佐本憲宏 医師 (さもとのりひろ)

国保中央病院

奈良県磯城郡田原本町宮古404-1

  • 整形外科
  • 院長

整形外科 外科

専門

足の外科(外反母趾など)、スポーツ整形外科、関節外科

佐本憲宏

佐本憲宏医師は、足の外科、中でも外反母趾の治療に定評がある。外科手術の中でも難易度の高い外反母趾手術で論文や国内外の学術集会での発表や手術などの実績をもつ。術後はオーダーメイドの整形靴や靴底に入れて足のアーチをサポートする足底板などの指導が重要となるが、奈良病院ではリハビリテーション科部長も務め、術後に装着する簡易装具の開発に携わるなどアフターケアについても詳しい。一方、変形と症状の軽い患者に対しては、治療の原則は保存療法にあるとし、靴選びや装具療法、運動療法について、丁寧に指導している。

診療を受けるには

佐本医師の診療は、月曜・水曜の第一診。診察受付時間:平日8:30~11:00。医療機関からの紹介状(診療情報提供書)が必要。紹介状がなくても受診可能だが、初診時保険外併用療養費として診療費とは別に実費負担が必要となる。

医師プロフィール

1989年3月 奈良県立医科大学 卒業
1989年4月 奈良県立医科大学整形外科入局、同附属病院整形外科勤務
1990年7月 東大寺整肢園(現東大寺福祉療育病院)整形外科
1992年4月 三重県厚生連松阪中央病院 整形外科
1995年1月 米国留学 Roger A. Mann(足、外反母趾の専門家)に師事 Mayo Clinicにも2か月滞在。
1995年7月 三重県厚生連松阪中央病院 整形外科
2000年1月 東大阪市立総合病院 整形外科医長
2002年7月 奈良県立奈良病院 整形外科医長
2006年7月 奈良県立奈良病院 整形外科部長 
2011年4月 奈良県立医科大学 臨床教授
2017年1月 市立東大阪医療センター副院長
2020年1月 国保中央病院 副院長
2022年4月 国保中央病院 院長

所属学会

医学博士、日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会スポーツ専門医、日本整形外科学会脊椎脊髄病医、日本整形外科学会運動器リハビリテーション医、日本体育協会 公認スポーツドクター、日本足の外科学会評議員、日本靴医学会評議員、中部整形外科災害外科学会評議員、日本体育協会スポーツ指導者、全日本剣道連盟社会体育指導員(上級)

主な著書

『外反母趾の治療 最前線 』(2016年 全日本病院出版会)Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス)
『外反母趾に対する新しい手術療法;回旋差し込み中足骨骨切り術 』(2016年 全日本病院出版会)Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス)29巻4号
『アトラス骨・関節画像診断 2.関節-下肢-』(2010年 中外医学社)
『【足部疾患のリハビリテーション】外反母趾の病態と保存的治療 MEDICAL REHABILITATION』(全日本病院出版会)
『【前足部変形の治療】 外反母趾に対する運動療法 Orthopaedics』(全日本病院出版会)
『別冊整形外科 Computed tomography(CT)を用いた外反母趾手術における種子骨複合体の評価』(南江堂)
『関節外科 強剛母趾の病態と治療』(メジカルビュー社)
その他
(更新日:2023年11月22日)

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