岸田文雄首相は6日、東京都内で開かれた外資系金融機関主催の経済セミナーであいさつし、企業年金や個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)に関し、「加入者の利益最大化へ改革の検討を進め、年末までに結論を得る」との考えを示した。政府は、イデコの加入年齢上限の65歳未満から70歳未満への引き上げなどを検討している。
 金融資本市場の改革を巡っては、世界の投資家と対話する「資産運用フォーラム」を10月3日に立ち上げると発表した。 (C)時事通信社