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OPERe、ポケさぽの新機能「アナムネ・問診」を2024年秋に提供開始。スマホで回答した患者情報を電子カルテに格納

株式会社OPERe
株式会社OPERe(東京都千代田区、代表取締役/CEO 澤田 優香、読み方 オペリ、以下 OPERe)が提供するPatient Flow Management(PFM)をベースとした患者説明システム「ポケさぽ」は、医療者が入院前に実施する患者情報収集業務をサポートする「アナムネ・問診」機能を、2024年秋より提供開始いたします。
本リリースに合わせて、「アナムネ・問診」機能の一部を、国際モダンホスピタルショウ(2024年7月10日―12日、東京ビッグサイト)で公開することをお知らせします。



■機能の背景
病院では、入院前に患者に関する病状、既往歴、家族歴、アレルギー歴など患者さんに関する情報を聞き取ることをアナムネや問診と呼びます。アナムネや問診は、急性期病院のPFMにおいて大きな役割を担っており、その情報をどう活用するかは、病院経営にとっても非常に重要です。
PFMセンターにて 、アナムネや問診を入院前に行なうことで、以下の3つの役割を果たすことができます。
- 入院準備の支援と外来収益の向上 
- 入院など医療の充実
- 早期介入による在院期間短縮

OPEReは、2023年春に実施した川崎幸病院、セイコーエプソンとの実証実験(「入院前の患者情報取得による業務効率化および患者の医療体験向上に関する実証実験を川崎幸病院にて開始」)から「アナムネ・問診」機能の検討を続けてまいりました。このたび製品化に目処が立ち、正式に今秋より製品提供いたします。 ■ポケさぽ「アナムネ・問診」の5つの特徴



ポケさぽ「アナムネ・問診」機能には、大きく5つの特徴があります。
- アナムネと複数の問診をまとめて、患者さん側を1つのフォームに集約し、患者さんの問診体験を向上することができます。
- 患者さんはご自宅等からご自身のスマートフォンにて、フォームに回答できます。
- 患者さんの回答内容は、手書きの問診票と同じデザインで病院に出力されます。
- 患者さんの回答内容をもとに、対象加算などの判定支援を行います。
- 出力された問診票は、バーコードスキャンによる電子カルテへの格納、テキストデータのコピー入力やQRコード入力によって容易に転記できます。


OPERe 代表取締役/CEO 澤田よりコメント
 「アナムネ・問診」システムの実証実験を通じ、医療者の皆様は膨大な情報を読み解き、医療サービスに活かすために、「全身で」読んでいるということを認識しました。ワクチンの予診票の回答が右と左にわかれるように、日々の問診票においても、「レイアウト」「患者の回答」そして医療者の方々が行う「医療サービスの質を上げる情報解釈」が非常に重要であることを改めて認識しました。
このたびのアナムネ・問診機能の設計として、紙の方が書きやすい方は紙で、デジタルの方が入力しやすい方はデジタルで、ただし情報出力は同じフォーマットで行います。また、医療サービスの質を上げる点において対象加算などの判定をデジタルで支援をいたします。
 現在、対患者DXは「過渡期」であると考えています。高齢な患者さんが多い一方で、そのご家族や一部の患者さんはスマホコミュニケーションが日常化しており、それぞれに合った形を尊重しようとすると、現場オペレーションがデジタルとアナログの2つに分かれてしまうのが現状です。分かれてしまうオペレーションを、いかに負担なく、違和感なく、快適に感じてもらうためにはどうすればいいのかを、「患者説明」という領域で、工夫を凝らしてまいりました。今回リリースする「アナムネ・問診」に関しても、セイコーエプソンとともに、患者・医療者ともに良いオペレーションの一歩目を踏み出しています。今回発表する機能が、「アナムネ・問診」のより良い手段として、医療サービスの価値向上と業務負荷軽減に貢献できるよう、精進してまいります。

■国際モダンホスピタルショウ2024にて機能の一部を公開
2024年7月10日―12日、東京ビッグサイトにて開催される「国際モダンホスピタルショウ2024」の、OPEReのブースにて、「アナムネ・問診」機能の一部を公開します。
会場には、OPEReのスタッフとともに製品パートナーであるセイコーエプソンのスタッフといっしょに製品についてご案内いたします。

OPEReブースは、東5ホールの「265」です。



■製品パートナー セイコーエプソン担当者からのコメント
2023年の川崎幸病院との実証実験から製品開発にご協力いただいている、エプソン プリンティングソリューションズ事業本部 P事業戦略推進部 部長 中見 至宏からのコメント 今回、オペリ社との業務資本提携の成果として、新しい共創サービスを発表できることをとても嬉しく思います。オペリ社の卓越した医療現場への洞察力と、患者に寄り添う姿勢、そして医療業界をデジタルトランスフォーメーション(DX)で変革するという強い精神は、エプソンの『持続可能で心豊かな社会の実現』というパーパスに共鳴しています。
今回の「アナムネ・問診」は、エプソンのEpson Connectによるクラウド遠隔プリント技術やスキャン技術と、オペリ社の高度な専門知識を融合させたものです。このサービスによって、医療現場での人手不足の解決を支援し、患者の医療体験の向上にも大いに貢献できると確信しています。 ■提供開始時期
2024年 秋
※2024年8月1日より順次製品のご案内開始 ■ポケさぽとは
「ポケさぽ」はPFMをベースとし、患者のポケットにあるスマートフォンから、動画やPDF、メッセージ等を用いて患者説明やアナムネ・問診をシステムです。患者説明の繰り返し「同じ説明を違う患者に」する部分を「ポケさぽ」が担うことで、患者はいつでも・どこでも・なんどでも患者説明を受けることができます。医療者は口頭・書類に加え「デジタル」の表現を活用する延長で、入院・検査に必要なアナムネ・問診を行い、業務負荷軽減やペーパーレス等の効果を目的としたシステムです。「ポケさぽ」について:https://www.opere.jp/poke-sup

■会社概要
株式会社OPERe
所在地:東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル1F-3F Spaces 大手町
設立  :2020年6月
代表者:代表取締役/CEO 澤田優香
URL :https://www.opere.jp/
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