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一般社団法人パンデミックレディ・コンソーシアムが長野赤十字病院とコンサルティング契約を締結

一般社団法人パンデミックレディ・コンソーシアム
新病院建設における感染症対策について包括的にコンサルティングを実施

感染症に強い社会づくりを目指す、一般社団法人パンデミックレディ・コンソーシアム(東京都中央区 / 代表理事:堀 賢)は、この度、日本赤十字社・長野赤十字病院(長野市、院長:和田秀一)が新病院への建替を行うにあたり、感染症対策面でのコンサルティングを実施する契約を締結いたしました。
このコンサルティング契約は、感染症に強い病院を建設するために、基本設計の段階から病院施設の施設、設備に加え、運用の面から包括的なアドバイスを実施するものです。具体的には基本設計、実施設計のフェイズ毎に、感染経路ごとに、施設、設備、運用の面から感染症のリスクを評価し、設計事務所と施主側へ助言することで、建築の設計へと反映させていきます。
令和6年6月より令和8年までの設計期間(予定)においてコンサルティングを実施し、竣工時点でのパンデミックレディ認証の取得を目指して参ります。

[コンサルティング実施内容]
- 当該病院に必要な機能に関して、その運営方法と物流・作業動線のアドバイス、諸室の安全かつ機能的な配置計画案の策定支援
- 各機能(検査、診断、手術、救急、ICU・HCU、看護、滅菌、供給、保管等)における必要要件の整理とアドバイス
- 当該施設の想定物流動線およびそれに必要とされる装置や備品のアドバイス
- 感染経路別にiRAT*による、運用面のアドバイス・建物および設備仕様と備品の想定、
- 上記に基づく病院内各部門、設計事務所との連携による情報整理とコンセンサスの醸成
- および、それらの議論に関する記録内容のチェックおよび助言等々、

以上を基本設計時、実施設計時に実施

*iRAT: Infection Risk Assessment パンデミックレディ・コンソーシアムが使用権を有するアセスメントツール

一般社団法人パンデミックレディ・コンソーシアムは本契約を皮切りに、新病院建設時、既存建物を問わず、感染症に強い病院への変革と普及を進め、感染症に強い社会の実現に貢献して参ります。

[一般社団法人パンデミックレディ・コンソーシアムについて]
感染症に対して高いレジリエンスを持つ社会の実現を目指し、令和4年10月に設立されました。
主な活動は、医療現場で開発された最高レベルの感染症対策のエビデンスを元に、感染リスク評価ツール(iRAT)に基づき、様々な生活空間 病院、診療所、オフィス、レストラン、ホテル・旅館、ホール、公共施設等 を対象に下記の具体的活動を行っています。
- 感染リスクを分析、評価
- 日常のリスクレベルに見合った対策を提案
- 感染症対策に一定の評価基準を満たした施設に対して、パンデミックレディ施設認証を発行




順天堂大学大学院Pandemic Ready共同研究講座の実証実験に基づく研究成果物を活用し、一般社団法人パンデミックレディ・コンソーシアムは3つのアプローチを用い、感染症に強い社会の実現を目指しています。


また、新興・再興感染症に関するトピックをタイムリーにアップデートするセミナーの開催やHPでの情報提供を行うとともに、パンデミックレディに必要な人材を社会的に育成することを目指しています。
現在は、日本を代表する企業11社がパンデミックレディ・コンソーシアムの会員として所属しています。

[会員一覧]
正会員(50音順)
アイテック株式会社
アクセンチュア株式会社
株式会社内田洋行
清水建設株式会社
順天堂大学大学院(感染制御科学)
新菱冷熱工業株式会社
ダイキン工業株式会社
TOTO株式会社
芙蓉実業株式会社
株式会社モレーンコーポレーション
協賛会員
株式会社オータス

[本件に関する報道関係者からの問い合わせ先] 一般社団法人パンデミックレディ・コンソーシアム 事務局長 弘末公洋 office@pandemicready.jp 電話 : 080-2605-0699
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