治療・予防

激しくせき込み、命の危険も
子どものピーナツ誤嚥

 ◇豆・ナッツ類全般に注意

 磁気共鳴画像装置(MRI)などで確認し、全身麻酔下で気管支鏡という器具を使って異物を除去するが、形が崩れていると作業は困難を極める。除去できても、気管支に成分が残ってしまうため回復に時間を要する。ピーナツだけでなく、豆類やナッツ類全般に注意が必要だ。

 「1カ月ほどしてから症状が出ることもあります。子どもが普段通りに見えても念のため必ず受診し、医師にピーナツを喉に詰まらせたことを伝えてください。食べ物だから大丈夫と油断しないで」と、渡辺院長は注意を呼び掛けている。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)

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