外麦粒腫〔がいばくりゅうしゅ〕
これは睫毛嚢(しょうもうのう:まつげの根もと)の化膿で、まぶたの痛みを伴ったはれ、発赤ではじまり、しだいに限局して膿(うみ)をもつようになり、それが自然排膿して治ることがあります。
まぶたのはれが、まだ初期のうちに抗菌薬の内服や点眼をしたり、抗菌薬を含む眼軟膏(がんなんこう)を用いて処置すれば、膿瘍(のうよう)をつくらないですむことが多いのですが、いったん化膿すると、その膿瘍を切開して排膿させて治すことになります。
まぶたのはれが、まだ初期のうちに抗菌薬の内服や点眼をしたり、抗菌薬を含む眼軟膏(がんなんこう)を用いて処置すれば、膿瘍(のうよう)をつくらないですむことが多いのですが、いったん化膿すると、その膿瘍を切開して排膿させて治すことになります。
(執筆・監修:慶應義塾大学 教授〔眼科〕 根岸 一乃)