とそれを収めた箱。御歯黒は成年式(成女式)を機に行われ、中世には女性だけではなく武士の間でも行われていました。
健康寿命
健康寿命が個人にとっても家族や社会にとっても、ますます重要になってきている現代です。このような毎年の儀式、人生の儀式も端的に言えば、神仏に祈り感謝し、健康で平安無事に暮らせることを願ってのものであると言っても過言ではありません。
現在と比べて医療の進んでいなかった時代では、健康長寿も神仏に祈ることが中心になっていたことは事実です。しかし家族や仲間と共に祈り共に祝うという神仏への信仰や伝統的儀式による充足感が、健康な心を作ってきたことも事実です。
正しい食事や運動が健康な身体をつくり、ありがたいという感謝の気持ちや祈り、儀式を通じた精神的な充足感などが、健康な心を作ってきたのです。健康には心・身の両面がありますが、心のあり方が身体の健康に与える影響が大きいことを現代の科学が明らかにしており(厚生労働省・e‐ヘルスネット「休養・こころの健康」等ご参照)、心の健康の大切さが、ますます認識されています。また高齢になるほど心の健康が大切になりますが(公益財団法人長寿科学振興財団「健康長寿ネット」・健康長寿とこころ等)、算賀の儀式はその意味でも有意義だと思われます。
古来、厄年、算賀(歳の祝)は段階的に設定され(数え年で40歳・42歳〈厄年〉・61歳〈還暦〉・70歳〈古希〉・77歳〈喜寿〉・80歳〈傘寿〉・88歳〈米寿〉・90歳〈卒寿〉・99歳〈白寿〉・100歳〈上寿〉)、精神性の高い儀式を通して心の健康を図ってきたのです。
アメリカ合衆国のプリンストン大学で行われてきた「地球意識プロジェクト」(人の意識が物体に与える影響の研究)なども、広義には心と身体の関係を示唆しているとも言えます。また心の在りようが身体に影響を及ぼすことを昔から「病は気から」と言われてきましたが、その仕組み(分子メカニズム)の具体的解明も北海道大学で行われています。
心を満たす人生儀式
人生儀式には、神仏への祈りや感謝による心の安心・平安だけではなく、他にも健康長寿に必要な心の充足があります。人生の日常という時間が流れるなかで、人生儀式は儀式という非日常の時空を通して精神的に新たな出発を感じることができます。
また人生儀式を通して多くの人々の祝福を受けることは、何にもまして心の糧となり、今後の励みにもなります。さらに算賀が年齢を決めて設定されていることから、人生を有意義に過ごすための目標設定ともなるという効果があります。
京鐘がお手伝いする人生儀式
このような人生儀式を、京鐘ならではの企画内容でご提供しております。
(1)神社仏閣での精神性の高い儀式
京鐘が提携させて頂いている各地の由緒ある社寺での儀式は、歴史と伝統に裏打ちされた高い精神性を感じて頂けます。
また歴史考証によって復元した、さまざまな儀式用品もご用意しております。
平安時代の算賀においては、鳩杖が贈られるようになりました。鳩は霊鳥で咽ない鳥とされ、高齢者が食事に際して喉を詰めないという安泰の象徴です。
(2)老舗呉服商ならではの衣裳
制服や特別な衣裳が心に大きな影響を与えることは、誰もが経験していることでしょう。京鐘生儀式用和服は、歴史的考証に基づいて仕立てられた逸品。大きな感動に包まれていただけます。
衣冠束帯装束・五衣唐衣裳装束
文官朝服・女官朝服
盛儀の装いとして、各種装束をご用意しております。
《京鐘 WEBサイト》
https://www.kyokane.co.jp
《提供写真》
この他にもご要望に応じて写真データをご用意いたします(印刷用の高解像度の写真もご用意させていただきます)。
《人生儀式の現場取材など》
実際の人生儀式(結婚式、算賀の祝など)の取材や、京鐘への取材のご要望は、下記にお申込み下さい。
■本件に関するお問合せ、取材のお申し込みは
株式会社 京鐘(本社/京都市左京区北白川西瀬ノ内町2)
E-mail : info@kyokane.co.jp
京鐘 京都本店
〒602-0898 京都府京都市上京区相国寺門前町647-1
TEL:075-411-1151/FAX:075-411-1153
京鐘 東京銀座
〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目10-16シグマ銀座ファースト9階
TEL:03-3248-2880/FAX:03-3248-2883
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(2024/05/20 18:17)
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