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「ユビーメディカルナビ 生成AI」大幅アップデート

Ubie株式会社
~ワークフロー機能・モバイルデバイス活用・API/DWH等による電子カルテ連携で活用シーンのさらなる拡大へ~

 Ubie株式会社(本社:東京都中央区、共同代表取締役:阿部吉倫・久保恒太、以下、Ubie)は、医療機関向け生成AIサービス「ユビーメディカルナビ 生成AI」において、ワークフロー機能・モバイルデバイス活用・API/DWH(Data Ware House)等による電子カルテ連携により、医療現場でのさらなる効率化を目指す大幅なアップデートを行うことをお知らせいたします。新機能は2024年11月から順次導入される予定です。

▼「ユビーメディカルナビ 生成AI」サービスサイト
https://intro.dr-ubie.com/hospitals/generativeai_lp



■「ユビーメディカルナビ 生成AI」について
「ユビーメディカルナビ 生成AI」は、生成AIを活用し病院内の医療従事者が抱える業務課題を解決し支援するサービスです。文章生成・要約、音声認識、画像認識などの機能があり、医師向けの紹介状作成支援、看護師向けの退院看護サマリ作成・IC記録作成支援、医療事務向けの退院サマリ作成支援・紹介状作成支援・カンファレンス議事録作成等が可能で、医療機関における高い認知負荷を軽減し業務の効率化や品質の均一化に貢献します。また、コンサルタントが導入検討から医療現場での活用や業務実装に至るまで一気通貫で支援します。病院ごとの個別環境の準備、一般ユーザー向けと異なりデータ学習機能をオフにした生成AIモデルを活用するなど、ネットワークセキュリティに配慮した形でサービスを提供しています。
■「ユビーメディカルナビ 生成AI」アップデートの背景
「ユビーメディカルナビ 生成AI」は、2024年5月にサービスの提供を開始しました。活用シーンは多岐にわたり、看護師の退院時看護サマリ作成業務の実証実験の実証実験(n=189)では、作成時間が42.5%減少できたことが有意に確認されるなど、生成AIが院内全体の業務効率化に寄与する可能性が示されています(*1)。既に大学病院をはじめ急性期の大病院を中心に30以上の病院に導入され、コンサルタントが各病院での導入から活用支援を行う中で、「事務作業や診察業務以外のシーンでも積極的に活用したい」「より患者さんとしっかり向き合える業務環境を整備したい」というご相談をいただいていました。こうした背景を受け、生成AIの活用シーンのさらなる拡大を目的に、複数の機能を追加するアップデートを行います。
■「ユビーメディカルナビ 生成AI」アップデート詳細



1.複数の生成AI機能をワンステップで実行できる「ワークフロー機能」の追加(2024年11月開始予定)
これまでは音声データをテキスト化し、その内容を要約して報告書を作成する場合は、「音声データをテキスト化する」「文字起こししたテキストを整える」「整えたテキストから要約文を作成する」と、3つの操作を都度実行する必要がありました。「ワークフロー機能」では、これらのプロセスをワンステップで実行できるようになり、より一層の作業時間の短縮を実現します。また、ワークフロー機能により、個別の複雑な業務に合わせて新たに別のシステム開発を行うことなく、ワークフローを追加することで対応が可能となります。今後は、複数のインプットが必要な入院サマリの作成やモバイルからの音声・画像取り込みから必要な文章作成を行うといったユースケースにおいて、ワンステップの簡単な操作でアウトプットが作成可能となる予定です。




2.モバイルデバイス活用と音声実行機能の追加(2024年内開始予定)
「ユビーメディカルナビ 生成AI」をモバイルデバイスで活用でき、かつ、音声で実行できるようになります。これまではパソコンのみでの操作だったことから、活用場所が限られ、また操作時はパソコンでの操作に集中する必要がありました。モバイルデバイスでの活用と音声実行機能の追加により、例えば病室での患者さんとの対話を妨げることなく、シームレスなコミュニケーションを実現します。



3.電子カルテを始めとした院内の他サービスとのAPI/DWH連携(年内に順次提供開始予定)
「ユビー メディカルナビ 生成AI」を電子カルテをはじめとした院内の各種システムとAPI/DWH等を通じてデータ連携することにより、より効率的に生成AI活用が可能となります。ワークフロー機能と組み合わせることにより、電子カルテを拡張するような補助システムとして半自動的な処理が可能となります。例えば、電子カルテと「ユビー メディカルナビ 生成AI」のAPI/DWH連携により、退院予定の患者さんの情報を夜間に連携し、退院当日の朝までに退院サマリと紹介状の草案を事前に半自動的に生成するといったユースケースが実現可能となります。



■今後の展望
「ユビーメディカルナビ 生成AI」は、病院業務の効率化を図り、患者さんに寄り添う医療環境と医療従事者の働きがい向上を目指して、2025年末までに今後さらに全国100施設への導入を目指します。また今後は、日本で最も多い死因であるがんに対応するため(*2)、がん診療連携拠点病院等に特化した機能・サービスの開発を予定しています。がんは日本の主要な健康課題であり、専門的治療と効率的システムが不可欠です。がん診療連携拠点病院等の医療従事者の負担を軽減することで、がん医療の質向上に貢献してまいります。


*1恵寿総合病院、退院時看護サマリ作成業務に生成AIを適用した業務効率化の有用性を確認
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000048083.html
*2厚生労働省「令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai23/index.html


【Ubie株式会社について】
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに掲げ、医師とエンジニアが2017年5月に創業したヘルステックスタートアップです。AIをコア技術とし、症状から適切な医療へと案内する「ユビー」と、診療の質向上を支援する医療機関向けサービスパッケージ「ユビーメディカルナビ」等を開発・提供。誰もが自分にあった医療にアクセスできる社会づくりを進めています。

所在地  :〒103-0012  東京都中央区日本橋堀留町二丁目4番3号 日本橋堀留町2丁目ビル 6F
設立   :2017年5月
代表者  :共同代表取締役 医師 阿部 吉倫・共同代表取締役 久保 恒太
URL   :https://ubie.life


【Ubie株式会社が提供するサービス一覧】
▽生活者向け 症状検索エンジン「ユビー」
日本版:https://ubie.app
US版:https://ubiehealth.com

▽医療機関向け「ユビーメディカルナビ」
https://intro.dr-ubie.com

▽医療機関向け「ユビーメディカルナビ 生成AI」
https://intro.dr-ubie.com/hospitals/generativeai_lp
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