医療データをセキュアに流通・活用可能なプラットフォームによる、データドリブンな次世代医療研究の推進
PRiME-R
~NTTライフサイエンス社による Japan プレシジョン・メディシン プラットフォームTM提供開始 ~
BC Platforms AG(本社:スイス、CEO:Mikaela Bruhammar、以下「BCP」)、バイオ・アクセラレーター株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:高木智史)、日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田明、以下「NTT」)、NTTライフサイエンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:是川幸士、以下「NTTライフサイエンス」)、および、新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社(本社:京都市、代表取締役社長:是川 幸士、以下「PRiME-R」)は、医療データのセキュアな流通・活用による次世代医療研究プラットフォームの構築を推進します。また、これに伴いNTTライフサイエンスより”Japan プレシジョン・メディシン プラットフォーム※1“(以下「JPP」)の提供を本日より開始いたします。あわせて、医療・医薬品の研究開発にJPPを利用したい国内外製薬会社の募集を開始いたします。
BCPはグローバルで実績を持つデータ活用サービスおよび技術について、NTTグループの医療事業の中核を担うNTTライフサイエンスを含む本プロジェクトに対し、日本国内での独占提供契約を締結し、JPPの推進を行うことに合意いたしました。
NTTライフサイエンス、PRiME-R 社長 是川 幸士(左)、BCP 取締役 会長 Laurent Samama(中央)、NTT 取締役 執行役員 工藤 晶子(右)
日本の医療費は年々増加の一途をたどり、2020年度には、42兆7,193億円と社会保障給付費の32.3%を占めるまでになっています※2。持続可能な社会の実現のためには避けてとおることができない大きな課題の一つです。
2023年10月に発表したパートナーシップの締結※3により、NTTグループがBCPのシステム/ノウハウを活用し、メディカルヘルスケアデータの安全な活用環境を実現することで、国内外の研究者が次世代医療のための研究を効率よく推進できる、「Japan プレシジョン・メディシン プラットフォームTM」の提供をNTTライフサイエンスが開始いたしました。
本プラットフォームを活用することにより、機微なメディカルヘルスケアデータを外部に持ち出すことなく、安全で閉じられた環境(グローバルで実績があるTRE*4環境)において、許容された範囲内で利活用することを可能とします。
BCPとNTTグループが各々の実績・強みを持ちよることにより、メディカルヘルスケアデータの安全な利活用を促進し、医療の質と効率を高めることで、大幅な医療構造改革とイノベーションの実現をめざします。
エンドースコメント
■BC Platforms AG 取締役 会長 Laurent Samama
「NTTの革新的な技術とアセットにより、私たちはグローバルの製薬企業に対して、安心・安全にリアルワールドデータ(RWD)*5へのアクセスを実現することができました。データドリブンによる創薬研究などが加速することで、日本の医療の進歩はさらに加速することでしょう。NTT、NTTライフサイエンス、PRiME-Rとバイオ・アクセラレーターと、グローバルな医療データハイウェイを実現するパートナーシップという、日本にて共同のプロジェクトを結成できることを嬉しく思います。NTTライフサイエンスとPRiME-Rは医療データを取り扱う上で大事なネットワーク、サーバー、ストレージなどのインフラだけではなく、ノウハウも持っています。さらに、NTTグローバルデータセンターは市場で3番目に大きなデータセンター事業者です※6。私たちは、NTTグループの比類ないシステムに私たちの技術を加え、データを管理、調和、分析し、データに関する研究に取り組むための私たちのシステムを日本のあらゆる医療機関に提供できるよう努めていきます。」
■NTT取締役 執行役員 研究開発マーケティング本部 アライアンス部門長 工藤 晶子
「NTTグループ中期経営戦略『New value creation & Sustainability 2027 powered by IOWN』(2023年5月発表)*7において、データドリブンによる新たな価値創造を進めることを発表させていただきました。その具体的で、代表的な取り組みがこのJPPです。市場として成長分野でありNTTとして投資分野である医療分野にてグローバルにて実績をもつBCP社とともに早期にマーケットを創っていきたいと考えています。」
■NTTライフサイエンス代表取締役社長、PRiME-R代表取締役社長 是川 幸士
「私たちは、データに基づく強力な知見を活用することで、プレシジョン・メディシンに変化をもたらすことを約束します。私たちの野心は、すでに医学研究の強国である日本から出発して、世界の医療ソリューションを変革することです。 すでに47の医療機関がPRiME-R社のCyberOncology(R)を中心としたCyber Rシリーズを利用し、Genovision Dock(R)※8は59の医療機関で利用され、80,000人以上の顧客が検査を受けています。この強みを生かし、JPPを推進してまいります。」
各社の強み・役割
〇BC Platforms AG
・グローバルで実績のあるデータ活用サービス
・国内2機関での導入実績(理化学研究所、NCGM:国立国際医療研究センター)
〇バイオ・アクセラレーター株式会社
・日本国内でのBC Platform AG提供サービスの導入・オペレーション支援実績
○NTT
・実用化に向けた各パートナーとのエコシステム構築
〇NTTライフサイエンス
・サービス提供主体
・全国 59 超の健診機関へのGenovision(R)サービス導入実績
・約8万人の遺伝子検査情報/時系列健康診断会員データの保有
〇PRiME-R
・大学付属病院等全国 47 超の医療機関へのCyber Oncology(R)を中心としたCyber Rシリーズ導入実績
・日本国内の製薬企業、および、医療機関への営業
参考文献・注釈
※1 「JPP」について
NTTグループ(サービス提供主体はNTTライフサイエンス)がBCPのシステム/ノウハウを活用し、日本の医療機関のメディカルデータを整備することで、日本の研究者が、国内の次世代医療のための研究が効率よくできる仕組みを実現するプラットフォーム。
※2 「令和2(2020)年度国民医療費の概況」2022年11月30日厚労省
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/20/index.html
※3 パートナーシップの締結に関するプレスリリース
2023年10月 3日報道発表
医療分野におけるデータ・ドリブンによる新たな価値創造に向けたパートナーシップの締結について
https://group.ntt/jp/newsrelease/2023/10/03/231003a.html
※4 医療データの持ち出しを技術的に防止する信頼できる研究/分析環境・コンピュータリソース(Trusted Research Environment:TRE)
※5リアルワールドデータ(RWD)
日常の実臨床の中で得られる医療データの総称。電子カルテ、レセプト、DPC(Diagnosis Procedure Combination)、健診データ、患者レジストリデータ、ウェアラブルデバイスから得られるデータなど。
※6 NTT IR DAY 2023 [2023年10月3日]
https://group.ntt/jp/ir/library/presentation/institutional/
※7 NTTグループ中期経営戦略『New value creation & Sustainability 2027 powered by IOWN』
https://group.ntt/jp/ir/mgt/managementstrategy/
※8 Genovision Dock(R)
https://service.ntt-lifescience.co.jp/rpts/anonymous/aboutdna
参考
※BC Platforms AGについて
BC Platforms AGは、個別化医療および医薬品開発のためのデータおよびテクノロジープラットフォームを提供する企業。チューリッヒ(スイス)に本社、エスポー(フィンランド)に開発拠点を置き、ヨーロッパ・北米にゲノム・メディカルデータプラットフォームを提供しています。同社は1997年にMITホワイトヘッド研究所/2型糖尿病遺伝子解析プロジェクトからスピンアウトしたベンチャーで1997年に設立。一流の研究者、開発者、製造業者、ベンダーとともに協力し20年以上にわたって取り組んできた。
会社名 BC Platforms AG
所在地 チューリッヒ
設立 1997年
代表者 CEO Mikaela Bruhammar
https://www.bcplatforms.com/
https://www.linkedin.com/company/bc-platforms/
※ Genovision Dock(R)はNTTライフサイエンス株式会社の登録商標です
※ CyberOncology(R)は新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社の登録商標です
導入実績
・世界25カ国にて、7,000万人の臨床データをクラウド経由で分析可能
・2020年 理化学研究所、2023年にNCGM(国立国際医療研究センター)に導入
※バイオ・アクセラレーター株式会社について
BC Platforms AGの日本でのパートナー(2020年1月より)
会社名 バイオ・アクセラレーター株式会社
所在地 東京都渋谷区代々木
設立 2001 年 8 月
代表者 代表取締役社長兼 CEO 高木智史
http://www.bio-xcelerator.com
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~NTTライフサイエンス社による Japan プレシジョン・メディシン プラットフォームTM提供開始 ~
BC Platforms AG(本社:スイス、CEO:Mikaela Bruhammar、以下「BCP」)、バイオ・アクセラレーター株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:高木智史)、日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田明、以下「NTT」)、NTTライフサイエンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:是川幸士、以下「NTTライフサイエンス」)、および、新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社(本社:京都市、代表取締役社長:是川 幸士、以下「PRiME-R」)は、医療データのセキュアな流通・活用による次世代医療研究プラットフォームの構築を推進します。また、これに伴いNTTライフサイエンスより”Japan プレシジョン・メディシン プラットフォーム※1“(以下「JPP」)の提供を本日より開始いたします。あわせて、医療・医薬品の研究開発にJPPを利用したい国内外製薬会社の募集を開始いたします。
BCPはグローバルで実績を持つデータ活用サービスおよび技術について、NTTグループの医療事業の中核を担うNTTライフサイエンスを含む本プロジェクトに対し、日本国内での独占提供契約を締結し、JPPの推進を行うことに合意いたしました。
NTTライフサイエンス、PRiME-R 社長 是川 幸士(左)、BCP 取締役 会長 Laurent Samama(中央)、NTT 取締役 執行役員 工藤 晶子(右)
日本の医療費は年々増加の一途をたどり、2020年度には、42兆7,193億円と社会保障給付費の32.3%を占めるまでになっています※2。持続可能な社会の実現のためには避けてとおることができない大きな課題の一つです。
2023年10月に発表したパートナーシップの締結※3により、NTTグループがBCPのシステム/ノウハウを活用し、メディカルヘルスケアデータの安全な活用環境を実現することで、国内外の研究者が次世代医療のための研究を効率よく推進できる、「Japan プレシジョン・メディシン プラットフォームTM」の提供をNTTライフサイエンスが開始いたしました。
本プラットフォームを活用することにより、機微なメディカルヘルスケアデータを外部に持ち出すことなく、安全で閉じられた環境(グローバルで実績があるTRE*4環境)において、許容された範囲内で利活用することを可能とします。
BCPとNTTグループが各々の実績・強みを持ちよることにより、メディカルヘルスケアデータの安全な利活用を促進し、医療の質と効率を高めることで、大幅な医療構造改革とイノベーションの実現をめざします。
エンドースコメント
■BC Platforms AG 取締役 会長 Laurent Samama
「NTTの革新的な技術とアセットにより、私たちはグローバルの製薬企業に対して、安心・安全にリアルワールドデータ(RWD)*5へのアクセスを実現することができました。データドリブンによる創薬研究などが加速することで、日本の医療の進歩はさらに加速することでしょう。NTT、NTTライフサイエンス、PRiME-Rとバイオ・アクセラレーターと、グローバルな医療データハイウェイを実現するパートナーシップという、日本にて共同のプロジェクトを結成できることを嬉しく思います。NTTライフサイエンスとPRiME-Rは医療データを取り扱う上で大事なネットワーク、サーバー、ストレージなどのインフラだけではなく、ノウハウも持っています。さらに、NTTグローバルデータセンターは市場で3番目に大きなデータセンター事業者です※6。私たちは、NTTグループの比類ないシステムに私たちの技術を加え、データを管理、調和、分析し、データに関する研究に取り組むための私たちのシステムを日本のあらゆる医療機関に提供できるよう努めていきます。」
■NTT取締役 執行役員 研究開発マーケティング本部 アライアンス部門長 工藤 晶子
「NTTグループ中期経営戦略『New value creation & Sustainability 2027 powered by IOWN』(2023年5月発表)*7において、データドリブンによる新たな価値創造を進めることを発表させていただきました。その具体的で、代表的な取り組みがこのJPPです。市場として成長分野でありNTTとして投資分野である医療分野にてグローバルにて実績をもつBCP社とともに早期にマーケットを創っていきたいと考えています。」
■NTTライフサイエンス代表取締役社長、PRiME-R代表取締役社長 是川 幸士
「私たちは、データに基づく強力な知見を活用することで、プレシジョン・メディシンに変化をもたらすことを約束します。私たちの野心は、すでに医学研究の強国である日本から出発して、世界の医療ソリューションを変革することです。 すでに47の医療機関がPRiME-R社のCyberOncology(R)を中心としたCyber Rシリーズを利用し、Genovision Dock(R)※8は59の医療機関で利用され、80,000人以上の顧客が検査を受けています。この強みを生かし、JPPを推進してまいります。」
各社の強み・役割
〇BC Platforms AG
・グローバルで実績のあるデータ活用サービス
・国内2機関での導入実績(理化学研究所、NCGM:国立国際医療研究センター)
〇バイオ・アクセラレーター株式会社
・日本国内でのBC Platform AG提供サービスの導入・オペレーション支援実績
○NTT
・実用化に向けた各パートナーとのエコシステム構築
〇NTTライフサイエンス
・サービス提供主体
・全国 59 超の健診機関へのGenovision(R)サービス導入実績
・約8万人の遺伝子検査情報/時系列健康診断会員データの保有
〇PRiME-R
・大学付属病院等全国 47 超の医療機関へのCyber Oncology(R)を中心としたCyber Rシリーズ導入実績
・日本国内の製薬企業、および、医療機関への営業
参考文献・注釈
※1 「JPP」について
NTTグループ(サービス提供主体はNTTライフサイエンス)がBCPのシステム/ノウハウを活用し、日本の医療機関のメディカルデータを整備することで、日本の研究者が、国内の次世代医療のための研究が効率よくできる仕組みを実現するプラットフォーム。
※2 「令和2(2020)年度国民医療費の概況」2022年11月30日厚労省
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/20/index.html
※3 パートナーシップの締結に関するプレスリリース
2023年10月 3日報道発表
医療分野におけるデータ・ドリブンによる新たな価値創造に向けたパートナーシップの締結について
https://group.ntt/jp/newsrelease/2023/10/03/231003a.html
※4 医療データの持ち出しを技術的に防止する信頼できる研究/分析環境・コンピュータリソース(Trusted Research Environment:TRE)
※5リアルワールドデータ(RWD)
日常の実臨床の中で得られる医療データの総称。電子カルテ、レセプト、DPC(Diagnosis Procedure Combination)、健診データ、患者レジストリデータ、ウェアラブルデバイスから得られるデータなど。
※6 NTT IR DAY 2023 [2023年10月3日]
https://group.ntt/jp/ir/library/presentation/institutional/
※7 NTTグループ中期経営戦略『New value creation & Sustainability 2027 powered by IOWN』
https://group.ntt/jp/ir/mgt/managementstrategy/
※8 Genovision Dock(R)
https://service.ntt-lifescience.co.jp/rpts/anonymous/aboutdna
参考
※BC Platforms AGについて
BC Platforms AGは、個別化医療および医薬品開発のためのデータおよびテクノロジープラットフォームを提供する企業。チューリッヒ(スイス)に本社、エスポー(フィンランド)に開発拠点を置き、ヨーロッパ・北米にゲノム・メディカルデータプラットフォームを提供しています。同社は1997年にMITホワイトヘッド研究所/2型糖尿病遺伝子解析プロジェクトからスピンアウトしたベンチャーで1997年に設立。一流の研究者、開発者、製造業者、ベンダーとともに協力し20年以上にわたって取り組んできた。
会社名 BC Platforms AG
所在地 チューリッヒ
設立 1997年
代表者 CEO Mikaela Bruhammar
https://www.bcplatforms.com/
https://www.linkedin.com/company/bc-platforms/
※ Genovision Dock(R)はNTTライフサイエンス株式会社の登録商標です
※ CyberOncology(R)は新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社の登録商標です
導入実績
・世界25カ国にて、7,000万人の臨床データをクラウド経由で分析可能
・2020年 理化学研究所、2023年にNCGM(国立国際医療研究センター)に導入
※バイオ・アクセラレーター株式会社について
BC Platforms AGの日本でのパートナー(2020年1月より)
会社名 バイオ・アクセラレーター株式会社
所在地 東京都渋谷区代々木
設立 2001 年 8 月
代表者 代表取締役社長兼 CEO 高木智史
http://www.bio-xcelerator.com
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(2024/04/15 15:00)
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