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「医」の最前線・企画の狙い
▼連載の趣旨 新型コロナウイルスの流行を契機に、感染症のへの関心が高まっています。20世紀には抗菌薬やワクチンが開発され、感染症は人類の健康上の脅威ではなくなると考えられていましたが、21世紀になっても感染症は世界各地で…
2011年の東日本大震災では、死者・行方不明者1万8000人以上という甚大な人的被害を出した。日本法医学会は発生直後に対策本部を設置し、初めて組織的に被災地に医師を派遣。災害時の死体検案業務を行った。派遣は発生翌日…
2019年12月に中国で発生した新型コロナウイルスの流行は、瞬く間に世界中に拡大しました。約1年の間に感染者数6000万人、死亡者数140万人という大きな被害をもたらしています(2020年12月1日)。このように世界的な流行をおこし…
近年の機械学習、特に深層学習技術の高度発展に伴い、あらゆる領域における人工知能(AI)技術の適用と深化が進むが、これは医療分野も例外ではない。医療におけるAI(医療AI)は、現代麻酔法の確立や抗生物質の発見、ヒトゲノムの…
現在の日本の医療制度では、医師免許を取得し2年間の臨床研修を受ければ、専門や経験がなくても開業し法令上に認められた全ての診療科を自由に標榜することができる「自由標榜制」が採られている。例えば、専門分野を学んでいない医…
新型コロナウイルス感染症により、日本の医療現場が抱えるさまざまな課題が浮き彫りになった。その一つが、地域の医療機関が役割分担しながら適切な診療を患者に提供するための地域医療連携だ。コロナの重症化リスクがあるとされた糖…
◇体験して初めて分かる、治療のつらさ 乳がんに関する情報はあふれている。しかも、私はその道の第一人者への取材活動を通じて、基本的な知識は持っているつもりだった。そんな恵まれた情報環境にありながら、いざ自分が乳がんに…
抗がん剤治療による脱毛を防ぐ方法があることをご存じだろうか?2019年3月に厚生労働省が薬事承認した後、2021年版の「がん治療におけるアピアランスケアガイドライン」でも推奨され、科学的根拠のある治療法として注目されている…
世の中には、原因不明で治療方法がない難病や希少疾病(日本では患者数5万人未満)と呼ばれる病気があり、現在、国内で難病医療費等助成の対象となる指定難病数は333に上る。その中には「パーキンソン病」や「潰瘍性大腸炎」など、有…
新型コロナウイルスに関しては、メディアで大きく報道されているが、その中には誤った情報も少なくない。特に、治療方法やワクチンに関しては読者の関心も非常に高いが、メディアの中には私のような専門家からすると、首をかしげざる…
がんや難病などの疾患とどのように向き合い、生活していけばよいのか-。多くの患者やその家族にとって、医師や看護師から受ける説明で治療や生活上の不安が全て払しょくされるわけではない。悩みや懸念の解消に向けた交流、相互支援…
緩和ケアと聞くと、末期のがん患者を対象につらい症状を和らげることをイメージする人が多いと思います。しかし、つらさには身体的な痛みだけでなく、精神的・社会的・スピリチュアルな側面もあります。これらが互いに絡み合っている…
高知大学医学部家庭医療学講座(阿波谷俊英教授)は、学問や知識ではなく、肌で感じながら地域医療を学ぶ「家庭医道場」を2007年から年2回主催している。この道場を目的に入学を希望する学生もいるという人気で、阿波谷教授は「…
1日1700人の外来患者が訪れ、三浦半島で中核病院の役割を担う「横須賀共済病院」は、カルテの音声入力などに人工知能(AI)を活用した病院業務の効率化を進めている。救急を全て受け入れるなど多忙を極める医療現場の負担を減…
東大病院で34年間、放射線治療や緩和ケアの診療に携わってきたがん専門医の中川恵一准教授は、文部科学省の「がん教育」の在り方に関する検討会委員などの公職も務めてきました。その中川准教授が自身で膀胱(ぼうこう)のエコー検…
熊本総合病院は1948年に病床数100床の健康保険八代総合病院として開設。2000年には14診療科、344病床にまで拡大した。その後、経営が悪化して次々に医師が辞め、患者数は減少の一途をたどり、熊本県内のつぶれる病院…