平瀬雄一 医師 (ひらせゆういち)

四谷メディカルキューブ

東京都千代田区二番町7-7

  • 手の外科・マイクロサージャリーセンター
  • センター長

整形外科 形成外科

専門

手の外科、形成外科

平瀬雄一

平瀬雄一医師は年間800件以上の手術を行う、手外科専門医のスペシャリスト。特に診療する機会が多いのは更年期以降の女性で、手の変形性関節症だ。更年期を迎えると女性ホルモンの1つ、エストロゲンが減少し、ヘバーデン結節やブシャール結節、母指CM関節症、ばね指、ドケルバン病などを発症する人が多い。だが、受診しても「年のせいでしょう」で済まされ、手指の痛みやしびれ、こわばりを我慢するうちに変形していく人が少なくない。こうした手指の症状に悩む多くの女性が、全国から平瀬医師の元を訪れている。
「手指の症状が出ると関節リウマチのことを心配する人が多いのですが、実際はエストロゲンの減少から起こる手の変形性関節症がほとんどです。年のせいだと我慢する人も後を絶ちませんが、そうとも限りません。分かりやすい例が、更年期の女性が出産後の娘さんと一緒に来院するパターンです。産後の授乳期もエストロゲンが減少して手指の痛みが出やすいのですが、年齢層が異なるのに同じ症状が出るということは、年のせいとも言えないのです」(平瀬医師)
平瀬医師が重要だと強調するのが、変形する前の予防だ。指の変形は7~10年ほどかけてゆっくり進むので、そうなる前からエクオールのサプリメントを飲むよう患者に勧めているという。エクオールはイソフラボンが腸内細菌によって分解される過程で生じる物質で、エストロゲン減少からくる諸症状を改善。ホルモン補充療法と違って乳がんなどを発症するリスクがなく、生活習慣病や更年期症状にも効くことが分かっている。
一方、重度の変形が進んだ場合は手術適応となる。平瀬医師は、関節固定術や関節形成術、腱鞘切開術のほか、人工関節置換術にも対応。同センターの人工関節置換術の実施件数は3.5年で約650件と世界トップクラスだ。
「最近はシリコン製などの人工関節が非常に発達していて、手術後は嘘のようによく動くようになります。手を握れない状態の人も、手術後3カ月でフルレンジで動けたりします。悪化している場合でも人工関節以外にも何らかの方法がありますから、まずは一度ご相談ください」(平瀬医師)

診療を受けるには

完全予約制。ウェブサイトの予約案内(https://www.xn--u9jz73j8dgkqy.com/reservation)を確認の上、事前に電話予約すること。平瀬医師を指名する場合は数カ月先の診療となることもあるが、他にも手外科専門医は数名在籍している。

高月整形外科病院 手外科でも、診察を行っている。詳細はクリニックに要問合せ。

他の勤務先

■ 高月整形外科病院
東京都八王子市高月町360
TEL: 042-692-1115

医師プロフィール

東京慈恵会医科大学卒業
米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校留学(Harry Buncke教授に師事)
東京慈恵会医科大学 講師
米国サンフランシスコ市デービスメディカルセンター 客員教授
東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科 診療医長
埼玉成恵会病院形成外科(埼玉手外科研究所) 部長
2010年より現職

所属学会

【資格】
医学博士、日本手外科学会認定手外科専門医、日本形成外科学会認定形成外科専門医・皮膚腫瘍外科分野指導医、身体障害者福祉法第15条指定医(東京都、千葉県)
【所属学会】
日本手外科学会(代議員)、日本マイクロサージャリー学会(評議員)、日本形成外科学会、米国形成外科学会Corresponding member、米国手の外科学会International member、米国マイクロサージャリー学会Associate member、国際手の外科連合、国際マイクロサージャリー学会

主な著書

『やさしい手外科 上巻』(2021年 克誠堂出版)
『私の手はなぜ痛いのか、しびれるのか、曲がっているのか』(2020年 幻冬舎)
(更新日:2021年12月27日)