岐阜県総合医療センターにて国内初となる「VitalHold」パッケージを搭載したラディザクトシステムによる高精度がん治療を開始
アキュレイ株式会社
画像:VitalHoldパッケージを搭載したラディザクトシステム
アキュレイ株式会社(代表取締役社長:泊千晴、本社:東京都千代田区)は、岐阜県総合医療センターにて国内で初めて、「VitalHold」パッケージを用い、ラディザクトシステムによる体表面誘導放射線治療(Surface Guided Radiation Therapy: SGRT)が開始されたことをお知らせ致します。
SGRTは患者さんの位置合わせを素早く容易に行うことができ、治療期間中も患者さんの位置の正確性をモニターすることで精度の高い放射線治療を支援する技術です。治療中、高解像度カメラが患者さんの呼吸と体位をリアルタイムで連続的にモニターし、体表面の3次元マップを作成することで、現在の体位と目標体位の差を容易に視覚化し、放射線照射時に患者さんが適切な位置にいることを確認できます。これにより、左乳がん治療では放射線から心臓を守るために使用する深吸気息止め(Deep Inspiration Breath Hold: DIBH)照射も高精度かつ簡便に実施することが可能です。
当社代表取締役社長 泊 千晴は次のように述べています。「2023年11月に医療機器承認を取得して以来、C-RAD社との共同ソリューションであるVitalHold パッケージに対して日本で多くのお客様に関心を示して頂き、大変嬉しく思っています。弊社では、患者さんに当社製品の価値を理解し、安心して治療して頂けるよう日々品質の向上、技術革新に注力しています。VitalHoldの販売は、当社製品であるラディザクトシステム独自の付加価値を高めただけでなく、高精度放射線治療の選択肢をも広げることができたと考えます。そのため、この度、岐阜県総合医療センターが、日本で初めてVitalHoldを用いて治療を開始し、弊社がサポートできることを非常に誇りに思います。これは重要なマイルストーンであり、病院の治療成績向上に関する取り組みや、患者さんが安心して治療できる環境作りに向けた医療スタッフの方々の絶え間ない努力を後押しするものと確信しています。」
岐阜県総合医療センター 放射線治療科部長 梶浦 雄一医師は次のように語っています。「この度、当院ではVitalHoldを用いた高精度放射線治療を開始する運びとなり、大変嬉しく思います。当院では、長年の課題であった放射線治療部門の充実を図るため、新棟を建設し、ラディザクトシステム、サイバーナイフシステムを導入いたしました(サイバーナイフシステムは今後運用が開始される予定です)。当院が長年使用していたCアームリニアックからラディザクトシステムへの切り替えを決定した理由の一つに、VitalHoldの機能があります。VitalHoldの最大のメリットは、素早いセットアップと照射中の患者位置モニターにあります。VitalHoldを用いることで、当初想定していたよりも速いスピードでセットアップが可能となり、また、1回の照射線量が増加している今日においては、照射中の患者位置モニターが非常に重要となっております。結果として、VitalHoldの導入により、精度の高い治療を実施することが可能となりました。今後は、全体のワークフローを考慮し、ラディザクトシステムとVitalHoldが効率よく連携した新しいワークフローの構築を目指します。引き続き、患者様に最高の医療サービスを提供できるよう、努力してまいります。」
岐阜県総合医療センターでは、VitalHoldによる放射線に対して無被曝の患者セットアップならびに体動モニタリングに加え、ClearRTを用いた高画質の画像誘導を行い、従来のMVCTと比べ患者さんの位置合わせが容易になりました。さらに、日々の放射線治療による体の輪郭や腫瘍の形状の変化を明確に視認し、治療計画から実際の照射まで、より精度高く実施できるようになりました。
製造販売元:アキュレイ株式会社
販売名:Catalyst 光学式体表面トラッキングシステム(医療機器承認番号:30500BZX00271000)
販売名:ラディザクト (医療機器承認番号: 22900BZX00032000)
販売名:Accuray Precision治療計画システム (医療機器承認番号: 22900BZX00031000)
アキュレイについて
Accuray Incorporated (NASDAQ: ARAY) は、放射線治療装置の製造販売を通し、患者様がより早く日常生活に戻れるよう、最適で安全な治療ソリューションを追求する会社です。
アキュレイ株式会社は、Accuray Incorporatedの日本法人です。詳しい情報は https://www.accuray.co.jp/をご参照ください。
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画像:VitalHoldパッケージを搭載したラディザクトシステム
アキュレイ株式会社(代表取締役社長:泊千晴、本社:東京都千代田区)は、岐阜県総合医療センターにて国内で初めて、「VitalHold」パッケージを用い、ラディザクトシステムによる体表面誘導放射線治療(Surface Guided Radiation Therapy: SGRT)が開始されたことをお知らせ致します。
SGRTは患者さんの位置合わせを素早く容易に行うことができ、治療期間中も患者さんの位置の正確性をモニターすることで精度の高い放射線治療を支援する技術です。治療中、高解像度カメラが患者さんの呼吸と体位をリアルタイムで連続的にモニターし、体表面の3次元マップを作成することで、現在の体位と目標体位の差を容易に視覚化し、放射線照射時に患者さんが適切な位置にいることを確認できます。これにより、左乳がん治療では放射線から心臓を守るために使用する深吸気息止め(Deep Inspiration Breath Hold: DIBH)照射も高精度かつ簡便に実施することが可能です。
当社代表取締役社長 泊 千晴は次のように述べています。「2023年11月に医療機器承認を取得して以来、C-RAD社との共同ソリューションであるVitalHold パッケージに対して日本で多くのお客様に関心を示して頂き、大変嬉しく思っています。弊社では、患者さんに当社製品の価値を理解し、安心して治療して頂けるよう日々品質の向上、技術革新に注力しています。VitalHoldの販売は、当社製品であるラディザクトシステム独自の付加価値を高めただけでなく、高精度放射線治療の選択肢をも広げることができたと考えます。そのため、この度、岐阜県総合医療センターが、日本で初めてVitalHoldを用いて治療を開始し、弊社がサポートできることを非常に誇りに思います。これは重要なマイルストーンであり、病院の治療成績向上に関する取り組みや、患者さんが安心して治療できる環境作りに向けた医療スタッフの方々の絶え間ない努力を後押しするものと確信しています。」
岐阜県総合医療センター 放射線治療科部長 梶浦 雄一医師は次のように語っています。「この度、当院ではVitalHoldを用いた高精度放射線治療を開始する運びとなり、大変嬉しく思います。当院では、長年の課題であった放射線治療部門の充実を図るため、新棟を建設し、ラディザクトシステム、サイバーナイフシステムを導入いたしました(サイバーナイフシステムは今後運用が開始される予定です)。当院が長年使用していたCアームリニアックからラディザクトシステムへの切り替えを決定した理由の一つに、VitalHoldの機能があります。VitalHoldの最大のメリットは、素早いセットアップと照射中の患者位置モニターにあります。VitalHoldを用いることで、当初想定していたよりも速いスピードでセットアップが可能となり、また、1回の照射線量が増加している今日においては、照射中の患者位置モニターが非常に重要となっております。結果として、VitalHoldの導入により、精度の高い治療を実施することが可能となりました。今後は、全体のワークフローを考慮し、ラディザクトシステムとVitalHoldが効率よく連携した新しいワークフローの構築を目指します。引き続き、患者様に最高の医療サービスを提供できるよう、努力してまいります。」
岐阜県総合医療センターでは、VitalHoldによる放射線に対して無被曝の患者セットアップならびに体動モニタリングに加え、ClearRTを用いた高画質の画像誘導を行い、従来のMVCTと比べ患者さんの位置合わせが容易になりました。さらに、日々の放射線治療による体の輪郭や腫瘍の形状の変化を明確に視認し、治療計画から実際の照射まで、より精度高く実施できるようになりました。
製造販売元:アキュレイ株式会社
販売名:Catalyst 光学式体表面トラッキングシステム(医療機器承認番号:30500BZX00271000)
販売名:ラディザクト (医療機器承認番号: 22900BZX00032000)
販売名:Accuray Precision治療計画システム (医療機器承認番号: 22900BZX00031000)
アキュレイについて
Accuray Incorporated (NASDAQ: ARAY) は、放射線治療装置の製造販売を通し、患者様がより早く日常生活に戻れるよう、最適で安全な治療ソリューションを追求する会社です。
アキュレイ株式会社は、Accuray Incorporatedの日本法人です。詳しい情報は https://www.accuray.co.jp/をご参照ください。
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(2024/09/11 06:30)
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