鼻前庭湿疹、鼻せつ〔びぜんていしっしん、びせつ〕

 前鼻孔(びこう)のやや奥の鼻毛が生えている部分を鼻前庭といいます。ここは皮膚が張っていますので、いじりすぎたりすると炎症を起こし湿疹となります。かゆみや乾燥感がおもな症状ですが、痛みを感じることや、軽い出血をきたすこともあります。抗菌薬やステロイド軟膏(なんこう)を塗れば改善することが多いのですが、鼻いじりをやめないと再発することがあります。
 やはり鼻のいじりすぎで鼻毛の毛根に細菌が侵入すると感染を起こし、皮膚がはれ赤みをおび、痛みを生じます。これを鼻せつといいます。通常は抗菌薬入りの軟膏などの使用や抗菌薬の内服で治りますが、重症の場合にははれているところに針を刺して、中にたまっているうみを排出する必要があります。
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