医療・医薬・福祉

【介助犬ペア誕生!】3頭目の介助犬と共に新たな一歩を踏み出す

社会福祉法人 日本介助犬協会
●神奈川県在住の小嶋穏未さんと介助犬ユウのペアが2024年3月に認定された


肢体不自由者の日常生活をサポートする介助犬。社会福祉法人日本介助犬協会(以下、協会)は介助犬の育成・普及活動を行っている。2024年3月、神奈川県在住の小嶋穏未さんと介助犬ユウが新たに介助犬認定ペアとして誕生した。

 小嶋さんは小脳・脳幹梗塞による右片麻痺を生じ、介助犬との生活を希望した。2006年から1頭目の介助犬ジャスパー、2013年から2頭目の介助犬ウィッシュとの生活を経て、今回3頭目の介助犬貸与となる。ウィッシュの引退後、本当に自分には介助犬が必要かを悩まれた時期もあったが、介助犬がいない時間を経験したことで改めて介助犬の必要性を感じたという小嶋さん。
介助犬ユウは、協会で産まれ育ったラブラドールレトリバーの雌犬。小嶋さんの歩調に合わせて尾を振りながら歩く。介助犬利用の対象である肢体不自由者は一人一人障がいの程度が異なり、介助犬はニーズに合わせて様々な動作を行う。ユウがサポートしている動作は、「歩行補助」「落としたものを拾う」「緊急時の連絡手段のため携帯電話を持ってくる」などである。合同訓練は約3か月間実施され、小嶋さんの自宅や職場、公共施設など実際に生活する環境で訓練が行われた。小嶋さんにとって3頭目の介助犬ではあるが、犬の性格は1頭1頭異なる為、小嶋さんはユウの性格を知ることから始まり、生活を共にしながら信頼関係を築いた。
認定後、担当トレーナーの小名木さんは、小嶋さん&ユウへ向けて
「これから新たな道をユウと一緒に楽しみながら進んでください。」とエールを送った。



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【社会福祉法人日本介助犬協会】
045-476-9005
Mail:info@s-dog.jp
HP:https://s-dog.jp/
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