生駒和也 医師 (いこまかずや)

京都府立医科大学附属病院

京都府京都市上京区河原町通広小路上ル梶井町465

  • 整形外科
  • 講師

整形外科 外科

専門

外反母趾 、足の外科、関節外科

生駒和也

日本足の外科学会に所属する足の外科の専門医。週1回、足・足関節の専門外来を担当し、外反母趾、変形性足関節症、足関節外側靭帯損傷を中心に診療している。外反母趾や扁平足に対しては適切な靴の指導と足底挿板などの装具治療に加え、体操療法を行っている。その上で症状が改善されない場合には手術を行う。また、スポーツ障害や変形性足関節症に対しては、関節鏡を用いた低侵襲手術を行っている。患者が身体を動かす喜びを取り戻せるよう、日々熱心に診療にあたっている。

診療内容

年間約700件の手術を行う同科では、股・膝・足・肩・肘などの関節疾患、脊椎脊髄疾患、手・末梢神経外科・、関節リウマチ、骨粗鬆症、骨軟部腫瘍、小児整形、骨折、スポーツ整形など、多岐にわたる運動器疾患を総合的に診療している。近年は加齢に伴う疾患や幅広い年代層にわたるスポーツ障害も増加しているが、どのような疾患に対しても患者の意思を尊重した医療を心がけている。また、専門外来を設け、股関節、膝関節、肩関節、足・足関節、脊椎・脊髄、手・末梢神経、リウマチ、 骨・軟部腫瘍、小児整形外科、スポーツ、骨粗鬆症の各スペシャリストが最先端の治療を提供している。関節リウマチや骨粗鬆症などの疾患では他科と密接に連携をとり、各手術を行った後にはリハビリテーション部と協力して回復をサポートする。また、地域の診療所・病院との広いつながりを重視し、患者にとってあらゆる面から最善の医療を提供するよう努めている。
そんな同科の中でも、近年、生活様式の欧米化やスポーツの普及に伴い増えているのが足に悩みを抱える患者だ。生駒医師が担当する足・足関節クリニックでは、足首と足の外傷・障害を診療している。
診療している主な疾患は、足関節靱帯損傷、アキレス腱断裂、腓骨筋腱脱臼、骨軟骨骨折などの外傷、足根骨癒合症、短趾症などの先天的疾患、外反母趾、扁平足、後脛骨筋不全症などの後天的疾患など。また、神経由来の麻痺性足部変形やモルトン病に加え、リウマチなど全身的疾患に続発する足の変形も診療し、病状に応じた適切な治療を提供している。
足の親指が「く」の字に変形し、足の付け根の骨が出っ張る外反母趾では、初めは出っ張った部分が赤く腫れ、靴を履くと傷むが、重症になると痛みは減り、親指に力が入らなくなって歩きにくくなる。また、足の裏にたこができたり、指の付け根の関節が脱臼したりする。治療は適切な靴の指導と足底挿板などの装具治療に加え、体操療法を行う。それでも症状が改善しない場合には手術を行う。手術をすることで足の形だけでなく、足の裏のたこも改善する。
外反母趾は扁平足を合併する場合も多い。足の裏にある土ふまずが低くなり、足の裏が平らになる扁平足では、歩くスピードが落ちるほか、片足で立つことが困難になり、転びやすくなる。さらに、足のアーチを保持している腱に炎症や損傷が生じ、足首の痛みや歩行障害が生じることもある。扁平足は装具治療で症状が改善することも多いが、重症例では骨の形成を行って扁平足を改善する。
ねんざ後に足首のぐらつきや痛みが続く陳旧性足関節靱帯損傷には装具治療を行い、改善しない場合は断裂した靭帯を再建する手術をする。また、アキレス腱断裂では、早期のスポーツ復帰や社会復帰をめざして、ギプス固定期間を短くして早くから足首を動かし、体重をかけて歩きながら治療する早期運動療法を導入している。

医師プロフィール

1996年3月 京都府立医科大学 卒業
1998年4月 京都府立医科大学大学院入学
2002年3月 同 修了
2002年4月 京都府立医科大学整形外科 修練医
2004年1月 松下記念病院整形外科 主任
2005年2月 西陣病院整形外科 医長
2007年1-12月 米国メイヨークリニック留学 Research Fellow
2008年4月 京都府立医科大学整形外科 助教
2009年7月 京都府立医科大学整形外科 学内講師