「おじさんたちのユートピア」サウナ施設が6月、福岡・中洲に誕生!
株式会社日創
- ダメでも大丈夫。ここなら輝けるから。 -
サウナ&カプセルホテル運営を行う、株式会社日創(本社:福岡県福岡市、代表:安東 伸章)は、福岡県福岡市中洲で運営する、サウナ&カプセルホテル「グリーンランド中洲店」をリニューアル。6月23日(火)竣工、6月末リニューアルの予定です。 孤独感、社会との関わりの希薄さや、成果主義での精神的な苦痛などが社会問題とされる昨今、あえて「1人で過ごす時間」「誰にも怒られることなくのびのびとおじさんが過ごせる」場所をコンセプトに、「疲れを癒して、きっと元気だったであろう<あの頃>」を取り戻すユートピアが完成します。 【URL】https://greenland-group.jp/nakasu/
サウナ&カプセルホテル運営を行う、株式会社日創(本社:福岡県福岡市、代表:安東 伸章)は、福岡県福岡市中洲で運営する、サウナ&カプセルホテル「グリーンランド中洲店」をリニューアル。6月23日(火)竣工、6月末リニューアルの予定です。
孤独感、社会との関わりの希薄さや、成果主義での精神的な苦痛などが社会問題とされる昨今、あえて「1人で過ごす時間」「誰にも怒られることなくのびのびとおじさんが過ごせる」場所をコンセプトに、「疲れを癒して、きっと元気だったであろう<あの頃>」を取り戻すユートピアが完成します。
【URL】https://greenland-group.jp/nakasu/
リニューアルコンセプトは「おじさんたちのユートピア」!!!
自宅、会社、居酒屋以外の1人時間の新しい選択肢
「自分に向き合い、明日の活力を取り戻す場所」それが新生グリーンランド
大衆カプセルホテル・サウナとして、親しまれてきたグリーンランド中洲店。
昭和のノスタルジー溢れるデザインに心休まる声も多数いただいておりました。
今回のリニューアルのポイントは「おしゃれすぎない、手頃な安心感」。
サウナブーム以降、サウナに入ることは「おしゃれ」なイメージがあり、新しく完成するサウナ施設は、若者向けの「サウナーの心に引っかかる斬新なデザイン」が増えています。
今回、グリーンランド中洲店は、「あえて、サウナで過ごす時間を元に戻していく」ことをメインにしながら、「成果主義に疲れたおじさんが自分を取り戻す場所」「普段は会社や家庭で居場所がなく、<少しダサいかな>」と言われているおじさんが「かっこいい姿」を取り戻しながら、グリーンランド中洲店から、外に「少しだけ昨日よりもイケてる姿」で街にでたり、家庭や会社に行くことができる、活力ある施設として6月末リニューアオープンいたします。
昭和ノスタルジーを崩さずに利用用途の拡大を目指す!
今回のリニューアルにあたり、代表の安東が目指していたものは、サウナブームに則った、「デザイン面でのおしゃれさ」を中心としたリニューアルでした。
2023年、コロナ禍以降の利用者減少対策の相談を受けた、事業再構築コンサルタント相談を受けたコンサルタント・クリエイティブディレクター、増田ダイスケは、近隣サウナの状況や、人気サウナ施設の状況を整理。
あえて、「孤独感を癒すことができるユートピアサウナ」として、必ずしも「最新サウナは施設面でおしゃれであること」以外の視点から、「体験型施設としてのグリーンランド中洲店」としての利用用途拡大を目指していきました。
(現在の素敵な姿)
(リニューアル後は、より「使いやすさ」をポイントに改善)
ポイントは「1人時間の新しい選択肢」
ただ「おじさんのユートピア」と言っても、概念だけでは実現することができません。
そこで、以下の点にポイントを絞ることになりました。
1.新しい時間潰しの選択肢
グリーンランド中洲店は、コロナ禍以降なくなってきた「夜の時間の過ごし方」を再定義しました。
ポイントは、「会社、自宅、飲み屋以外で過ごすことができる場所にする」こと。
現在は、24時間営業の喫茶店も少なく、施設のある福岡市内では、居酒屋が多く存在しています。そこで、「お酒を飲むことができない人の新しい夜の選択肢」として、帰宅する前に自分の時間を過ごせる場所として、リニューアルすることをコンセプトにすることにしました。
お酒を飲むことができないコンサルタントかつ、東京から福岡に移住して、友人が少なかった増田が自宅に帰宅する以外に自分の時間を過ごしながら、ゆっくりとできる場所が欲しいという考えからスタートしています。
そこで、食堂エリアの奥に「趣味に没頭できるスナックエリア」を設けました。
1人の時間を過ごすということは、自分を見つめ直す時間を取れるということ。
読書に没頭するもよし、仕事に集中するもよし、レコードを聴きながらのんびりすることも可能です。
(食堂の奥には少年の気持ちを取り戻せそうな秘密のお部屋「スナックエリア」が・・・)
(スナックエリアでは趣味について語り合ったり、読書に没頭することができます)
2.もう一度輝きを取り戻してもらいたい
今、「少し鬱陶しくてかっこ悪い!というおじさん上司も、きっと、若い頃、イケイケで輝いていた時間があったはずと私たちは、仮説を立てました。
現在、おじさんを取り巻く社会の状況は、成果主義、部下とのコミュニケーション、仕事の難易度が上がる社会情勢により、厳しさを増しています。単純に、「辛そう」。
でも・・・そんなおじさん上司も、昔は輝いていた時間もあったはず!と考えました。
企画の大きなテーマとして「もう一度、自分がチヤホヤされたら、あの頃の輝きを取り戻すことができるのか!」という点です。自分を見つめ直すことができれば、「元々かっこよかった人がもう一度、輝けたらいいな」という願いを込めています。
3.サウナ3.0は、コミュニケーションと出会い
今回のリニューアルを、私たちは「サウナ3.0」と定義しています。
サウナ1.0は、機能面で、「体を洗い、汗を流すことができる」
サウナ2.0は、「サウナに入る習慣をつけることで、自身の健康意識に目を向けて、自分自身の中から整える」
新しい考え方として、私たちグリーンランドは「好きなものを自由に行うことができる場所の選択肢の1つ」として、新しい仲間との出会いや、自分を取り戻すことをサウナ3.0として定義しました。
「出会い」は必ずしも、友人ができるだけではありません。孤独と向き合って、自己を取り戻した新しい自分との出会い。グリーンランドでの時間を薄着し、かっこよくなったおじさんたちが、街に出ることができるような「イケおじさん」の自分に気が付く「これからの自分との出会い」。そして、イベントがしやすいスペースで開催される行事で出会う、「これまで出会うことがなかった新たな仲間とのコミュニケーション」としての物理的な人間関係の出会いという3つの「新生活」を軸にした出会う場所、グリーンランドがサウナ3.0であると考えています。
今後は、イベント開催も積極的に実施。1人時間も過ごすことができ、さらに共通の趣味や価値観を持った仲間と出会うことができるサウナ施設、グリーンランドとしての展開を目指しています。
4.ワーキングスペースも用意 日中はリモートワークスペースとしても活用可能
これまでは、食堂・休憩スペースとして活用されてきたエリアに新しく「自分磨き」のためのワーキングスペースも用意。サウナに入りリフレッシュ。「時間を過ごす新しい選択肢」として、会社や自宅以外で仕事に没頭できるエリアを用意しています。
気分転換を同時に行いながら、煮詰まった仕事が上手く進んだり、新しい想像もできなかったアイデアが生まれるかもしれません。
今後の展望
- グリーンランド・日創はライフスタイル創造企業へ―
単に、「サウナ・カプセルホテル」を運営していた、運営企業、株式会社日創は、地域で、このような施設を運営することで、「人々の生活の選択肢の1つ」を地域、人々に提供するライフスタイル企業へと転換して行きます。
ただ、「サウナに行く」だけでなく、「サウナに行き、時間を過ごすことで自分自身を取り戻しながら、かっこよくなることができる」「孤独感もここでなら解消できる」そんな新しいライフスタイルの提案で地域に貢献していく企業へと今回のリニューアルを機会に変化していくことを目指しています。
クライアント、クリエイターが「本気で自分が通いたい場所」を共創するプロジェクト
今回のプロジェクトは、株式会社日創代表の安藤伸章の「ライフスタイルを創り上げる企業として地域社会に貢献したい」本気の願いに賛同したクリエイター集結して、
「本当に自分が毎日でも通いたい場所はなんだろう」と考えながら行いました。
コンセプトメイキング、UXデザインは、プランナー、増田ダイスケが実施。
空間デザイナー永井健太率いるKENTANAGAI STUDIO(東京都渋谷区)による新たな空間デザインを元に、施設のポテンシャルを最大限活かすリニューアルを1年間かけて準備してきました。
このコンセプトに賛同したイラストレーター、デザイナー、建築チーム、アパレルブランド、ミュージシャンなど幅広いメンバーが有機的に集い、「通いたい場所を作る」意見を交換し続けながら、今回のプロジェクトは実現しています。
企画担当・プロデューサー 増田ダイスケ コメント
「とにかく、自分の時間に集中できる場所が欲しかった」。
2年前に東京から転職のため、九州に引っ越しをしました。
当初、縁もゆかりもなく、夜の街にお酒を飲みに出ない私は、新しい友人をなかなか作ることができず、かといって、夜会社帰りに買った本を自宅で読む以外の選択肢がなく、「居場所が欲しいなぁ」と考えていました。そこで、1人でも過ごすことができ、ゆっくりと食事ができ、読書も仕事もできる場所があればいいなと思い、このグリーンランドを事業再構築以外に、「自分自身を見つめながら自分の時間を好きに過ごすことができる場所」としてぴったりでは?との想いが強くなりました。
過ごした時間は、日々のストレスから自分を解放させてくれ、自分自身をサウナ、オープンスペースで過ごすことができる場所利用で勉強もできるということは、「新しい施設、夜の過ごし方の選択肢になれるのか」と考えるようになり、同じような想いを抱える人たちのオアシスになればいいなと考えています。
空間デザイナー 永井健太 コメント
初めてグリーンランドに足を踏み入れた時、今回のプロジェクトの進むべき道が完璧に理解できた気がしました。
誤解を恐れずに言えば、「カッコイイものを作ること」が私たちの仕事ではないのです。
デザインとは、与件を整理し、情報を吸い上げ、プロジェクトに必要な核を探り出すこと。そして、その核を表現する最善の方法を、最後の最後まで真摯に考え抜くことに他なりません。
現地で最初に感じた、あの暖かく、懐かしく、魅力溢れる雰囲気は、何者にも代えがたく貴重なものであると思いました。
その魅力を損なうことなく、より良い空間となるためにはどうすれば良いのか。
あそこに我々が考え抜いた答えを置いてきました。
あの場所が皆様にこれまで以上に愛されることができたら、これほど喜ばしいことはありません。
プロジェクトオーナー 安藤伸章 コメント
コロナが明けたにも関わらず、来館するお客様がなかなか増えないと悩み、原因は「世の中で起きているサウナブームに私たちが乗れていないからお客様が来ないのでは」と考え、おしゃれ(いわゆる「映え」なサウナにすれば解決できると考えていました。
その考え はコンセプトを一緒に考案してくれたクリエイターたちでした。
「おしゃれな施設でないからお客様が来ないというのは少し違う。屋外にある看板の情報が多すぎてよく分か らない」と一刀両断され目から鱗でした。
「おじさんたちのユートピア」の企画書をもらった時には、面白すぎて、1日中何度も何度も読み返していました。
すぐに改善しようと思い立ち、クリエイティブチームの提案のグランドデザインを将来像に描きながら、「できる改善は全部やる」スタンスで、細かく実行。現在では、コロナ渦以前の来館者数を実現しています。
コンセプト実現に向けて一番変わったのは私自身です。小さなトライアンドエラーを積み重ねて、少しずつ実績をつくっていくことが大切だと考えるようになりました。
なにか新しいことを始めたり、変えたりすることは大変なこと・難しいことと捉えられがちですが、本当に小さな一歩を踏み出すことで着実に改善されていくことを身をもって体験しています。
常連のお客様からもグリーンランドの中がどんどん綺麗になっていると声をかけられたときは、挑戦してよかったと心底思いました」
「始まったなグリーンランド」。これからの未来が楽しみです。
- クリエイティブチームメンバー プロフィール -
安藤伸章 - プロジェクトオーナー
プロジェクトオーナーとして広い心でクリエイターが活動しやすい環境を存分に用意。
株式会社日創代表取締役
生年月日:1976年7月12日生まれ(47歳)
出身・在住:福岡県北九州市
経歴: 高校卒業後、九州電力株式会社に入社。主に原子力発電所施設の保全、保守、建設等の業務に携わる。24年勤めた後、株式会社日創に入社し2020年10月に代表取締役に就任。
釣り、バイク、ゴルフ、音楽鑑賞と文化を愛する自身の幅広い趣味を活かした施設運営を行う。
増田ダイスケ - プランナー / クリエイティブディレクター
イジゲングループ在籍時に本プロジェクトに参加。グランドデザイン、コンセプトメイキング等企画に関する全てをプロデュース。
生年月日:1980年9月21日生まれ(43歳)
出身・茨城県 2022年に九州移住後、現在は従来の活動拠点の東京に在住
経歴:大学卒業後、編集者を経てIT、広告の世界に転籍。クリエイティブディレクターとして大手外資企業、国内企業のブランドデザインを幅広く手がける。
DXコンサルタント、新規事業開発コンサルタントとして九州では活動。
現在は、都内のブランディング企業 株式会社ノーツデザインオフィスに参画中。
企業課題をブランディング、サービスデザインで解決することを得意とする。
大分県別府市開催の音楽フェスティバル「いい湯だな」ディレクター、DJの側面も持つ。
目標はラジオパーソナリティとして自分の番組を深夜に持つこと。
インタビュー記事
https://www.musicman.co.jp/interview/586515
SNS
https://www.instagram.com/d09212/
株式会社ノーツデザインオフィス
https://www.notes-design.co.jp/
永井健太 - 空間デザイナー
生年月日:1984年
出身・在住:東京都
桑沢デザイン研究所を経てViewport Studio(英)、 Futurity inc.、SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd.にて建築から家具デザインまでさまざまなプロジェクトに携わる。2020年よりKENTA NAGAI STUDIOとして自身での活動を開始。物販店、オフィス、飲食店舗、ホテルなど幅広い分野のデザインを行う。German Design Award など受賞。
KENTANAGAI STUDIO
https://kentanagai.com/
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◆ 株式会社日創(グリーンランド)について
会社名 :株式会社日創 代表者 :代表取締役 安東 伸章
設立 : 本社所在地:福岡市博多区中洲3丁目6番17号
事業内容 :男性専用のサウナ&カプセルホテルの経営
WEBサイト:https://greenland-group.jp/
【本資料に関するお問い合わせ・取材のご相談先】
プロジェクトチームがなんでもお話しします。
お気軽にご相談ください。
株式会社日創 広報窓口
増田大介 (ますだだいすけ)
tel: 080-4365-3581
mail: daisuke.masuda@greenland-group.jp
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レセプションパーティーとして「誰でも参加できるディスコパーティー」開催します
本プロジェクトの竣工記念として、新しいグリーンランドのコンセプトを体験していただきたく、「明日から元気になるために大人がはしゃぐ」ためのディスコイベントを、
2024年6月29日(土)に開催いたします。普段は男性専用施設ですが、当日は誰でも参加可能です。
当日はDJを交えて、「誰も自由に入れてが平等に楽しむことができる場所と時間」
を提供。
詳細は今後随時発表いたします。
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- ダメでも大丈夫。ここなら輝けるから。 -
サウナ&カプセルホテル運営を行う、株式会社日創(本社:福岡県福岡市、代表:安東 伸章)は、福岡県福岡市中洲で運営する、サウナ&カプセルホテル「グリーンランド中洲店」をリニューアル。6月23日(火)竣工、6月末リニューアルの予定です。 孤独感、社会との関わりの希薄さや、成果主義での精神的な苦痛などが社会問題とされる昨今、あえて「1人で過ごす時間」「誰にも怒られることなくのびのびとおじさんが過ごせる」場所をコンセプトに、「疲れを癒して、きっと元気だったであろう<あの頃>」を取り戻すユートピアが完成します。 【URL】https://greenland-group.jp/nakasu/
サウナ&カプセルホテル運営を行う、株式会社日創(本社:福岡県福岡市、代表:安東 伸章)は、福岡県福岡市中洲で運営する、サウナ&カプセルホテル「グリーンランド中洲店」をリニューアル。6月23日(火)竣工、6月末リニューアルの予定です。
孤独感、社会との関わりの希薄さや、成果主義での精神的な苦痛などが社会問題とされる昨今、あえて「1人で過ごす時間」「誰にも怒られることなくのびのびとおじさんが過ごせる」場所をコンセプトに、「疲れを癒して、きっと元気だったであろう<あの頃>」を取り戻すユートピアが完成します。
【URL】https://greenland-group.jp/nakasu/
リニューアルコンセプトは「おじさんたちのユートピア」!!!
自宅、会社、居酒屋以外の1人時間の新しい選択肢
「自分に向き合い、明日の活力を取り戻す場所」それが新生グリーンランド
大衆カプセルホテル・サウナとして、親しまれてきたグリーンランド中洲店。
昭和のノスタルジー溢れるデザインに心休まる声も多数いただいておりました。
今回のリニューアルのポイントは「おしゃれすぎない、手頃な安心感」。
サウナブーム以降、サウナに入ることは「おしゃれ」なイメージがあり、新しく完成するサウナ施設は、若者向けの「サウナーの心に引っかかる斬新なデザイン」が増えています。
今回、グリーンランド中洲店は、「あえて、サウナで過ごす時間を元に戻していく」ことをメインにしながら、「成果主義に疲れたおじさんが自分を取り戻す場所」「普段は会社や家庭で居場所がなく、<少しダサいかな>」と言われているおじさんが「かっこいい姿」を取り戻しながら、グリーンランド中洲店から、外に「少しだけ昨日よりもイケてる姿」で街にでたり、家庭や会社に行くことができる、活力ある施設として6月末リニューアオープンいたします。
昭和ノスタルジーを崩さずに利用用途の拡大を目指す!
今回のリニューアルにあたり、代表の安東が目指していたものは、サウナブームに則った、「デザイン面でのおしゃれさ」を中心としたリニューアルでした。
2023年、コロナ禍以降の利用者減少対策の相談を受けた、事業再構築コンサルタント相談を受けたコンサルタント・クリエイティブディレクター、増田ダイスケは、近隣サウナの状況や、人気サウナ施設の状況を整理。
あえて、「孤独感を癒すことができるユートピアサウナ」として、必ずしも「最新サウナは施設面でおしゃれであること」以外の視点から、「体験型施設としてのグリーンランド中洲店」としての利用用途拡大を目指していきました。
(現在の素敵な姿)
(リニューアル後は、より「使いやすさ」をポイントに改善)
ポイントは「1人時間の新しい選択肢」
ただ「おじさんのユートピア」と言っても、概念だけでは実現することができません。
そこで、以下の点にポイントを絞ることになりました。
1.新しい時間潰しの選択肢
グリーンランド中洲店は、コロナ禍以降なくなってきた「夜の時間の過ごし方」を再定義しました。
ポイントは、「会社、自宅、飲み屋以外で過ごすことができる場所にする」こと。
現在は、24時間営業の喫茶店も少なく、施設のある福岡市内では、居酒屋が多く存在しています。そこで、「お酒を飲むことができない人の新しい夜の選択肢」として、帰宅する前に自分の時間を過ごせる場所として、リニューアルすることをコンセプトにすることにしました。
お酒を飲むことができないコンサルタントかつ、東京から福岡に移住して、友人が少なかった増田が自宅に帰宅する以外に自分の時間を過ごしながら、ゆっくりとできる場所が欲しいという考えからスタートしています。
そこで、食堂エリアの奥に「趣味に没頭できるスナックエリア」を設けました。
1人の時間を過ごすということは、自分を見つめ直す時間を取れるということ。
読書に没頭するもよし、仕事に集中するもよし、レコードを聴きながらのんびりすることも可能です。
(食堂の奥には少年の気持ちを取り戻せそうな秘密のお部屋「スナックエリア」が・・・)
(スナックエリアでは趣味について語り合ったり、読書に没頭することができます)
2.もう一度輝きを取り戻してもらいたい
今、「少し鬱陶しくてかっこ悪い!というおじさん上司も、きっと、若い頃、イケイケで輝いていた時間があったはずと私たちは、仮説を立てました。
現在、おじさんを取り巻く社会の状況は、成果主義、部下とのコミュニケーション、仕事の難易度が上がる社会情勢により、厳しさを増しています。単純に、「辛そう」。
でも・・・そんなおじさん上司も、昔は輝いていた時間もあったはず!と考えました。
企画の大きなテーマとして「もう一度、自分がチヤホヤされたら、あの頃の輝きを取り戻すことができるのか!」という点です。自分を見つめ直すことができれば、「元々かっこよかった人がもう一度、輝けたらいいな」という願いを込めています。
3.サウナ3.0は、コミュニケーションと出会い
今回のリニューアルを、私たちは「サウナ3.0」と定義しています。
サウナ1.0は、機能面で、「体を洗い、汗を流すことができる」
サウナ2.0は、「サウナに入る習慣をつけることで、自身の健康意識に目を向けて、自分自身の中から整える」
新しい考え方として、私たちグリーンランドは「好きなものを自由に行うことができる場所の選択肢の1つ」として、新しい仲間との出会いや、自分を取り戻すことをサウナ3.0として定義しました。
「出会い」は必ずしも、友人ができるだけではありません。孤独と向き合って、自己を取り戻した新しい自分との出会い。グリーンランドでの時間を薄着し、かっこよくなったおじさんたちが、街に出ることができるような「イケおじさん」の自分に気が付く「これからの自分との出会い」。そして、イベントがしやすいスペースで開催される行事で出会う、「これまで出会うことがなかった新たな仲間とのコミュニケーション」としての物理的な人間関係の出会いという3つの「新生活」を軸にした出会う場所、グリーンランドがサウナ3.0であると考えています。
今後は、イベント開催も積極的に実施。1人時間も過ごすことができ、さらに共通の趣味や価値観を持った仲間と出会うことができるサウナ施設、グリーンランドとしての展開を目指しています。
4.ワーキングスペースも用意 日中はリモートワークスペースとしても活用可能
これまでは、食堂・休憩スペースとして活用されてきたエリアに新しく「自分磨き」のためのワーキングスペースも用意。サウナに入りリフレッシュ。「時間を過ごす新しい選択肢」として、会社や自宅以外で仕事に没頭できるエリアを用意しています。
気分転換を同時に行いながら、煮詰まった仕事が上手く進んだり、新しい想像もできなかったアイデアが生まれるかもしれません。
今後の展望
- グリーンランド・日創はライフスタイル創造企業へ―
単に、「サウナ・カプセルホテル」を運営していた、運営企業、株式会社日創は、地域で、このような施設を運営することで、「人々の生活の選択肢の1つ」を地域、人々に提供するライフスタイル企業へと転換して行きます。
ただ、「サウナに行く」だけでなく、「サウナに行き、時間を過ごすことで自分自身を取り戻しながら、かっこよくなることができる」「孤独感もここでなら解消できる」そんな新しいライフスタイルの提案で地域に貢献していく企業へと今回のリニューアルを機会に変化していくことを目指しています。
クライアント、クリエイターが「本気で自分が通いたい場所」を共創するプロジェクト
今回のプロジェクトは、株式会社日創代表の安藤伸章の「ライフスタイルを創り上げる企業として地域社会に貢献したい」本気の願いに賛同したクリエイター集結して、
「本当に自分が毎日でも通いたい場所はなんだろう」と考えながら行いました。
コンセプトメイキング、UXデザインは、プランナー、増田ダイスケが実施。
空間デザイナー永井健太率いるKENTANAGAI STUDIO(東京都渋谷区)による新たな空間デザインを元に、施設のポテンシャルを最大限活かすリニューアルを1年間かけて準備してきました。
このコンセプトに賛同したイラストレーター、デザイナー、建築チーム、アパレルブランド、ミュージシャンなど幅広いメンバーが有機的に集い、「通いたい場所を作る」意見を交換し続けながら、今回のプロジェクトは実現しています。
企画担当・プロデューサー 増田ダイスケ コメント
「とにかく、自分の時間に集中できる場所が欲しかった」。
2年前に東京から転職のため、九州に引っ越しをしました。
当初、縁もゆかりもなく、夜の街にお酒を飲みに出ない私は、新しい友人をなかなか作ることができず、かといって、夜会社帰りに買った本を自宅で読む以外の選択肢がなく、「居場所が欲しいなぁ」と考えていました。そこで、1人でも過ごすことができ、ゆっくりと食事ができ、読書も仕事もできる場所があればいいなと思い、このグリーンランドを事業再構築以外に、「自分自身を見つめながら自分の時間を好きに過ごすことができる場所」としてぴったりでは?との想いが強くなりました。
過ごした時間は、日々のストレスから自分を解放させてくれ、自分自身をサウナ、オープンスペースで過ごすことができる場所利用で勉強もできるということは、「新しい施設、夜の過ごし方の選択肢になれるのか」と考えるようになり、同じような想いを抱える人たちのオアシスになればいいなと考えています。
空間デザイナー 永井健太 コメント
初めてグリーンランドに足を踏み入れた時、今回のプロジェクトの進むべき道が完璧に理解できた気がしました。
誤解を恐れずに言えば、「カッコイイものを作ること」が私たちの仕事ではないのです。
デザインとは、与件を整理し、情報を吸い上げ、プロジェクトに必要な核を探り出すこと。そして、その核を表現する最善の方法を、最後の最後まで真摯に考え抜くことに他なりません。
現地で最初に感じた、あの暖かく、懐かしく、魅力溢れる雰囲気は、何者にも代えがたく貴重なものであると思いました。
その魅力を損なうことなく、より良い空間となるためにはどうすれば良いのか。
あそこに我々が考え抜いた答えを置いてきました。
あの場所が皆様にこれまで以上に愛されることができたら、これほど喜ばしいことはありません。
プロジェクトオーナー 安藤伸章 コメント
コロナが明けたにも関わらず、来館するお客様がなかなか増えないと悩み、原因は「世の中で起きているサウナブームに私たちが乗れていないからお客様が来ないのでは」と考え、おしゃれ(いわゆる「映え」なサウナにすれば解決できると考えていました。
その考え はコンセプトを一緒に考案してくれたクリエイターたちでした。
「おしゃれな施設でないからお客様が来ないというのは少し違う。屋外にある看板の情報が多すぎてよく分か らない」と一刀両断され目から鱗でした。
「おじさんたちのユートピア」の企画書をもらった時には、面白すぎて、1日中何度も何度も読み返していました。
すぐに改善しようと思い立ち、クリエイティブチームの提案のグランドデザインを将来像に描きながら、「できる改善は全部やる」スタンスで、細かく実行。現在では、コロナ渦以前の来館者数を実現しています。
コンセプト実現に向けて一番変わったのは私自身です。小さなトライアンドエラーを積み重ねて、少しずつ実績をつくっていくことが大切だと考えるようになりました。
なにか新しいことを始めたり、変えたりすることは大変なこと・難しいことと捉えられがちですが、本当に小さな一歩を踏み出すことで着実に改善されていくことを身をもって体験しています。
常連のお客様からもグリーンランドの中がどんどん綺麗になっていると声をかけられたときは、挑戦してよかったと心底思いました」
「始まったなグリーンランド」。これからの未来が楽しみです。
- クリエイティブチームメンバー プロフィール -
安藤伸章 - プロジェクトオーナー
プロジェクトオーナーとして広い心でクリエイターが活動しやすい環境を存分に用意。
株式会社日創代表取締役
生年月日:1976年7月12日生まれ(47歳)
出身・在住:福岡県北九州市
経歴: 高校卒業後、九州電力株式会社に入社。主に原子力発電所施設の保全、保守、建設等の業務に携わる。24年勤めた後、株式会社日創に入社し2020年10月に代表取締役に就任。
釣り、バイク、ゴルフ、音楽鑑賞と文化を愛する自身の幅広い趣味を活かした施設運営を行う。
増田ダイスケ - プランナー / クリエイティブディレクター
イジゲングループ在籍時に本プロジェクトに参加。グランドデザイン、コンセプトメイキング等企画に関する全てをプロデュース。
生年月日:1980年9月21日生まれ(43歳)
出身・茨城県 2022年に九州移住後、現在は従来の活動拠点の東京に在住
経歴:大学卒業後、編集者を経てIT、広告の世界に転籍。クリエイティブディレクターとして大手外資企業、国内企業のブランドデザインを幅広く手がける。
DXコンサルタント、新規事業開発コンサルタントとして九州では活動。
現在は、都内のブランディング企業 株式会社ノーツデザインオフィスに参画中。
企業課題をブランディング、サービスデザインで解決することを得意とする。
大分県別府市開催の音楽フェスティバル「いい湯だな」ディレクター、DJの側面も持つ。
目標はラジオパーソナリティとして自分の番組を深夜に持つこと。
インタビュー記事
https://www.musicman.co.jp/interview/586515
SNS
https://www.instagram.com/d09212/
株式会社ノーツデザインオフィス
https://www.notes-design.co.jp/
永井健太 - 空間デザイナー
生年月日:1984年
出身・在住:東京都
桑沢デザイン研究所を経てViewport Studio(英)、 Futurity inc.、SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd.にて建築から家具デザインまでさまざまなプロジェクトに携わる。2020年よりKENTA NAGAI STUDIOとして自身での活動を開始。物販店、オフィス、飲食店舗、ホテルなど幅広い分野のデザインを行う。German Design Award など受賞。
KENTANAGAI STUDIO
https://kentanagai.com/
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◆ 株式会社日創(グリーンランド)について
会社名 :株式会社日創 代表者 :代表取締役 安東 伸章
設立 : 本社所在地:福岡市博多区中洲3丁目6番17号
事業内容 :男性専用のサウナ&カプセルホテルの経営
WEBサイト:https://greenland-group.jp/
【本資料に関するお問い合わせ・取材のご相談先】
プロジェクトチームがなんでもお話しします。
お気軽にご相談ください。
株式会社日創 広報窓口
増田大介 (ますだだいすけ)
tel: 080-4365-3581
mail: daisuke.masuda@greenland-group.jp
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レセプションパーティーとして「誰でも参加できるディスコパーティー」開催します
本プロジェクトの竣工記念として、新しいグリーンランドのコンセプトを体験していただきたく、「明日から元気になるために大人がはしゃぐ」ためのディスコイベントを、
2024年6月29日(土)に開催いたします。普段は男性専用施設ですが、当日は誰でも参加可能です。
当日はDJを交えて、「誰も自由に入れてが平等に楽しむことができる場所と時間」
を提供。
詳細は今後随時発表いたします。
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(2024/05/22 10:00)
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