土井勝美 医師 (どいかつみ)

近畿大学医学部附属病院

大阪府大阪狭山市大野東377-2

  • 耳科・神経耳科外来
  • 診療部長、教授

耳鼻咽喉科 頭頸部外科 神経内科

専門

耳科、神経耳科(めまい・平衡障害)

土井勝美

土井勝美医師は、耳科手術、めまい・平衡医学のスペシャリストとして治療・研究に携わる。また、厚生労働省前庭機能異常調査研究班にも参加。これまでに、多数の難聴・めまい症例の外科治療のほか、遺伝性難聴・メニエール病の遺伝子解析など、多くの臨床研究も実施してきた。「人工内耳・人工中耳 の導入、 ロボット手術の開発、再生医療・遺伝子医療との融合などを図りながら、感覚器医療における EBM の確立、耳鼻咽喉科・頭頸部外科診療でのガイドラインの作成を目指したい」と土井医師は話している。

診療内容

同科の特徴としては、1)最先端で高度な感覚器医療(人工内耳医療、人工中耳医療、遺伝子医療)の提供、2)内視鏡手術、ナビゲーション手術、ロボット手術の導入、3)頭頸部がん専門医とがん治療専門医による集学的治療の推進の3点が挙げられる。
各疾患の診断と治療について…めまい疾患の診断と治療:メニエール病に対して内科治療と内リンパ嚢開放術・前庭神経切断術、良性発作性頭位めまい症には浮遊耳石置換法、さらにめまいのリハビリテーション、聴神経腫瘍に対する外科治療なども行っている。
伝音難聴の診断と治療:慢性中耳炎・真珠腫性中耳炎に対して鼓室形成術、耳硬化症・中耳奇形にはアブミ骨手術、難治性伝音難聴には人工中耳手術、中耳腫瘍には側頭骨外科手術を実施。
感音難聴の診断と治療:先天聾・高度感音難聴に対して人工内耳手術、突発性難聴に対してステロイド治療、遺伝性難聴の遺伝子診断、感音難聴には補聴器適合検査を実施。また、聴覚・言語障害のリハビリテーションも行っている。なお、同科の高度感音難聴に対する人工内耳手術は国内有数の症例数を誇る。
顔面面神経麻痺の診断と治療:ベル麻痺・ハント症候群に対して、内科治療と顔面神経減荷術を施行している。また、同科では、遺伝性難聴、メニエール病の遺伝子診断、小児人工内耳医療におけるEBMの確立、感音難聴に対する遺伝子治療・再生治療の開発、難聴・めまい疾患の診療ガイドラインの確立などを目的とした研究も行っている。

医師プロフィール

1981年 山口大学医学部 卒業
1990年 大阪大学大学院医学研究科修了
1990年 米国国立予防衛生研究所客員研究員(NIH、NIDCD)
1992年 大阪大学医学部助手 (耳鼻咽喉科学講座)
1995年 大阪大学医学部講師(耳鼻咽喉科学講座)
2000年 大阪大学大学院医学系研究科准教授、副科長 (感覚器外科学耳鼻咽喉科学講座)
2005年 大阪大学大学院医学研究科病院教授(脳神経感覚器外科学耳鼻咽喉科学講座)
2010年 近畿大学医学部主任教授(耳鼻咽喉科学講座)