眼瞼縁炎(ただれ目)〔がんけんえんえん(ただれめ)〕
まぶたのふち、おもに目頭や目尻がただれて、そこの皮膚が赤くはれ、かゆみがあり、かくとヒリヒリと痛くなります。原因としてはアレルギー、細菌感染や目薬を必要以上に多く点眼したときなどに起こります。治療は原因を取り除くことが第一で、アレルギーが原因の場合は、副腎皮質ステロイド薬を含む眼軟膏(がんなんこう)を寝る前に塗ることもあります。
(執筆・監修:慶應義塾大学 教授〔眼科〕 根岸 一乃)