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子どもの「浮き指」 ~心配がない場合が多い(山梨大大学院整形外科講座 藤巻太郎特任助教)~
足の指が地面に着かず、浮いた状態になる「浮き指」。大人の場合は歩行やバランス機能、姿勢などに影響があると言われる。最近増えていると…
成長止まった歯を再生 ~リバスクラリゼーション法(鶴見大学歯学部付属病院 細矢哲康教授)~
未発達な段階の永久歯の成長が虫歯などが原因で止まった場合、もろくなって割れたり感染症になったりすることがある。それを防ぐための歯の…
十分寝ても昼に眠気―特発性過眠症 ~睡眠の専門医受診を(すなおクリニック 内田直院長)~
夜十分に眠っても日中に強い眠気に襲われる特発性過眠症は、睡眠障害の中では比較的よく見られるが、一般的な睡眠不足との違いの見極めは難…
口の衛生は体の健康に ~予防のために歯科受診を(笠島歯科室 笠島生也室長)~
重症化する人は少なくなっているものの、55歳以上の50%超が歯周病という調査結果もあり、患者の数は減っていない。予防歯科の重要性を…
認知症を過剰に恐れないで ~患者への意識調査で浮き彫りに(弘前大学大学院保健学研究科 大庭輝准教授)~
高齢者にとって認知症は恐ろしい病気と考えられているが、認知症を正しく理解することで適切な治療・サポートを受けることができる。しかし…
頻尿や痛みが治らない ~間質性ぼうこう炎の可能性も(東京慈恵会医科大学付属病院泌尿器科 古田昭診療医長)~
排尿回数が多い(頻尿)、尿意を我慢できない(尿意切迫感)、尿がたくさんたまった時にぼうこうが痛む。そんな症状が長く続き、泌尿器科に…
不健康な寝だめ習慣 ~ソーシャルジェットラグ(秋田大学医学部付属病院精神科 三島和夫診療科長)~
休日は昼まで寝る。それが習慣となっている人は少なくないだろう。しかし、意識しないうちにソーシャルジェットラグ(社会的時差ぼけ)とい…
コロナ禍で増加―慢性前立腺炎 ~座りっぱなし、飲酒は控えて(おとなとこどもの仙川泌尿器科 上杉達也院長)~
新型コロナウイルス感染症の影響で意外な病気が増えている。おとなとこどもの仙川泌尿器科(東京都調布市)の上杉達也院長は「慢性前立腺炎…
唾液があふれ出る―流涎症 ~病気や義歯、加齢が影響(鶴見大学歯学部付属病院口腔機能診療科 中川洋一学内教授)~
口の中にたまった唾液が飲み込む量を超えて口からあふれ出る症状が病的に続く状態を流涎(りゅうぜん)症という。原因や治療について、鶴見…
目元、口元がぴくぴくする―顔面けいれん ~症状で悩んだら脳神経外科へ(東京女子医科大学東医療センター脳神経外科 糟谷英俊教授)~
「目元がぴくぴくする」という症状の多くは疲労などによって生じる一過性のものだが、表情筋の運動をつかさどる顔面神経が圧迫されて生じる…
子どもの歯ぎしり ~いびき、すり減りは受診を(大阪大学大学院歯学研究科 加藤隆史教授)~
睡眠中の歯ぎしりは約20%の子どもに起こり、年齢とともにその割合は減る。初めて子どもの歯ぎしりと睡眠周期との関係について研究を行っ…
強い運動で消化器不調 ~女性長距離ランナーに多発(京都府立医科大学医療フロンティア展開学 高木智久准教授)~
日常的に長時間、長距離の運動に取り組む女性ランナーに下痢など消化器の不調が見られることがある。これまで因果関係は分からなかったが、…
避難所での睡眠障害 ~遠慮せずスタッフに相談を(東北大学災害科学国際研究所 江川新一教授)~
近年多発する豪雨災害などに伴う避難所での生活は慣れない環境下でトラブルも多く、「眠れない」という悩みもその一つ。東日本大震災の被災…
幼少期からさまざまな症状―マルファン症候群 ~継続受診が大切(東京大学医学部付属病院 武田憲文センター長)~
マルファン症候群は、特定の遺伝子が変化している人に発症し、生まれつき細胞と細胞をつなぐ線維の成分が弱い病気だ。年代に応じて骨格や目…
循環器系疾患、冬場の急変に注意 ~受診、治療の早期再開必要~
心筋梗塞や大動脈瘤(りゅう)剝離など、ひとたび起きれば生命の危機に陥ることが少なくないのが、心臓を中心とした循環器系の疾患だ。具体…
飛沫を防ぐ歯の磨き方 コロナ禍こそ歯のケアを(日本歯科医学会連合 川口陽子副理事長)
新型コロナウイルス感染症予防で最も注意が必要な飛沫(ひまつ)感染。会話の時だけでなく、歯磨き中に起こりやすい唾液飛沫を防ぐ歯磨きの…
疲れ・だるさは鉄不足?―鉄欠乏性貧血 ~我慢しないで早期受診を(桐友クリニック新松戸・貧血外来 津田健司医師)~
月経や妊娠、授乳のほか、慢性的出血がある病気、激しい運動、偏った食生活で鉄欠乏性貧血が起こる場合がある。桐友クリニック新松戸(千葉…
視力が徐々に低下―黄斑ジストロフィー ~将来の治療研究に期待(国立成育医療研究センター眼科 東範行診療部長)~
黄斑ジストロフィーは遺伝的要因で網膜の黄斑部が侵され、視力が徐々に低下する病気の総称で、厚生労働省の難病に指定されている。国立成育…
症状ない場合が多い胆管がん ~健診での異常を放置しないで(国際医療福祉大学成田病院 宮崎勝病院長)~
健康診断で精密検査を勧められても、放置していると症状が出たときには既に手術が行えないケースが多く、死亡率も高い消化器がんの一つ、胆…
知的発達の遅れ抑制に期待 ~ムコ多糖症Ⅱ型の新薬(国立成育医療研究センター臨床検査部 奥山虎之統括部長)~
体内の特定の酵素の不足でさまざまな症状が表れるムコ多糖症Ⅱ型。従来の治療では効果がなかった「発達の遅れ」に有効性が期待される新薬が…
就寝中に上昇―夜間高血圧 脳卒中による死亡のリスク(帝京大学医学部衛生学公衆衛生学講座 浅山敬准教授)
診察室の血圧が正常でも、就寝中に高くなる夜間高血圧は、脳卒中などの脳心血管病で死亡するリスクが高い。帝京大学(東京都板橋区)医学部…
排尿後に鮮血―尿道カルンクル 悪性疾患との見極めが大事(成城せとぐちクリニック 瀬戸口志保院長)
尿道カルンクルは、高齢の女性の尿道の出口付近にできることが多い良性の腫瘍。出血で気付く場合もあるが、自覚症状が無く、婦人科の受診時…
関節への注射療法が拡充 変形性膝関節症(帝京大学医学部付属病院整形外科 中川匠教授)
膝の痛みで階段の昇り降りや、しゃがむ、正座するといった動作が困難になる変形性膝関節症。高齢者ほど有病率が高く、活動的な生活を続ける…
インフルエンザ流行の恐れも ~ワクチン接種を推奨―感染症学会~
新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、冬を控えてインフルエンザワクチン接種の時期を迎えた。昨年から今年にかけての患者数が国内外…
“兵糧攻め”で筋腫が縮小 切らずに治す子宮動脈塞栓術(調布keijinkaiクリニック 瀧康紀副院長)
女性の4人に1人はあるとされる子宮筋腫は良性腫瘍であり、無症状なら問題ないが、過多月経や生理痛といった症状に悩まされる人は少なくな…