医療・医薬・福祉

【NPO法人ソーシャルデザインワークス】年頭所感

特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークス
・関東1号店、関西2号店を新規オープン予定
・ラジオ配信など社外発信に注力する1年へ



全国9拠点で就労移行支援、自立訓練(生活)等事業所「SOCIAL SQUARE」を運営するNPO法人ソーシャルデザインワークス(代表:北山剛)から新年のご挨拶を申し上げます。

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、日頃より皆様から支えていただき、より一層の成長を感じる一年となりました。
当法人の福祉サービスご利用者の皆様、また多くの関係機関の方々に厚く御礼申し上げます。

本年は、旧年からの組織の成長に磨きをかけ、確かな地盤を築いて参ります。
まずは関東1号店、関西2号店の新規オープンを予定しております。また、これまで社内に重点を置いていたラジオ配信を社外規模に拡大することで、当法人の「生まれ育った街の違いが人生の格差にならず諦めない人が増えていく社会」という価値を、社会に広めていくことに注力して参ります。

2024年を振り返って
2拠点の立ち上げ。地域ニーズに応えるエリア支援。

2024年は2月に熊本県熊本市上乃裏に1拠点、4月に福島県郡山市に1拠点を新たにオープンいたしました。
熊本市では3拠点目、郡山市では2拠点目の店舗となりましたが、先んじて運営していた店舗では、有難くも多くの利用者の方や地域の方に訪れていただいており、どちらも更なる地域のニーズに応えた形での開業となりました。
新規にオープンした店舗もそれぞれ今期の利用目標を達成し、また他の拠点と連携してエリアとして支援の輪を広げることで、より地域と強固な繋がりを作り出すことができています。
また2023年にオープンした秋田山王店についても、2年目にして既に1拠点に収まりきらないニーズがあり、2号店目の可能性を感じております。

2024年に10周年を迎えたSOCIAL SQUARE(就労移行支援・自立訓練(生活)等事業所)ですが、9年目までは毎年1拠点ずつの新規開業をしてきました。それが10年目にして1年に2拠点の開業が叶い、法人としても一段階上のフェーズに突入したように感じます。こうして力をつけてこられたのは、地域のニーズに応え続けてきた故と考えています。当法人は「多機能型事業所(障害福祉に関する2つ以上のサービスを提供している事業所)」という形での出店を続けています。それは、都市部とは異なる地方ならではの障害者の就労事情というものがあるからです。就労移行支援の2年間という期間では足りないが、自立訓練から社会に出る準備を始めることで、自分らしさを発揮できる職場や居場所を見つける時間をしっかりと確保でき、「諦めない一歩を踏み出せる」。そうした時間を必要とする層が一定数いることを感じたため、あくまで多機能型事業所という形を取り続けています。
こうした多機能型事業所の面としての地域との関わりを、全国にスポット的に広めている取り組みは、他にあまり類を見ないものとして認識しております。この取り組みは利用者の方にもより多くの選択肢を提供することとなるため、就労移行支援や自立訓練の一つの支援の形として社会に広めていく意義のあるものと考えております。

「2030-20」を目指して
更なる2拠点の立ち上げと組織強化
今春より、関東第1号店となる埼玉県草加市と、関西2号店(1号店は兵庫県西宮市)となる兵庫県尼崎市での新規オープンを予定しております。
これらの拠点は、これまでの地方出店という方針からは異なる都市部に程近い場所での展開となります。これは、都市部といえどもSOCIAL SQUAREのような多機能型事業所を必要とする方々がいることをキャッチし、そのニーズに応えるためです。私たちはどのような場所であってもあくまで「地域のニーズに応える」ことを方針としていきます。

また、拠点が増えると同時に拡大していく組織を盤石なものとするため、マネジメント機能強化にも注力して参ります。その一環として、ビジネスセクターからの人材登用やマネジメント職へ意欲のある若者の採用を積極的に進めていきます。

社外発信への注力
当法人では、「ごちゃまぜラジオ」というラジオ番組の配信を昨年7月より開始いたしました。このラジオでは、社会での生きづらさに関するテーマから、スタッフの人生を捉えたインタビューや趣味を語り尽くす「偏愛」シリーズなどのライトなテーマまで幅広く配信しております。これらはSOCIAL SQUAREのカリキュラムの一つとしてライブ配信を行うほか、より多くの方に気軽にSOCIAL SQUAREの雰囲気や当法人の理念に触れていただけるように、amazon musicやSpotifyでのアーカイブ配信(無料)に力を入れて参ります。
amazon musicはこちら    Spotifyはこちら
普段障害福祉に触れることのない層にもアプローチをすることで、「生まれ育った街の違いが人生の格差にならず諦めない人が増えていく社会」という価値をより社会に広めていきたいと考えております。


社会課題に挑み続ける。
近年、大人の発達障害という言葉やヘルプマークの認知が進み、障害福祉への理解が進んだかのように見えます。しかし人々の意識の根底にある差別感覚は一朝一夕には拭えないものです。
実際に当法人が新しい地域に出店を検討する際も、「障害福祉の事業所です」ということをお伝えすると貸借に抵抗を示す物件オーナーの方もいらっしゃいました。
だからこそ、時間をかけて地域と交わり、少しずつですが福祉の手をつなげ広げていくこと、ひいては大きな社会の価値観に影響を与えることに挑み続けます。






そこで当法人では、以下のことを中期的な経営目標として掲げます。
2030年までに20拠点を展開する160名規模の法人として、全国に求められる存在となること。

本年も地域に根差し、社会課題に挑み続ける法人を目指して参りますので、何卒皆様のご支援、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げるとともに、この2025年が素晴らしい1年となることを心より願っております。

2025年1月4日 NPO法人ソーシャルデザインワークス代表 北山 剛

NPO法人ソーシャルデザインワークスについて
私たちは、仲間同士が感謝しあい、お互いの幸せを追い求め、協力しあう風土と、多様な考え、様々な生き方や働き方を尊重しあい、応援しあう文化を醸成していくチームであり続けます。その中で、20年後の未来・社会に向けて、人・街・文化に対する様々な社会貢献活動をしていきます。
私たちが全国の拠点で諦めずに行動していくことが地域の人たちの勇気となり、それが多くの人たちの人生の豊かさに繋がるような諦めない一歩を踏み出せる社会を創っていきます。

特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークス
全国で障害福祉事業所「SOCIALSQUARE(ソーシャルスクエア)」を展開。就労移行支援・自律訓練サービスを実施。


企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES ()までご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

関連記事(PRTIMES)