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再春館製薬所、2024年より国内・海外の社員を対象に平均7.6%の賃上げを実現

株式会社再春館製薬所
「100年生き続ける会社」を目指し、若手人材の活躍と多様な働き方を推進

 株式会社再春館製薬所(本社:熊本県上益城郡益城町、代表取締役CEO西川正明、以下再春館製薬所)は、2024年4月より国内・海外の正社員・パートタイム等の非正規社員を対象に平均7.6%の賃上げを実現しました。また、2024年6月から、自分らしい働き方の選択を可能にするキャリア形成の一環として、マネジメント以外のキャリアコースを新設。全社員が安心して働ける環境づくりを行うことで、社員の活躍をさらに推進し、お客様に末永く信頼いただける会社・サービスの提供を目指していきます。


社員の8割以上を占める女性社員が活躍しやすい会社づくりに努めている(写真:製造部門)
(写真:コールセンター)
給与体系見直しの背景


 再春館製薬所が目指すのは、ただ単に働く場を提供することではなく、社員一人ひとりが自分自身の能力を最大限に発揮できる場の創出です。今回の給与体系の見直しは、国内・海外に在籍する全ての社員が安心して長期的なキャリアを築けることを図ったものです。

 安定して就労できる環境づくりの一環として、本社を構える熊本県の基準と比較して相対的に高い給与水準を設けていた経緯はあったものの、昨今の物価高騰などを受けた形で、今回の見直しに至っています。改訂の内容としては、全社平均で7.6%の賃上げを実施。社員881名を対象に給与が見直される他、24年春の新卒新入社員19名も対象に含まれ、非正規雇用で働くパートタイム社員についても、時給を100円アップしています。また、新卒新入社員も対象に含むことで、熊本から全国や海外に向けての仕事ができる「やりがい」創出も含めて、熊本で働くことの魅力を見出してほしいという、人材育成体制構築も意図したものです。

育休取得率100%の実績、独自の休暇制度や福利厚生の導入も


 再春館製薬所はこれまでも、長期的なキャリア形成の取り組みを実施してきた実績があります。昨今、世の中でも叫ばれている「女性の活躍推進」というテーマにも、30年以上前より着手。社員の8割以上を占める女性社員が活躍しやすい会社づくりに努め、女性管理職登用率は47%と全国的にもトップレベルの水準を誇ります。

 また、女性社員が育児をしながらも働きやすい環境整備を行い、1988年から企業内保育所に先駆けた社員専用の保育園を創設。女性の育休取得率は100%、男性の育児休業も推進し、その取得率も75%と全国平均と比較して高い数値となっています。
 
 さらに、積極的な有給取得推奨に加え、 2022年より、社員、家族の特別な日に特別休暇を取得できる「アニバーサリー休暇」や、連続した休暇を取ることで心身のリフレッシュや家族との時間を過ごしてもらいたいという考えから「プラチナ休暇」を導入。その他、熊本地震を経験し、助けていただいた感謝の気持ちを返すことができるための「ボランティア休暇」などの独自の休暇制度を導入し、従業員のワークライフバランス向上や福利厚生の充実に努めています。

熊本から世界へ、熊本本社で働く外国籍人材の積極的登用


 2011年より海外事業を展開し、100億円事業への拡大を掲げる中で、再春館製薬所は全国の外国籍人材の登用ならびに海外からの社員雇用を、継続して行っています。寮の完備・帰国支援・故郷の家族の会社見学への招致など、海外の文化や習慣を尊重したサポート体制を構築し、外国籍社員も管理職として登用。長期就業のための環境を整備することで、熊本から日本全国、そして世界に向けた企業として、多様な人材登用を推進します。

「働き方改革だから」ではなく、社員が臨む制度の実現へ


 現在、再春館製薬所では、「管理職以外のキャリアコース」等の多様な働き方を望む社員の声を受け、2024年6月から自分らしい働き方の選択を可能にするキャリア形成の一環として、マネジメント以外のキャリアコースの導入を予定しており、より様々な人材が活躍できる会社づくりに努めています。

 「100年生き続ける会社」を目指す企業として、再春館製薬所は「自然とつながり、人とつながる明日を。」という理念に基づき、社員の職場でのやりがい創出が「自分らしく、いきいきとした人生」を送ることにつながると考え、今後も、安心して長く働ける環境づくりや制度の展開をはじめ、多様性に富んだ社会の実現を目指してまいります。



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