萌出時期の異常

■早期萌出
 歯のできる時期と生える時期にはおおよそのめやすがありますが、これよりも異常に早く生えた場合をいいます。

 通常特に障害はありませんが、生まれつき、あるいは生後1~2カ月で下あごの前歯が生えると、舌の裏側に潰瘍をつくったり(リガ・フェーデ病)、母親の乳くびを傷つけたりします。歯の先端を削って丸めるか、抜歯をします。

■晩期萌出
 歯の生える時期が異常におそいものをいいます。ただし、はじめから歯の原基(歯胚〈しはい〉)がない場合(無歯症)や、骨の中に埋もれたまま(埋伏歯〈まいふくし〉)のこともあります。少数の歯にこのような異常が起こる場合はあまり障害がありません。
 しかし、多数の歯に起こる場合はホルモンやビタミンなどの栄養障害、遺伝性、全身性の病気の一つの症状であることがあります。
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