天野篤 医師 あまのあつし

順天堂大学医学部附属順天堂医院

東京都文京区本郷3-1-3

  • 心臓血管外科
  • 特任教授

心臓血管外科 外科

専門

虚血性心疾患(off-pump冠動脈バイパス術)、弁膜症(弁膜症再建外科)

医師の紹介

天野篤医師は、心臓血管の分野において日本でも有数の医師であるが、特に冠動脈バイパス術の専門家として名を馳せる。これまでに天野医師がこなした心臓手術は約8,500例となる。それほどの数をこなしながらも死亡率の高い緊急手術も含めて98%という高い成功率を誇っているのは驚異的だ。圧倒的な経験に裏打ちされた技術と冷静な判断が、この成功率を生んでいるのだ。2012年2月に行われた今上天皇の冠動脈バイパス手術では、その信頼感の高さから東京大学医学部との合同チームの一員として参加要請され、見事に大役を果たした。
心臓外科を扱ったテレビドラマ「医龍-Team Medical Dragon-」や、映画「チーム・バチスタの栄光」、2017年TBSテレビ「A LIFE~愛しき人~」などの監修にも携わる。

診療を受けるには

原則として紹介状が必要で医師の指名は可能。詳細は病院で要確認。

医師プロフィール

1983年 日本大学医学部 卒業
1983年 医師国家試験合格
1983年 関東逓信病院(現NTT東日本病院)臨床研修医
1985年 亀田総合病院心臓血管外科研修医
1989年 亀田総合病院心臓血管外科医長
1991年 新東京病院心臓血管外科科長
1994年 新東京病院心臓血管外科部長
2001年 昭和大学横浜市北部病院循環器センター長・教授
2002年 順天堂大学医学部心臓血管外科教授
2013年 順天堂大学医学部附属順天堂医院 副院長
2016年4月 順天堂大学医学部附属順天堂医院 院長
2019年 順天堂大学医学部附属順天堂医院 院長退任

所属学会

Best Doctors Japan medical advisory board、米国STS(Society of Thoracic Surgeons) 国際会員、AATS(American Association for Thoracic Surgery)正会員、日本心臓血管外科学会 国際会員・評議員・専門医・修練指導者、日本胸部外科学会 評議員・指導医、日本外科学会 代議員・指導医、日本循環器学会 社員・専門医、日本臨床外科学会、日本心臓病学会 特別正会員、日本冠疾患学会 評議員、日本冠動脈外科学会 理事、評議員、日本Advanced Heart & Vascular Surgery/OPCAB研究会 世話人、日本シネアンジオ研究会 幹事など

主な著書

『100年を生きる 心臓との付き合い方』(2018年セブン&アイ出版)
『最新 よくわかる心臓病 ~心筋梗塞・狭心症・不整脈・弁膜症・大動脈瘤~』(2013年 誠文堂新光社)
『NHKここが聞きたい!名医にQ 心筋梗塞・狭心症のベストアンサー』(2012年 主婦と生活社)
『心臓手術の周術期管理』(2008年メディカルサイエンスインターナショナル)
『CABGのサイエンス』(2001年 医学書院)
(更新日:2024年8月2日)

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