酒向正春 医師 さこうまさはる

ねりま健育会病院

東京都練馬区大泉学園町7-3-28

  • 回復期リハビリテーションセンター
  • 病院長
  • 東京大学医学部附属病院リハビリテーション科臨床指導医

脳神経外科 リハビリテーション科 外科

専門

脳卒中 リハビリテーション 脳神経外科 認知症治療 脳ドック

医師の紹介

酒向正春医師は、脳卒中リハビリのエキスパート。愛媛大学卒業後、1987年に脳卒中治療を専門とする脳神経外科医となる。20代30代は大学病院や総合病院の第一線で手術に明け暮れる日々を過ごし、2000年デンマーク国立オーフス大学の助教授時代に、脳が持つ自然回復力や脳科学とリハビリの連携を学ぶ。病気の治療以上に人間回復させることが重要と考え、脳リハビリテーション医に転向する。2004年初台リハビリテーション病院で脳卒中診療科長、2012年に世田谷記念病院を新設して同院副院長および回復期リハビリテーションセンター長を務める。できるだけ早い段階でリハビリする「攻めのリハビリ」を推奨し、脳科学的診断に基づき確実な成果を上げている。2013年NHKプロフェッショナル~仕事の流儀~第200回「希望のリハビリ、ともに闘い抜く リハビリ医 酒向正春」として紹介される。また、ライフワークとして、高齢者や後遺症を持った人にもやさしい街づくりの実現を目指し、国土交通省と連携して「健康医療福祉都市構想」を提言。東京初台地区の「初台ヘルシーロード」や二子玉川地区の超高齢化社会に対応した都市整備にも尽力。環境が健康寿命を延ばす事例を実践。

2017年4月1日に大泉学園複合施設を新設して、回復期リハビリテーションセンター「ねりま健育会病院」と介護老人保健施設「ライフサポートねりま」、通所リハビリテーション、訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅介護支援事業所の機能を有し、病院長と老健管理者を務める。2016年4月より練馬区と連携した練馬健康医療福祉都市構想委員会を始動。

2024年にシンガポールのAgeing Asiaから、高齢社会にイノベーションを起こすASIA TOP10に認定される。2025年リハビリ治療が必要ないように、95歳で非介護、80歳で8割就労ができるサコーメソッドを提唱。著書「筋肉革命95」(日刊現代)で、認知症、脳卒中、高齢虚弱を予防する実践方法を公開し、日本から世界貢献を促進する。

診療を受けるには

りま健育会病院 (回復期リハビリテーションセンター) TEL:03-5935-6102
ライフサポートねりま (介護老人保健施設) TEL:03-5935-6713
居宅介護支援事業所 TEL:03-5935-7647
訪問看護 TEL:03-5935-7645
訪問リハビリテーション TEL:03-5935-7646 にそれぞれ問い合わせる。

医師プロフィール

987年 愛媛大学医学部卒業 愛媛大学脳神経外科入局
1993-97年 十全総合病院 脳神経外科 部長
1997年 愛媛大学医学部 脳神経外科 助手
1997-2000年 デンマーク国立オーフス大学脳神経病態生理学研究所助教授
2000年 愛媛大学医学部 脳神経外科 助手復帰、デンマーク国立オーフス大学脳神経病態生理学研究所客員教授
2003年 愛媛大学医学部 脳神経外科 講師
2004-11年 初台リハビリテーション病院 脳卒中診療科科長
2012-15年 世田谷記念病院 副院長・回復期リハビリテーションセンター長
2015-17年 健育会竹川病院 院長補佐・回復期リハビリテーションセンター長
2017年4月 大泉学園複合施設施設長、ねりま健育会病院病院長 老健ライフサポートねりま管理者、愛媛大学医学部 脳神経外科 非常勤講師

所属学会

日本脳神経外科学会専門医・評議員、日本脳卒中学会専門医・評議員、日本リハビリテーション医学会専門医・指導医、日本認知症学会専門医・指導医、日本脳循環代謝学会評議員、日本脳ドック学会評議員

主な著書

『筋肉革命95』(2025年 日刊現代)
『患者の心がけ』(2018年 光文社新書)
『コツさえわかればあなたも読める リハに役立つ脳画像』(2016年メジカルビュー社)
『あきらめない力』(2014年 主婦と生活社)
(更新日:2025年6月27日)

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