リンパ管腫〔りんぱかんしゅ〕
リンパ管が拡張増殖してかたまりとなった先天的な良性腫瘍の一つです。形成異常の程度によりかたちは異なり、単純性、海綿状、嚢腫(のうしゅ)状などに分類されますが、静脈系の形成異常を併存していることもあります。
顔面や頸(けい)部、鼠径(そけい)部や四肢、縦隔内などに発生します。小さいものや解剖学的に切除可能なものには外科的な切除がおこなわれます。
【参照】
歯と口とあごの病気:リンパ管腫
くびの病気:リンパ管腫(水滑液嚢胞腫)
顔面や頸(けい)部、鼠径(そけい)部や四肢、縦隔内などに発生します。小さいものや解剖学的に切除可能なものには外科的な切除がおこなわれます。
【参照】
歯と口とあごの病気:リンパ管腫
くびの病気:リンパ管腫(水滑液嚢胞腫)
(執筆・監修:東京大学大学院医学系研究科 教授〔血液・腫瘍病態学〕 黒川 峰夫)