約1000人の名医から医師を探すことができます
医師や病気・症状、ニュースなどが検索できます
血栓ができやすくなる本態性血小板血症 生活習慣病の改善などで合併症予防
「本態性血小板血症(ET)」は、血液中の血小板が異常に増加する病気だ。血液が固まりやすくなるため血栓を生じやすく、脳梗塞や心筋梗塞…
治療にてこずる長引く痛み 認知行動療法が有効
痛みの原因となった外傷や病気が治った後も痛みが続くことがある。慢性の痛みの治療には、認知行動療法という選択肢がある。千葉大学医学部…
口の渇きや痛みが生じるドライマウス セルフケアとストレス軽減がカギ
唾液の分泌量が減少することで口が渇く「ドライマウス」。虫歯や歯周病のリスクが高まるほか、舌の痛みや摂食嚥下(えんげ)障害を引き起こ…
治りにくい鼻詰まり―好酸球性副鼻腔炎 嗅覚障害で日常生活に支障も
鼻汁や鼻詰まりが起きて、生活の質(QOL)を低下させる慢性副鼻腔(びくう)炎。このうち難治性のタイプが「好酸球性副鼻腔炎」で、国内…
心身の連鎖的な衰え―廃用症候群 筋力や骨の強化を
体の機能は、筋肉と関節と骨、さらには内臓と、各部が密接に関係し合っていて、使わずにいると連鎖的に衰えてくる。しかも一度衰えると、回…
離着陸時に激しい耳痛―航空性中耳炎 「耳抜き」などで予防を
飛行機の離着陸時に耳に強烈な痛みを感じる、空港に降り立っても耳が詰まった感じが治らない―。これは航空性中耳炎と呼ばれる病気で、飛行…
運動機能が低下する「がんロコモ」 骨転移の痛みなら、早めに受診を
がんの治療が進歩し、長期生存できるがん患者が増えた一方で、骨転移などによる運動機能の低下が問題となっている。日本整形外科学会では、…
病気乗り越える力引き出す がん患者対象に「レジリエンス外来」
復元力や回復力を表す「レジリエンス」という物理学の用語が心理学分野に広がり、精神医学分野でも注目されている。国立がん研究センター中…
増える子どものコンタクト使用 ルール守らずトラブルも
コンタクトレンズの普及が進み、特に中高生においては年々使用者が増えている。しかし、目にとってコンタクトレンズは異物であり、使用法を…
自宅や職場で行える腹膜透析 専門家・施設不足で普及に課題
末期の腎不全になると、血液を人工的に浄化する透析治療が必要になる。腹膜透析は、広く行われている血液透析よりも生活上の制限が少なく、…
ダイビング事故は認識不足から 事前に健康チェックを
年齢を問わず男女ともに人気があるスキューバダイビング。水中は地上とは違う環境のため、体調不良による事故を防ぐには事前の健康チェック…
男性も注意したい骨粗しょう症 生活習慣病の高齢者は高リスク
骨粗しょう症は閉経後の女性に多い病気だが、実は男性も発症する。骨粗しょう症が原因で骨折を起こす割合は女性より少ないが、骨折すると女…
暑い時期に増えるサルモネラ食中毒 日ごろの心掛けで予防可能
暑くて湿度が高い季節に多いのが食中毒だ。中でも自然界に広く分布しているサルモネラ属菌は、食中毒を起こす代表的な細菌として知られてい…
軽視できない子宮内膜症 生理痛のつらい痛み、不妊の原因にも
20~40代の女性で、月経痛がひどくなってきた、鎮痛剤を使う回数が増えた、毎月のように寝込む、という人は子宮内膜症の可能性がある。…
国内にも死亡例あり―広東住血線虫症 生野菜への付着で摂取の恐れも
2018年の秋、悪ふざけでナメクジを生食したオーストラリアの男性が、長い闘病の末に死亡したと報道された。原因はナメクジに寄生してい…
母から胎児へ感染―先天性風疹症候群 目や耳、心臓に障害
2018年から風疹の流行が続いている。その規模は、13年の大流行に次いで2番目となる。妊婦が感染すると、生まれてくる子どもが先天性…
高齢者に多い不整脈―心房細動 「フレイル」の改善で適切な治療を
心房細動は高齢者に多い不整脈の一種。心臓内で血液の流れがよどんで血の塊(血栓)ができやすくなり、血栓が脳に運ばれて血管に詰まると脳…
加齢による声の老化 声帯の筋肉を鍛えて予防
加齢により手足の筋力が弱くなるように、声を出す時に使う声帯の筋肉も衰える。高齢者で声がかすれる、出にくいなどの異常がある場合、声の…
げっぷやおならの多さに苦しむ 空気のみ込む「かみしめ・呑気症候群」
げっぷがしょっちゅう出る、おなかが張って苦しい、胃がむかつくなどの症状に悩んで受診しても、特に異常は見られない。こうした症状がある…
気になるまぶたのけいれん―眼瞼ミオキミア 自己診断は禁物
眼瞼(がんけん)ミオキミアは、まぶたが突然ピクピクとけいれんする病気で、日本語では眼輪筋波動症とも呼ばれている。大半が一時的なもの…
がん手術後に出現するむくみ―リンパ浮腫 発症や進行を防ぐポイントは
がんの手術で腫瘍の周囲にあるリンパ節を切除したり、放射線治療を受けたりすると、手や腕、脚などにむくみが生じることがある。これを「リ…
高温多湿の家屋で過敏性肺炎 せきや発熱の原因はカビ
過敏性肺炎はアレルギーの原因物質を吸い込むことで起こる病気で、そのうち最も多いのが高温多湿の屋内で症状が出る「夏型過敏性肺炎」だ。…
全身のホルモン分泌に影響 視覚障害の原因にも―下垂体腺腫
下垂体とは、脳の底部にぶら下がっているサクランボのような器官で、全身のホルモン分泌をつかさどっている。下垂体腺腫とは下垂体にできる…
重症化すると突然死の危険も 早期発見が鍵―大動脈弁狭窄症
高齢化を背景に大動脈弁狭窄(きょうさく)症の患者が増えている。加齢に伴い心臓の弁が開きにくくなり、血流が妨げられる病気だ。軽度のう…
女性に多い下肢静脈瘤 レーザー治療で負担少なく
脚の静脈に血液がたまり、血管が蛇行したり、こぶのように膨らんだりする「下肢静脈瘤(りゅう)」。決して珍しい病気ではなく、国内患者数…