磯村正 医師 (いそむらただし)

大崎病院 東京ハートセンター

東京都品川区北品川5-4-12

  • 心臓血管外科
  • 副院長

心臓血管外科 外科

専門

冠動脈バイパス術のほか弁形成術、弁置換術、心室縮小形成術多数施行

磯村正

日本の心臓手術の世界的権威であり、国内バチスタ手術を含む左室形成術のパイオニア。バチスタ手術を含む左室形成術の数はこれまでに550例を超え、その数は日本一、世界でもトップクラスだ。以前勤務していた葉山ハートセンターを心臓専門病院として須磨久善先生(現、須磨スクエアクリニック院長、渋谷区)とともに2000年に設立、開院し、心臓外科7人がチームを組んで1日4例の手術をこなせる体制により開院以来15年間で約5000例の心臓胸部大血管の手術を行ってきた。その後2015年から東京ハートセンターに副院長として移り、現在は、30年7000例以上の手術経験をもとに手術の適応、具体的な手術法やリスク、手術をした場合、しなかった場合の予後などを十分に説明し、安心して手術に臨めるような環境の下で心臓血管外科治療を行っている。

診療内容

磯村医師は60歳になった今でも年間200~250例の手術数をこなす。執刀例が増えれば増えるほど心臓外科医としての技量は上がると考えられ、世界では1人で年間数百例をこなすことも珍しくないが、日本ではまだ一握りの医師しかいないのが現状だ。

これまで、弁形成術・弁置換術・冠動脈バイパス術・大血管手術そして左心室形成術を中心に手術を行い、左心室形成術は日本で初めて取り入れ、心筋梗塞後の左室瘤形成、虚血性心筋症におけるDor(ドール)手術、拡張型心筋症に対するBatista(バチスタ)手術を導入し、さらに改良。患者のquality of lifeの向上のため、僧帽弁閉鎖不全症では98%以上に弁形成術施行、冠動脈バイパス術ではoff pump CABGを1996年から施行し、現在ではoff pump CABGとon pump CABGの適応を明確にし、使い分け、手術の動脈、静脈グラフトを症例に応じ使い分けている。また、東京ハートセンターに移り小切開によるMICSやMIDCAB及び胸部、腹部動脈瘤のステント治療などを適応例に導入し、患者の状態に応じた外科治療を目指し、さらに、適応があれば、一般病院では非常に困難なすべての症例の手術にも対応しているのが特徴だ。


手術磯村医師は、東京ハートセンターには「心臓病の手術は患者が大いに不安になるものだが、そうした心配を解消できる最新の設備環境と先端医療を行う専門チーム体制がここには整っている」と話す。さらに「術後の患者の生活を最優先に考えて、チームでの手術、外科治療を行うことが大事だ」として、早期の社会復帰ができるよう常に術式の改良を行っているという。

医師プロフィール

1979年 久留米大学大学院卒業
1979年 ハーバード大学べスイスラエル病院
1985年 トロント大学トロント総合病院
1997年 湘南鎌倉総合病院心臓血管外科部長
2000年 葉山ハートセンター副院長
2001年 葉山ハートセンター院長
2002年 葉山ハートセンター名誉院長
2005年 葉山ハートセンター心臓外科センター長
2008年 信州大学診療特任教授(兼任)
2015年 都立広尾病院心臓血管外科
2015年 大和成和病院 心臓血管外科 スーパーバイザー
2015年 大崎病院 東京ハートセンター 副院長

「狭心症・心筋梗塞・心不全」を専門とする医師

横浜市立大学医学部医学科同窓会 倶進会