リンパ管炎〔りんぱかんえん〕

 外傷を受けた傷口や白癬菌(はくせんきん:水虫)による趾間(しかん)のただれやひょう疽(そ)などから、ブドウ球菌や連鎖球菌などの病原菌が侵入すると、リンパ管に沿って急性に炎症を生じます。赤くはれ、発熱や悪寒を伴います。創処置と湿布、抗菌薬を使って治療します。側胸壁、腹壁などで皮下の索状硬結(さくじょうこうけつ)を呈するモンドール病は、表在性静脈炎やリンパ管炎の一つとされています。
 結核やがん、フィラリアなどを原因として慢性の経過をとる慢性リンパ管炎もあり、ひどいものでは皮膚も厚く、しわがよって象の皮膚のようになるので、象皮(ぞうひ)病と言われています。
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