河野敏朗 医師 (かわのとしろう)

西横浜国際総合病院

神奈川県横浜市戸塚区汲沢町56

  • 耳鼻咽喉科
  • 部長 突発性難聴センター長
  • 横浜市立大学 客員准教授

耳鼻咽喉科

専門

突発性難聴、副鼻腔疾患、アレルギー疾患

河野敏朗

ある日突然の難聴に襲われる突発性難聴。40~50代の中高年で発症することが多いが、今も原因は不明とされている。河野敏朗医師は、突発性難聴の中でも重症度の高い症例への2者併用療法、および3者併用療法を行い、良好な治療成績をおさめている。2者併用療法とは、ステロイド剤を点滴で投与する「全身ステロイド療法」、気圧を上げたカプセル内で内耳の循環を改善させる「高気圧酸素療法」のこと、3者併用療法はそれに鼓室から内耳へ注射でステロイド剤を投与する「鼓室内ステロイド療法」を加えた治療を指す。「突発性難聴の重症度は4段階に分けられています。グレードⅠ・Ⅱで重症度の低い初診患者に対しては、内耳の炎症を抑制するステロイド剤、内耳の血流を良くする血流改善薬、そしてビタミン剤(ビタミンB12)などの内服薬による治療を行います。重症度が上がってくると、2者併用療法、および3者併用療法を検討します」(河野医師)

診療を受けるには

外来診療の予約は行っていない。初診の場合は初診受付に保険証と、紹介状がある場合は紹介状も持参すること。

医師プロフィール

1993年 徳島大学医学部医学科卒業
1993年 横浜市立大学医学部附属病院(現・横浜市立大学附属病院)
1997年 横浜船員保険病院(現・横浜保土ヶ谷中央病院)
1998年 横浜市立大学医学部附属浦舟病院(現・横浜市立大学附属市民総合医療センター)
2000年 神奈川県立がんセンター
2003年 平塚共済病院
2005年 横浜市立大学附属市民総合医療センター
2009年より現職
横浜市立大学客員准教授も兼任する

所属学会

医学博士、日本耳鼻咽喉科学会専門医・指導医、日本アレルギー学会専門医、補聴器相談医
音声言語機能判定医、日本医師会認定産業医
(更新日:2024年12月18日)