大関覚 医師 (おおぜきさとる)

獨協医科大学 越谷病院

埼玉県越谷市南越谷2-1-50

  • 整形外科
  • 主任教授

整形外科 外科

専門

関節外科(足の外科、小児整形外科、変形矯正、機能再建手術)

大関覚

膝や股関節、足関節の人工関節手術、肩、膝、足関節の関節鏡視下手術、足関節や膝の靱帯再建術、創外固定器による四肢の変形矯正、外反母趾などの足の外科、マイクロサージャリーを応用した組織移植を積極的に行う。現職においては「基礎研究を臨床に応用し、世界に学び、より良い治療を独自に開発し、広く安全に普及させること」を重要な責務ととらえる。同時に、高い総合力と専門知識をもった医師を育て「治療方法がない」と諦めてしまう人をなくすことを目的としている。

診療内容

診察の際は、あらかじめ医療連携室に初診予約をとると、円滑に診察が受けられる。
まずは問診・視診・触診により、外反母趾の重症度をチェックし、職業や生活スタイルから治療のゴールを設定する。母趾MTP関節の拘縮程度と、第2趾MTP関節の不安定性は、手術を必要とするか診断する上で重視しているポイントである。
「足に合う靴を履いたうえで、保存的治療」が大関医師の基本的なスタンス。変形の程度にかかわらず、中足骨を足底から押し上げるメタタルザールパッドを使用すると、痛みは劇的に軽減する。「母趾を内側にストレッチして、MTP関節の拘縮を軽減する」「足趾を広げるパーを練習して母趾外転筋を鍛える」などの体操は、症状の改善に有益である。
外反母趾角が40゜を越えるような重度変形では、第2趾MTP関節の不安定性が起こりやすく、手術的治療が必要になる。第2中足骨角の有痛性胼胝や、第2趾のかぎ爪変形、第2趾MTP関節の脱臼は、急激な変形進行の危険サインである。
外反母趾の手術法には、第一中足骨の遠位、中央、近位の骨切り術に軟部組織解離術を行うさまざまな手術法が行われているが、重度変形を中心に手術しているため、矯正力の大きい近位骨切り術を選択している。
手術は腰椎麻酔下に、1時間以内で終わり、翌日から松葉づえを使ったかかと歩行が可能。1週間の入院と約4週間の安静が必要で、従来の靴が履けるようになるのには6週間ほどかかる。なお、大学病院での手術は、難治症例と教育的症例に限られるため、半数以上の手術は関連病院の流山中央病院(千葉県流山市)で行われている。

医師プロフィール

1981年 北海道大学医学部 卒業
1990年 北海道大学医学部助手
1993年 獨協医科大学越谷病院整形外科講師
2003年 獨協医科大学越谷病院整形外科助教授
2007年 獨協医科大学越谷病院整形外科主任教授