厚生労働省は19日、医療機関と薬局で情報を共有する電子処方箋システムで薬のコードが誤登録され、本来の処方と異なる情報が薬局側に伝達されるトラブルが7件報告されたと発表した。誤った薬が患者に渡された例はないという。同省は24日までシステムを停止し、医療機関などに点検を求める。
同省によると、医薬品には全国一律のコードが付されているが、医療機関側がコードを誤登録したため、薬局側に誤った薬の情報が伝達された。医療機関側が付与した仮コードを薬局側が登録したために起きたトラブルもあった。
薬剤師が気付き、患者に誤った薬が渡されることはなかったという。 (C)時事通信社
電子処方箋システムでトラブル=24日まで停止、一斉点検―厚労省
(2024/12/19 23:06)