「パランパルミル・ジャパン(日本版半里親制度)」の国内展開へ向けて、11月24日よりフランス視察を実施
特定非営利活動法人ウィーズ
NPO法人ウィーズ(千葉県鎌ヶ谷市、理事長 光本 歩)は2024年4月より、地域で子どもを育てる仕組みづくりをおこなうため、フランスで長年続く子育て支援団体「パランパルミル」の取り組みを日本版に導入すべく、「みてね基金」第四期イノベーション助成を受け、パランパルミル・ジャパン(仮称)事業実施に向けた準備をしています。日本国内になじむ形での展開と効果的な支援活動への応用を目指すため、2024年11月下旬にフランスに渡航し、この取り組みの実施や連携の実績がある複数の行政機関や子ども支援機関を視察します。
【視察概要】
- 視察期間:2024年11月24日~11月30日
- 視察先:フランス(パリ、その他主要都市)
- 視察対象:フランスで子ども支援に携わる8機関
- 視察内容:現場見学・専門家による研修の受講・子ども支援に関する情報収集
視察の様子について、当団体理事長のnoteにてお知らせしていきます。
視察中は毎日、ライブ中継での視察報告をおこなう予定です。
URL:https://note.com/ayumi_mitsumoto/n/n2316aa1da186
【パランパルミルでおこなわれていること】
パランパルミルは、フランスの民間機関がおこなっている子育て支援をおこなう団体です。直訳すると「1,000人の親」と表されるように、この取り組みでは子どもたちに複数の大人(フランスでは半里親と表現されます)をマッチングし、時間や生活を共有することを通じて1:1の関係性を育みながら、安心・安全を保ったうえで細く長い交流を行います。
パランパルミルの取り組みは、こうして子どもひとりひとりに関心を寄せる大人の存在を届けていきます。マッチングされた子どもと大人は、子どものニーズを満たすために対話を重ねたり、様々なアクティビティを企画し実行したりします。これらの機会が提供されることにより、子どもたちの保護者の方も、気兼ねなく親子で過ごす時間をひとやすみ(レスパイト)することができます。心と体に余裕を持てるようになり、親子のより穏やかな関係性を構築・維持することにも寄与できる仕組みです。
【NPO法人ウィーズが目指していること】
当団体では、家庭環境や親子関係にしんどさを抱える8,000人以上の子どもたちと接してきました。学齢期の子どもたちの多くはしんどさを抱えながらも親への愛情や生まれ育った家庭というルーツへの関心も強く持っています。そういった複雑な思いを抱える子どもたちへの伴走は、子どもたちだけでなく、親御さんも含めた家族まるごとのサポートが必要不可欠です。しかし、子どもだけ、親だけを支援する場所は多くあれども、親子それぞれと関係性を構築し、家族調整を担う支援は乏しい日本の現状があります。
当団体は、子どもの声に耳を傾け、相談支援や自立支援をしてきたことはもちろん、両親の別居・離婚後の親子交流(面会交流)の支援を通じて家族調整を長年おこなってきました。その経験を活かし、地域の大人と協力しながら「家族に風通しの良い時間をつくる」を実現することで、親子が穏やかな関係性を持ち続けられる社会を目指します。
【視察の目的】
フランスでは、長年にわたり地域や行政と連携した子ども支援体制が整備されており、特に児童福祉や教育支援の分野では、包括的かつ持続可能なサポート体制が確立されています。今回の視察では、こうした取り組みを直接見学し、現地の関係者からのヒアリングを通して、日本での新制度導入に向けた知見を得ることを目的としています。また、フランス国内での現地調査を通じ、フランスと日本の文化や制度の違いも学びながら、日本における活動に新たな視点を取り入れる機会といたします。
【視察後の展望】
2025年より、「パランパルミル・ジャパン(仮称)」のモデル事業を千葉県松戸市を中心に行う予定です。
モデル事業では、当団体で運営している子どもたちの居場所・宿泊施設「みちくさハウス」を拠点とし、複数の子どもと複数の大人の交流から開始し、地域の大人と子どもの関係性づくりを丁寧におこなっていくことを想定しています。
【取材対応】
フランスでの視察期間及び前後の取材については、当団体ホームページからお問い合わせください。
【みてね基金イノベーション助成について】
「みてね基金」は、子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に向けて、「みてね基金」が定める「難病・障がい」「教育」「貧困」「出産・子育て」「虐待」の5つの領域に取り組む活動に対して、二つの助成プログラムを実施しており、イノベーション助成では革新的な解決策のアイデアと実行力を持っている団体に、その取り組みを進めるためのまとまった投資的資金を提供するプログラムです。
当団体の「日本版パランパルミル:1,000人の親プロジェクト」は「みてね基金」第四期イノベーション助成に採択されています。
※「みてね基金」公式サイト: https://fund.mitene.us/
【本件に関するお問合せ先】
特定非営利活動法人ウィーズ
千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山4-11-28-101
TEL:047-711-9594
FAX:047-711-9495
MAIL:info@we-ed-s.com
HP: https://we-ed-s.com/
※パランパルミルに関する活動について
当団体理事長の更新するnoteをご覧ください。
https://note.com/ayumi_mitsumoto
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NPO法人ウィーズ(千葉県鎌ヶ谷市、理事長 光本 歩)は2024年4月より、地域で子どもを育てる仕組みづくりをおこなうため、フランスで長年続く子育て支援団体「パランパルミル」の取り組みを日本版に導入すべく、「みてね基金」第四期イノベーション助成を受け、パランパルミル・ジャパン(仮称)事業実施に向けた準備をしています。日本国内になじむ形での展開と効果的な支援活動への応用を目指すため、2024年11月下旬にフランスに渡航し、この取り組みの実施や連携の実績がある複数の行政機関や子ども支援機関を視察します。
【視察概要】
- 視察期間:2024年11月24日~11月30日
- 視察先:フランス(パリ、その他主要都市)
- 視察対象:フランスで子ども支援に携わる8機関
- 視察内容:現場見学・専門家による研修の受講・子ども支援に関する情報収集
視察の様子について、当団体理事長のnoteにてお知らせしていきます。
視察中は毎日、ライブ中継での視察報告をおこなう予定です。
URL:https://note.com/ayumi_mitsumoto/n/n2316aa1da186
【パランパルミルでおこなわれていること】
パランパルミルは、フランスの民間機関がおこなっている子育て支援をおこなう団体です。直訳すると「1,000人の親」と表されるように、この取り組みでは子どもたちに複数の大人(フランスでは半里親と表現されます)をマッチングし、時間や生活を共有することを通じて1:1の関係性を育みながら、安心・安全を保ったうえで細く長い交流を行います。
パランパルミルの取り組みは、こうして子どもひとりひとりに関心を寄せる大人の存在を届けていきます。マッチングされた子どもと大人は、子どものニーズを満たすために対話を重ねたり、様々なアクティビティを企画し実行したりします。これらの機会が提供されることにより、子どもたちの保護者の方も、気兼ねなく親子で過ごす時間をひとやすみ(レスパイト)することができます。心と体に余裕を持てるようになり、親子のより穏やかな関係性を構築・維持することにも寄与できる仕組みです。
【NPO法人ウィーズが目指していること】
当団体では、家庭環境や親子関係にしんどさを抱える8,000人以上の子どもたちと接してきました。学齢期の子どもたちの多くはしんどさを抱えながらも親への愛情や生まれ育った家庭というルーツへの関心も強く持っています。そういった複雑な思いを抱える子どもたちへの伴走は、子どもたちだけでなく、親御さんも含めた家族まるごとのサポートが必要不可欠です。しかし、子どもだけ、親だけを支援する場所は多くあれども、親子それぞれと関係性を構築し、家族調整を担う支援は乏しい日本の現状があります。
当団体は、子どもの声に耳を傾け、相談支援や自立支援をしてきたことはもちろん、両親の別居・離婚後の親子交流(面会交流)の支援を通じて家族調整を長年おこなってきました。その経験を活かし、地域の大人と協力しながら「家族に風通しの良い時間をつくる」を実現することで、親子が穏やかな関係性を持ち続けられる社会を目指します。
【視察の目的】
フランスでは、長年にわたり地域や行政と連携した子ども支援体制が整備されており、特に児童福祉や教育支援の分野では、包括的かつ持続可能なサポート体制が確立されています。今回の視察では、こうした取り組みを直接見学し、現地の関係者からのヒアリングを通して、日本での新制度導入に向けた知見を得ることを目的としています。また、フランス国内での現地調査を通じ、フランスと日本の文化や制度の違いも学びながら、日本における活動に新たな視点を取り入れる機会といたします。
【視察後の展望】
2025年より、「パランパルミル・ジャパン(仮称)」のモデル事業を千葉県松戸市を中心に行う予定です。
モデル事業では、当団体で運営している子どもたちの居場所・宿泊施設「みちくさハウス」を拠点とし、複数の子どもと複数の大人の交流から開始し、地域の大人と子どもの関係性づくりを丁寧におこなっていくことを想定しています。
【取材対応】
フランスでの視察期間及び前後の取材については、当団体ホームページからお問い合わせください。
【みてね基金イノベーション助成について】
「みてね基金」は、子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に向けて、「みてね基金」が定める「難病・障がい」「教育」「貧困」「出産・子育て」「虐待」の5つの領域に取り組む活動に対して、二つの助成プログラムを実施しており、イノベーション助成では革新的な解決策のアイデアと実行力を持っている団体に、その取り組みを進めるためのまとまった投資的資金を提供するプログラムです。
当団体の「日本版パランパルミル:1,000人の親プロジェクト」は「みてね基金」第四期イノベーション助成に採択されています。
※「みてね基金」公式サイト: https://fund.mitene.us/
【本件に関するお問合せ先】
特定非営利活動法人ウィーズ
千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山4-11-28-101
TEL:047-711-9594
FAX:047-711-9495
MAIL:info@we-ed-s.com
HP: https://we-ed-s.com/
※パランパルミルに関する活動について
当団体理事長の更新するnoteをご覧ください。
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(2024/11/12 10:00)
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