眼瞼下垂(まぶたの下がる病気)〔がんけんかすい(まぶたのさがるびょうき)〕
まぶたが十分に開かない状態で、上まぶたが上がりにくく、あごを上げて薄目をしたような状態です。
生まれつきのものと、加齢や病気で起こるものがあります。
生まれつきのものでは、目をあけたときに、外から見て黒目が見えないときは、弱視になるのを防ぐために、まぶたを上げる手術をできるだけ早い時期におこなう必要があります。
病気が原因で起こるものでは、重症筋無力症の目の症状として、午後から下垂がひどくなったり、疲れたときにひどくまぶたが下がったり、抗コリンエステラーゼ薬で症状が改善されることで診断できます。
脳腫瘍などの脳障害、動眼神経まひでも起こることがあります。
いちばん多いのは加齢により弛緩(しかん)することで起こる下垂です。
【参照】顔の病気:眼瞼下垂
生まれつきのものと、加齢や病気で起こるものがあります。
生まれつきのものでは、目をあけたときに、外から見て黒目が見えないときは、弱視になるのを防ぐために、まぶたを上げる手術をできるだけ早い時期におこなう必要があります。
病気が原因で起こるものでは、重症筋無力症の目の症状として、午後から下垂がひどくなったり、疲れたときにひどくまぶたが下がったり、抗コリンエステラーゼ薬で症状が改善されることで診断できます。
脳腫瘍などの脳障害、動眼神経まひでも起こることがあります。
いちばん多いのは加齢により弛緩(しかん)することで起こる下垂です。
【参照】顔の病気:眼瞼下垂
(執筆・監修:慶應義塾大学 教授〔眼科〕 根岸 一乃)