町田英一 医師 (まちだえいいち)

高田馬場病院

東京都豊島区高田3-8-9

  • 整形外科
  • 医師

整形外科 外科

専門

爪矯正(巻き爪、陥入爪)、外反母趾

町田英一

町田英一医師は、巻き爪、陥入爪、外反母趾などの足の治療におけるエキスパート。イギリスのロンドン病院、スウェーデンの大学で生体工学を研究、ドイツやアメリカにも研究のためにしばしば訪れ、1996年から、整形外科の知識に基づいてつくられた靴、オートペディシューを日本に広めるため靴の専門家を招き、足にトラブルがある患者に最適な靴を紹介している。また、軽度の巻き爪の治療のためにマチワイアを考案。手術なしでの治療を可能にした。現在、高田馬場病院のほか、複数のクリニック、病院で診療を行っている。

診療内容

巻き爪、陥入爪、外反母趾に悩む人は年々増えている。診療日には午前中だけでも50人以上の患者が訪れ、待ち時間が4~5時間になることも。
「靴を履く風習がなかった日本では足や靴の知識が広まっていない。今、日本人には、陥入爪や巻き爪、ハンマートウ、外反母趾など、さまざまな足の障害を訴える人が急増しているが、これら足の不調のほとんどが合わない靴を履くことによるものである。靴によって、引き起こされる障害の多くは、その原因を直接目で見ることができない骨や筋肉にあるため、放置されることも少なくない。靴のファッション性のみを重視して、靴が本来持っている足を保護する役目や、足の機能を高める役目がおろそかにされてしまうと、足を守る道具で足を痛めるという、理屈に合わないことが起こってしまう。日本人が靴に対して、新しい見方、とらえ方ができるよう、指導していくことが、診療の大きな目的である」(町田医師)
病院に行くほどでもない、もしくは病院に行っても解決しない足のトラブルの多くは、靴の調整によって救われるという。
足のトラブルの代表的なものといえば外反母趾。外反母趾は足の親指の付け根が内側に飛び出し、親指が小指側に曲がっていく病気である。多くの場合、外反母趾で足が痛くなった場合、手術しか方法がないと考えがちだが、町田医師の場合、アインラーゲンで靴の調整を行うことにより。かつて手術の対象だった患者も手術しなくてすむようになった。現在、町田医師のもとに訪れる月に200人ほどの患者のうち、手術するのは2名ほどなのだという。
合わない靴を履いていると、足の変形は爪にも及ぶ。代表的なものが巻き爪や陥入爪(かんにゅうそう)。これまで、重症になってしまった巻き爪や陥入爪の効果的な治療法がなかったため、もっと効果的に巻き爪や陥入爪を治す矯正器具を作れないかと、試行錯誤、研究を重ね、形状記憶合金で弾力のある針金、マチワイヤを考案した。この治療法は、伸びた爪の両脇の裏側に2カ所の穴を開け、1本のマチワイヤを通して医療用の瞬間接着剤で固定するだけの簡単なもの。施術は5分ほどで終わり、痛みはほとんどないという。爪の伸び具合によるが、1~2カ月に一度入れ替える。痛みが消えて、爪の形状が改善すれば治療は終了となる。マチワイヤを使った治療を行っている施設は全国で約1000件。爪矯正具の製造、販売会社多摩メディカルのサイトでマチワイヤを使って診療を行っている施設を紹介している。

医師プロフィール

1972年 私立麻布学園高校卒業
1979年 日本大学医学部卒業 医師免許取得 日大板橋病院足の外科外来担当開始
1983年 日本大学大学院卒業 整形外科学専攻 医学博士
博士論文は「CTによる前足部の三次元形態の研究」: 外反母趾や扁平足などの足の立体的な形態に関する研究
1987年 スウェーデン・ウメオ大学 留学
労働衛生研究所 にてBengt Jonssonに師事し、生体工学の研究、「機械的振動の人体に対する影響」の研究を行った。
1988年 英国ロンドン大学 留学
ロイヤル・ロンドン病院、リウマチ・ユニットにてMr.M.A.R.Freemanに師事し、人工膝関節・人工股関節の研究を行った。
1993年 日本大学医学部 整形外科講師
1994年 東京都あきる野市・公立阿伎留病院 整形外科部長
1995年 日本大学医学部整形外科兼任講師、高田馬場病院勤務、現在に至る