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子どもの肥満、幼児期から対策を 心筋梗塞や糖尿病のリスクに
子どもの頃に肥満だと、大人になっても肥満になりやすく、将来、2型糖尿病や心筋梗塞を発症するリスクが高まることが分かっている。これを…
繰り返すと痔ろうにも―肛門周囲膿瘍 乳児のお尻トラブル
生後1カ月から1歳くらいの乳児は肛門周囲の皮膚の下にうみがたまることがあり、「肛門周囲膿瘍(のうよう)」と呼ばれている。再発を繰り…
発熱と背中の痛み―腎盂腎炎 トイレの我慢は禁物
腎臓で作られた尿がたまる腎盂(じんう)や腎臓自体に細菌が繁殖して起きた炎症を「腎盂腎炎」という。適切な治療を行わないと、腎臓の働き…
治療薬の種類が拡大―重症ぜんそく 気道炎症の原因物質を標的に
気道が炎症を起こして狭くなり、せきが出たり、呼吸するたびにヒューヒューと音がしたりするぜんそく。発作がひどいと呼吸困難で死に至るこ…
若い女性に多い顎関節症 生活習慣変えて改善
食事の際や口を開けたときに耳穴の前にある顎の関節や筋肉が痛む、「カクン」と音がする、口を大きく開けづらい―。こうした症状が表れたら…
運動選手に多い臀部の痛み―梨状筋症候群 股関節のストレッチを
梨状筋は臀部(でんぶ)の深い場所にある円すい状の筋肉で、周囲の筋肉と共に大腿(だいたい)骨につながり、股関節を内側に回転させる役目…
夜寝ても日中眠い―特発性過眠症 睡眠の基本は7時間以上
日中の耐えがたい眠気は、特発性過眠症という病気のせいかもしれない。仕事中に寝入ってしまうこともあるため、周囲からの冷たい視線に悩み…
ごみ屋敷の背景に「セルフネグレクト」 孤立死につながる恐れも
生活環境や栄養状態が悪化しているにもかかわらず、改善する気力がなく、周囲に助けを求めない状態を「セルフネグレクト(自己放任)」とい…
発生元が分からない原発不明がん 多くは進行してから発見、治療で治る人も
がんが見つかったにもかかわらず、十分な検査を行っても、がんが最初に発生した部位(原発巣)が分からない悪性腫瘍を「原発不明がん」とい…
高齢者や乳幼児は要注意―熱中症 周りが気付いて早めの対処を
気温や湿度の高い環境下で、さまざまな症状が表れ、重症化すると命を落とすこともある熱中症。帝京大学医学部(東京都板橋区)救急医学講座…
自覚しづらい異常―潜在性甲状腺機能低下症 不妊や流産の原因にも
甲状腺は喉の下方にあるチョウが羽を広げたような形をした臓器で、エネルギー代謝に関わる甲状腺ホルモンを作っている。潜在性甲状腺機能低…
妊娠期や更年期に悪化も―女性の歯周病 正しいケアで予防を
永久歯を喪失する一番の原因となる歯周病。女性は妊娠期や更年期に発症しやすいという。なかや歯科(大阪市)の中家麻里院長に話を聞いた。…
歯に異常がないのに歯が痛む―非歯原性歯痛 原因はさまざま
虫歯で歯の神経が刺激されたり、歯周病で炎症が起きていたりすると、歯はズキズキ痛む。この「歯原性歯痛」の原因は歯自体にあるが、歯に異…
若年者に多い摂食障害 専門治療施設の拡充が急務
食行動を中心にさまざまな問題が表れる「摂食障害」。専門知識のある医師による治療が必要なため、一般病院での受け入れは難しい。国立国際…
飲み込みづらさやつかえ―アカラシア 食道がんのリスクも
アカラシアとは、食べたものが食道から胃にスムーズに流れなくなり、ものが飲み込みにくい、つかえた感じがするなどの症状を訴える病気だ。…
心不全にも緩和ケア 患者・家族はいざというときの準備を
重い病を抱える患者やその家族に対し、痛みなどの身体的苦痛や、心理的、精神的、社会的苦痛を早期に発見し、適切な治療や処置を行うことで…
高齢者で増えている骨髄炎 脚にしびれやまひ
骨の中にある骨髄という軟らかい組織に細菌が感染して炎症を起こす「骨髄炎」。かつては子どもの病気と考えられていたが、近年、高齢者にも…
脚や膝裏がこぶ状に膨らむ―陰部静脈瘤 多くは妊娠を機に発症
陰部静脈瘤(りゅう)は女性特有の静脈瘤で、妊娠をきっかけに発症することが多い。脚のだるさや痛みとともに、脚の付け根や太ももの裏側、…
降圧薬の効きの悪さで疑う原発性アルドステロン症 脳卒中や心疾患のリスクも
これまで極めてまれな病気とされてきた原発性アルドステロン症が、高血圧症患者の約10%に潜んでいるのではないかと考えられるようになっ…
脳の異常で筋肉がこわばる―ジストニア 音楽家やスポーツ選手などが発症
筋肉に問題はないのに、手指などが思うように動かせなくなる「ジストニア」。その多くは「局所性ジストニア」で、音楽家やスポーツ選手など…
薬で起こる腎機能の低下 鎮痛薬などが原因に
薬の多くは腎臓でろ過されて尿と一緒に排せつされるため、腎臓は薬の影響を受けやすい。腎機能の低下や腎障害(薬剤性腎障害)を引き起こす…
迅速な診断が可能に―超音波診療 足首のけがなどに有効
足首の捻挫などの診療に超音波が広く利用されるようになってきた。レントゲン撮影では見えなかった靱帯(じんたい)や筋肉の損傷を確認する…
兆候見逃さず受診を-思春期早発症 他の病気潜むことも
小児から成人に移行する思春期には、性ホルモンの分泌により生殖器や外見的な性差が顕著になる。思春期早発症は、通常よりも早い年齢に思春…
毛穴に炎症を起こす化膿性汗腺炎 脇や尻にうみがたまり痛む
脇の下やお尻、脚の付け根、陰部など、ねっとりとした汗を出すアポクリン腺のある部位に生じる化膿(かのう)性汗腺炎。思春期以降に発症す…
脳の毛細血管が異常に発達―もやもや病 最も多いのは10歳以下の子ども
脳内の血液の流れが悪くなり、頭痛や言語障害、意識障害のほかに、脳梗塞や脳出血を引き起こすこともある「もやもや病」。発症原因は明らか…