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11月は“子宮頸がん予防啓発月間”クレアージュ レディースドッククリニックが20~30代女性に調査 検診とワクチン、どちらかでよいと考える女性が半数という結果に

クレアージュ東京 レディースドッククリニック
受診と接種の併用の重要性についてクレアージュ院長 浜中医師が解説




女性のための人間ドック「クレアージュ東京 レディースドッククリニック」(場所:東京都 千代田区有楽町)は、11月の子宮頸がん予防啓発月間に合わせて、全国20~30代の女性200名 を対象に「子宮頸がん予防」に関するアンケート調査を実施いたしました。

調査サマリ

・HPVワクチンを1回以上接種したことがあると回答した女性は28.5%キャッチアップ制度対象の20代女性においても45%と半数を下回る結果に。
・子宮頸がん検診を定期的に受診している女性は全体の35.5%。受診率を下回る結果には、「企業健診に含まれていないから」という理由が最多に。
・子宮頸がん予防のために、検診とHPVワクチンの接種の併用が必要だと回答した女性は 50%。残り半数は、検診またはHPVワクチンのどちらかの受診・接種で十分であると考えている。

【調査概要】 2024年11月実施 全国20~30代女性200名 インターネット調査

子宮頸がんについて
子宮頸がんは、20代後半から30代の女性が発症のピークを迎える女性特有のがんです。子宮の入り口である「子宮頸部」で「ヒトパピローマウイルス(HPV)」に持続感染することで発症するがんで、年間約11,000人が罹患、約2,900人が亡くなっています。 また、初期段階において自覚症状がないため、HPVワクチンの接種での予防や、定期的に子宮頸がん検診を受診し、早期に発見することが重要です。 11月は「子宮頸がん予防啓発月間」とし、関連企業や自治体などが子宮頸がんの予防・早期 発見促進のために情報発信を強化しています。

キャッチアップ制度とは?
現在、対象の女性がHPVワクチンを無料で3回接種できる「キャッチアップ制度」が国内で施行されています。2013年~2021年の間、ワクチン接種後に生じうる副反応のリスクについて賛否が起こり、ワクチンの積極的な接種の呼びかけが差し控えられていましたが、キャッチアップ制度により、その間に定期接種の対象であった平成9年度~19年度生まれの女性においては、2025年3月までの3回接種を無料で受けることができます。

HPVワクチンを1回以上接種したことがあると回答した女性は28.5%。 キャッチアップ制度対象の20代女性においても45%と半数を下回る結果に。

子宮頸がんは、ワクチンの接種で子宮頸がんの原 因である「ヒトパピローマウイルス(HPV)」の 感染を予防することができます。日本では小学校 6年から高校1年相当の女性が定期予防接種の対象 とされていますが、クレアージュの調査では、 「1度でも接種したことがある」と回答した20~ 30代の女性は全体の28.5%にとどまりました。また、過去にワクチンの副作用が問題視され、一時 的に積極的な接種の呼びかけが中止された期間に 接種対象となっていた、現在のキャッチアップ制度対象の20代女性69名においては、45%の接種率 とはなるものの、半数を下回っています。







子宮頸がん検診の定期受診率は全体の35.5%。定期受診できていない理由には「企業健診に含まれていないから」という回答が最多に。

子宮頸がん検診は、20歳以上の女性は2年に1回の定期受診が推奨されていますが、調査における定期受診率は35.5%となりました。定期的に受診できていないと回答した女性からは、 「会社での健診の項目に含まれていないから」という理由が最多となっています。その他に も、「恥ずかしい」、「検査の痛みに不安がある」など、検診にネガティブなイメージを持つ女性も少なくありません。 日本の子宮頸がん検診の受診率は世界の先進国と比較して受診率が低く、上記のようなネガ ティブイメージや、がんだと知るのが怖いという声もあります。しかし、子宮頸がんは早期に発見すれば治療が可能な病気であることや、検査に対する恐怖感の解消など、検診を提供する側にも配慮や工夫が必要だといえます。



“子宮頸がん予防は検診とワクチンのどちらかのみでよい”と考える女性が約半数

また、子宮頸がん予防に対する考え方について質問したところ、検診とワクチンの併用が必要だと考える女性は50%で、検診またはワクチンのいずれかのみ受診・接種すれば併用は必要ないと考える女性が同等数いることが分かりました。
この質問の結果を踏まえ、クレアージュ東京 レディースドッククリニック総院長の浜中聡子医師に、子宮頸がん予防における検診とワクチン併用の重要性についてお話を伺いました。

浜中医師「ワクチン接種だけで安心しないで」HPVワクチン接種だけでは、子宮頸がんの原因の50~70% 程度の予防にとどまり、ワクチンで予防できない型のウイルスに感染してしまう場合もあるため、定期的に検診を受けることが大切です。 また、子宮頸がんだけでなく、子宮筋腫や卵巣嚢腫、子宮 内膜症などの疾患を見つけるために、経腟超音波の受診も検討してください。普段の生理不順や生理痛などのお悩みが実は病気だったというケースも考えられるので、この予防啓発月間を、婦人科疾患全体と向き合う機会にしていた だきたいです。



クレアージュ東京 レディースドッククリニック 総院長 浜中 聡子先生


クレアージュ東京 レディースドッククリニックの子宮頸がん検診について
クレアージュ東京 レディースドッククリニックでは、子宮頸がん検診で一般的な子宮頸部細胞診や、HPVに感染しているかどうかを調べるHPV検査を提供しています。企業健診では必須項目になっていることの少ない経腟超音波検査や、乳がん検診・大腸がん検診とのセット プランもご用意。ご自身に必要な検査をピックアップして受けていただくことが可能です。 また、受診者様、医師、スタッフが全員女性のため、恥ずかしさや検査への不安も最小限にとどめます。

■子宮頸がん検診を含む検査プランの例

・婦人科検診A(経膣超音波):8,140円(税込)
超音波を腟の中からあてて、跳ね返ってくる反射波を画像化し、子宮や卵巣の状態を調べる検査です。この検査では自覚症状のない子宮や卵巣の異常も鮮明に見ることができます。月経痛や過多月経の原因になっている疾患や、不妊につながる疾患を見つけることができます。

・婦人科検診B(子宮頸部細胞診+経膣超音波):13,200円(税込)
経腟超音波検査に加え、子宮頸部の細胞を採取して異常な細胞の有無を検査する「子宮頸部細胞診」検査がセットになっています。子宮の入り口である子宮頸部を、ブラシのついた専用器具でこすり、検体を採取します。

・婦人科検診C(子宮頸部細胞診+経膣超音波+HPV検査):26,400円(税込)
経腟超音波検査、子宮頸部細胞診検査に加え、ハイリスクHPV検査を行います。ハイリスクHPV検査では、子宮頸がんの原因となるHPVの感染の有無を調べます。ハイリスクHPVに感染しても症状は全くありません。細胞診と併用することで精度が上がります。20代ではHPVの感 染率が高く、その多くは自然に消失することが分かっているので、30代以上の方におすすめです。

・YOU健診(30代向けプラン):37,400円(税込)
女性の罹患率が高い3つのがん(乳がん、子宮がん、大腸がん)に加え、子宮内膜症や子宮筋腫など、女性特有の疾患を総合的にチェックすることができる検査です。 乳房の検査において、30代は、乳腺が発達しているため、より正確な診断のためマンモグラフィと乳房超音波検査を推奨しています。子宮頸がん検査では、細胞診に加え、HPV検査もご受診いただけます。

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