約1000人の名医から医師を探すことができます
医師や病気・症状、ニュースなどが検索できます
難聴や耳鳴りが表れる「耳硬化症」 手術で聴力が劇的に回復
鼓膜の振動を内耳に伝えるアブミ骨が、周囲の骨に付着して動きにくくなり、音が伝わりにくくなる「耳硬化症」。思春期に発症する例が多く、…
同じ動作繰り返す「チック症」 早寝・早起き、運動で改善も
自分の意思とは無関係に、まばたきやせき払いなど同じ動作を何度も繰り返す「チック症」。子どもに多い脳の神経系疾患で、多くは成長ととも…
認知度低く、進まぬ理解―聴覚情報処理障害 聴力正常でも聞こえに難
職場で上司の指示を何度も聞き間違う、テレビの音も字幕がないと分からない、耳が悪いのかと思って耳鼻科を受診しても聴力には問題がない―…
治療法の開発進む―急性骨髄性白血病 社会復帰する患者も多く
白血病は血液のがんであり、がん化した血液が体内を巡ってさまざまな症状を引き起こす。日本では年間10万人に約6人の割合で発症する。白…
変わるアルコール依存症の治療 「減酒」で回復目指す
長い間、お酒を一切断つという「断酒」のみだったアルコール依存症の治療。近年、飲酒量を減らす「減酒」の取り組みが始まっている。201…
腎がん薬物療法が10年ぶり進歩 免疫療法薬の併用療法で
血液をろ過して尿を作る腎臓に発生する腎がん(腎細胞がん)。周囲の臓器に広がる、離れた臓器に転移するなど進行した場合、5年生存率は2…
子どもの幻聴は心が発するサイン 傾聴と見守りが自殺抑止にも
日本では、10~14歳の子どもの死因の第2位は自殺だ。自ら命を絶つ子どもの低年齢化が問題視される中、新たな自殺リスクとして「幻聴体…
発症前に嗅覚異常―パーキンソン病 早期発見・治療の一助に
パーキンソン病は、脳内の神経伝達物質を作る神経細胞の減少により、体が動かしにくくなり、震えや硬直などの運動症状が起こる難病だ。日本…
変わる多発性骨髄腫の治療 近い将来治癒も可能な段階に
「血液の製造工場」である骨髄で異常な細胞が増え、正常な血液細胞を作れなくなる多発性骨髄腫。この15年間に新薬が相次いで登場し、治療…
血栓ができやすくなる本態性血小板血症 生活習慣病の改善などで合併症予防
「本態性血小板血症(ET)」は、血液中の血小板が異常に増加する病気だ。血液が固まりやすくなるため血栓を生じやすく、脳梗塞や心筋梗塞…
治療にてこずる長引く痛み 認知行動療法が有効
痛みの原因となった外傷や病気が治った後も痛みが続くことがある。慢性の痛みの治療には、認知行動療法という選択肢がある。千葉大学医学部…
口の渇きや痛みが生じるドライマウス セルフケアとストレス軽減がカギ
唾液の分泌量が減少することで口が渇く「ドライマウス」。虫歯や歯周病のリスクが高まるほか、舌の痛みや摂食嚥下(えんげ)障害を引き起こ…
治りにくい鼻詰まり―好酸球性副鼻腔炎 嗅覚障害で日常生活に支障も
鼻汁や鼻詰まりが起きて、生活の質(QOL)を低下させる慢性副鼻腔(びくう)炎。このうち難治性のタイプが「好酸球性副鼻腔炎」で、国内…
心身の連鎖的な衰え―廃用症候群 筋力や骨の強化を
体の機能は、筋肉と関節と骨、さらには内臓と、各部が密接に関係し合っていて、使わずにいると連鎖的に衰えてくる。しかも一度衰えると、回…
離着陸時に激しい耳痛―航空性中耳炎 「耳抜き」などで予防を
飛行機の離着陸時に耳に強烈な痛みを感じる、空港に降り立っても耳が詰まった感じが治らない―。これは航空性中耳炎と呼ばれる病気で、飛行…
運動機能が低下する「がんロコモ」 骨転移の痛みなら、早めに受診を
がんの治療が進歩し、長期生存できるがん患者が増えた一方で、骨転移などによる運動機能の低下が問題となっている。日本整形外科学会では、…
病気乗り越える力引き出す がん患者対象に「レジリエンス外来」
復元力や回復力を表す「レジリエンス」という物理学の用語が心理学分野に広がり、精神医学分野でも注目されている。国立がん研究センター中…
増える子どものコンタクト使用 ルール守らずトラブルも
コンタクトレンズの普及が進み、特に中高生においては年々使用者が増えている。しかし、目にとってコンタクトレンズは異物であり、使用法を…
自宅や職場で行える腹膜透析 専門家・施設不足で普及に課題
末期の腎不全になると、血液を人工的に浄化する透析治療が必要になる。腹膜透析は、広く行われている血液透析よりも生活上の制限が少なく、…
ダイビング事故は認識不足から 事前に健康チェックを
年齢を問わず男女ともに人気があるスキューバダイビング。水中は地上とは違う環境のため、体調不良による事故を防ぐには事前の健康チェック…
男性も注意したい骨粗しょう症 生活習慣病の高齢者は高リスク
骨粗しょう症は閉経後の女性に多い病気だが、実は男性も発症する。骨粗しょう症が原因で骨折を起こす割合は女性より少ないが、骨折すると女…
暑い時期に増えるサルモネラ食中毒 日ごろの心掛けで予防可能
暑くて湿度が高い季節に多いのが食中毒だ。中でも自然界に広く分布しているサルモネラ属菌は、食中毒を起こす代表的な細菌として知られてい…
軽視できない子宮内膜症 生理痛のつらい痛み、不妊の原因にも
20~40代の女性で、月経痛がひどくなってきた、鎮痛剤を使う回数が増えた、毎月のように寝込む、という人は子宮内膜症の可能性がある。…
国内にも死亡例あり―広東住血線虫症 生野菜への付着で摂取の恐れも
2018年の秋、悪ふざけでナメクジを生食したオーストラリアの男性が、長い闘病の末に死亡したと報道された。原因はナメクジに寄生してい…
母から胎児へ感染―先天性風疹症候群 目や耳、心臓に障害
2018年から風疹の流行が続いている。その規模は、13年の大流行に次いで2番目となる。妊婦が感染すると、生まれてくる子どもが先天性…