将来の感染症危機に備える新たな専門家組織「国立健康危機管理研究機構(JIHS)」の設立式典が4日、東京都新宿区内で開かれた。初代理事長に就任した国土典宏氏は、国民が安心して暮らせる社会の実現に向け「多様な知と力を結集し、健康危機管理体制の強化に取り組んでいく」と抱負を語った。
 式典には赤沢亮正感染症危機管理担当相も参加。あいさつで「政府に知見を提供いただく新たな専門家組織ができたことを大変心強く思う」と期待を示した。 (C)時事通信社