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在宅がん療養財団、24時間対応・AI搭載がん相談サービス「ランタン」β版公開:クラウドファンディングを3月31日まで実施

一般財団法人在宅がん療養財団
がん患者・ご家族や医療・介護の現場に向けた、信頼性の高い対話型相談ツール:最新版を無料でご利用いただけます!

一般財団法人在宅がん療養財団(所在地:東京都世田谷区、理事長:渡邊清高)は、在宅でがんの療養をされる患者さんやご家族、それを支える医療従事者等のために、対話型のAI搭載がん相談サービス「ランタン」を開発、このたび最新β版を公開しました。在宅療養などで医師にすぐ相談できない患者さんも、専門家監修の信頼できるデータに基づき、24時間いつでも疑問や不安を解消できるサービスです。
2025年4月の正式リリースに向け、現在クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて3月31日まで支援を募集し、地域情報や海外の最新ガイドラインの統合など、より高精度な情報提供の実現を目指します。公共性・社会性の高い新たなサービスを通じて、がん療養に伴う悩み事を軽減し、多様な方々が安心して暮らせる社会を創出していきます。

AI搭載がん相談サービス「ランタン」:https://lantern-ai.jhocc.jp/
クラウドファンディング:https://camp-fire.jp/projects/810017/view

CAMPFIRE クラウドファンディング 実施中

「ランタン」(LINE版)質疑応答例

◇AI搭載がん相談サービス「ランタン」とは
現在日本では2人に1人が生涯で「がん」に診断されるといわれ、誰にとっても身近な問題となりました。がんと診断されたとき、治療の選択肢に迷ったとき、あるいは在宅療養中の不安に直面したとき、「ランタン」はがんに関する信頼性の高い情報を対話形式で提供する、生成AIを利用した相談サービスです。
利用者はスマートフォンやPCからいつでもどこでも質問でき、専門家監修の情報に基づく信頼性の高い回答を受け取ることができます。
■開発の背景と思い
がんの治療は情報戦です。ちまたにあふれる情報の中からいかに正しい知識を得ていくかが鍵になります。このプロジェクトは、特に情報が必要となる「最初にがんと言われた時」「再発や転移を伴う進行がんと言われた時」「うつ手がないと言われ、最後の時を迎える時」といった3つの正念場に直面しているご本人、そしてその周りの家族、友人や知人、医療に関わるすべての方に、共通の信頼できる正しい最新の情報を届けることを目指しています。
「ランタン」という名称は、がんに立ち向かう方々の手助けになる、足元を照らす「灯(あかり)」をイメージしています。
■「ランタン」サービスの特徴
- 対話型AIによる24時間個別対応: 「ランタン」は、疑問を文章で投げかけると、その内容に応じた最適な情報を丁寧にわかりやすく提供します。従来のキーワード検索とは異なり、会話の文脈を理解し、続けて質問を重ねることも可能です。また24時間対応しているので、いつでも何回でも、困った時にアクセスできます。
- 信頼できる情報源を使用: 「ランタン」は、国立がん研究センターの「がん情報サービス」や専門家が監修した医学論文、最新のガイドラインに基づく情報を参照し、より信頼性の高い回答を提供します。
- ハルシネーション(誤情報)を抑制:一般的な生成AIは、場合によっては架空の情報を生成してしまう問題があります。しかし「ランタン」は専門家が監修したデータベースを活用し、生成AIの誤情報を最小限に抑える仕組みを構築しています。
- 医師、専門家によるレビュー:医師や研究者、介護施設責任者、患者会代表など様々なバックボーンを持つ当財団の理事・評議員や、医師70名によるα版テストを実施、回答の信頼性についてチェックを行っています。

■β版・新機能の概要
最新のβ版は、LINEアプリを介して利用可能で、簡単な操作性と直感的な対話形式が特徴です。
利用者は、連続した対話を通して、納得いくまで質問を重ねることができ、幅広い年齢層の方、実際の医療現場での疑問解消など、様々な場面でご利用いただけます。
またPCからはブラウザ版(Lantern_0.25)を、現在無料でご利用いただけます。
→AI搭載がん相談サービス「ランタン」:https://lantern-ai.jhocc.jp/
◇CAMPFIREクラウドファンディング
「ランタン」のサービス継続・開発のため、2025年3月31日(月)まで、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中です。4月に正式公開版をリリースし、さらなる機能強化を図ります。

プロジェクト名: 【がん患者のために】治療・ケア・看取り『AI搭載がん相談サービス』を作りたい!
募集期間: 2025年1月22日(水)12:00 ~ 3月31日(日)23:59
目標金額: 500万円
プラットフォーム: CAMPFIRE
支援ページ: https://camp-fire.jp/projects/810017/

専門家による信頼性の高いデータを学習

がん療養は入院から在宅の時代に

■クラウドファンディング成功で実現できること
- 地域情報の充実:がん治療は、地域ごとに受けられる医療サービスが異なります。ご支援により、ユーザーの住む地域や病状に応じた、より精度の高い情報提供が可能になります。
- 欧米の最新ガイドラインを活用:現在の「ランタン」は日本のがん情報を基に回答していますが、ご支援により、国内外の最新診療ガイドラインを取り入れ、日本国内で受けられる最適な治療法を提案できるようになります。
- 治験情報の提供:がんの治療選択肢の一つとして、新しい治療法の臨床試験(治験)があります。これらの最新実施状況を「ランタン」に統合、ユーザーの状態に応じた治験情報の提供を目指します。

〇こんな場面でお役に立ちます
- AIやコンピュータにあまり詳しくない方に:「難しい操作なしで、知りたいことをすぐに聞ける」のがランタンの最大の利点です。普段からLINEを使っている方なら、そのままメッセージを送るだけで利用できます。より詳細な質問と回答ができるβ版も、LINEからアクセス可能です。医療の専門用語や説明が難しい場合など、「この言葉の意味を教えて」と聞けば、わかりやすく、何度でも丁寧にお答えます。
- 日常的にインターネットで調べものをする方に:
ご本人やご家族、お友達ががんと診断されたとき、病気のことや治療方法について調べようとすると、あまりにも多くの情報があふれていて、どの情報を信じたらよいのか見分けるのが難しい状況です。「ランタン」は、専門家監修の信頼できる情報を使用しているため、安心して利用できます。忙しいあなたのために、より正確な情報をお届けします。
- 看護師・薬剤師・医師などの医療従事者、介護職の方に:
医療や介護の現場で患者さんやご家族からがんに関する質問を受けた場合、「ランタン」は、国立がん研究センターの「がん情報サービス」や専門家監修のコンテンツを元にした信頼できる情報を、素早く提供します。
患者さんに分かりやすい言葉で説明したいとき、抗がん剤などの副作用情報やその対応策を調べるとき、または説明の補足として信頼できる情報サービスを紹介したいときなど、医療従事者の業務をサポートし、患者さんにより適切な情報を提供するお手伝いをします。

■一般財団法人 在宅がん療養財団について
一般財団法人在宅がん療養財団は、近年主流となってきたがんの在宅療養において、がん患者とそのご家族、医療従事者への正確で信頼できる情報提供の必要性を強く認識し、QAサイト「在宅がんウィット」や書籍の出版を行ってきました。今回、患者さんやご家族に寄り添う新たなサービスとして、「ランタン」を開発、2025年4月からの本公開を目指しています。
情報技術の進歩により、誰でも最新の知識が得られる時代が始まろうとしています。『ランタン』はがん療養の道を照らす灯(あかり)となるよう、最新の信頼できる情報を利用者の方々に提供していきます。
さまざまな情報が氾濫する中、納得の上、安心して療養ができる手助けとなるよう、本プロジェクトを成功させたいと一同邁進しております。ご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。
【団体概要】

一般財団法人在宅がん療養財団
【名称】 一般財団法人在宅がん療養財団
【所在地】 東京都世田谷区
【代表者】 理事長 渡邊清高
【設立】 2020年4月
【事業内容】 国内外のがんの在宅療養に関わる情報の国民への提供
【ウェブサイト】 https://jhocc.jp/
【CAMPFIREクラウドファンディング】https://camp-fire.jp/projects/810017/
【お問い合わせ】https://lantern-ai.jhocc.jp/inquiry.html


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